そろそろ年末整備期間。で、今年はフロントフォークオイルやろうか...メモみたら2014年9月以来、8年交換してなかった。
←以前の油量調整時Webメモ見て2015年にかけて弄ってる数字確認、前回はATF(TOYOTA DIII)276(~278)ccだった。
マニュアル規定は、 268cc+/-2.5cc(ATF)
夜帰宅、
⇒翌日走行前エアバルブ穴(idφ4~5mm?)から注射器+長針(40mm以上)でオイル充填。
オイルは今手持ち10W粘度品辺り+AZ-CKM002(2~3割)+モリドライブパワーミルク(MoS代用)とか」で以前より若干緩め、7~8W見当。ホームセンター行って農薬用のデカイ注射器と針(てか注入チューブ)、ヨサゲ探し見て来ますか。
←ずっと引っ張ってるフロントタイヤも既にスリック状態、気にしてたが交換作業するには寒い季節になってしまった。
Chapter 2 .
密閉用シリンジチップキャップ ....要ラナイかなぁ、接着剤用には良いかも
Chapter 4 .
前回、リアタイヤ交換時に、減ったブレーキシューにシム板を追加して再使用
やら検討したが結局、その時は新品ブレーキシュー投入してしまったので実施しなかった。年末にフロント回り整備する心持ちになって来たんで、ブレーキ関係も部品検討。
(ブレーキシューMOD、以前のターン)
https://rkphs.blogspot.com/2015/03/blog-post.html
---
新規にフロントブレーキドラム用に、ベスラVN-140Sブレーキシューを調達、フロントブレーキドラム現物の「向き」に合せて排水溝入れ。
右の2個は、後輪で使用したVB-140NSQ(XL250S用メーカー溝入れ)。溝の向きが逆。
で、問題発見。VB-140Sの新品は、使用済み中古で0.5~0.6mm減ってるシューと同じ嵩だった。つまり現在の「減った」ドラムに使うと「中古のVB-140NSQ」よりもストロークが足りなくなる可能性、別クチでやってるブレーキシューMODを新品VB-140Sシューでもテスト、やってみる事に。
2022-12、ブレーキシューMOD
https://rkphs.blogspot.com/2022/12/tlr250r.html
Chapter 5.
Chapter 6 .
12/11、まずはフロントフォークオイル交換とアクセルとフロントブレーキワイヤーに注油、1日1晩区切り作業辺りからやりますか...寒いけど。...気温14℃少々高め予報の日、昼間早め用足し切り上げ、フロントフォークオイル抜き取りから。
←ボトムケースのドレン外し、エアバルブ取っても何故か油が全く出て来ない...誤算?よもや油が無くなってた?
←エアバルブからハンドポンプで加圧してみた....ドロスか何か溜まってたらしく、1.5~2Kgぐらい加圧したら一気にに噴出、ホッとした。上からラスペネをチョイ噴き込んで予定通り1晩放置に。スゲー真っ黒、8年約1万キロは不味かったかも、...2~3年間隔交換ぐらいが限度かもな。
Chapter 7 .
1晩放置、翌日早目算段、計量~フロントフォーク再注油。
←左右見た目同量の排油が出た。
ドレン閉じ。
←廃油計量。
左右共265~270cc程度+ドロス2~3cc、計約267~273cc、8年間で減っても5~8cc減程度で殆ど増減は無かったみたい。
600cc弱の廃油、中途半端な量で処理に困る。次のエンジンオイル交換の時にでも一気処分見込みに。
←問題のドロス
何でこんなに量があるんだか?
←「泥」と云うより「黒蜜ゼリー」みたいなプヨプヨな奴だった。前回使用したトヨタDIII-ATFに含まれていたポリマー分が分離して固まった奴みたい。加圧でドレンが抜けなかったらヤバイ状態だった事になるな。年月が不味かったか...とりあえずトヨタDIII-ATFを流用で使うのは止めよう。この現象はクルマのATでも起こるのかも。
---
ダンパーオイル再注入
市販フォークオイル10W 8割
AZ-CKM002 (VG46?) 2割
ZDDP(Red Line)約20cc+有機モリブデンオイル約20cc
←100cc注射筒+#14針(内径φ1.4mm)
←フロントフォーク上部エアバルブ孔から注入。
日没、みるみる気温低下で油も硬くなり、メチャ大変になった。やっぱ予加熱しとけば良かった.....ルアーロックタイプの針が圧力で外れない計量注射筒を用意しといて正解だった。冬季は油が硬いんで回数多いがもっと細い50ccタイプ注射筒で片側6回分け作業の方がチカラが少なくて良いかも...。余った油(~100cc以下ぐらい)は、エンジンオイル行き。
プリロード大でトップキャップが気楽に外せない」とかエアバルブ孔の小っさい所から注油しなきゃいけないとか無ければ簡単秒殺だったなんだが、ま、今回これで簡単非分解でフォークオイル交換手順「確立」したんで、2~3年でマメに交換する様に「努力」しますか...
....デカイ注射器持って青空整備、通行人共が皆ガン見だったよ。
早速通常稼働・市街チョイノリ用足し再開。市街走行の分、以前と違いや違和感は無く、前後軸バランスは問題無さそう。あとは気温の高い日にでも丘逝きテストかな。今回のオイルも前回のATF同様ゼリー状に固まる恐れ、そもそも前回のゼリー残渣が残ってしまってる可能性もあるんで、次回は早目交換か分解整備が必要かも。
---
作業後反省...
100cc注射筒で冬季に10W粘度程度のオイル、吸引の方は理論的には大気圧約1Kg/cm-sq(φ20mm注射筒で約3Kgf程度、φ30mm注射筒で約7Kgf程度)以上にはならないからナントカだったが、「注入」の方は結構な力が必要で難儀したんで、百均ホムセンとか往って対策治具考える...
⇒手元に幾つも転がってる、コーキングガンにセット出来る「丸板枠」を、家具用足板やゴムで作る事に。...てっ云っても、次回使うのは2~3年先か...
コーキングガンセットサイズ、φ50mm
プッシュプレート、φ38.5mm
現100cc注射筒、φ35mm
100cc注射筒先端ロック部、φ9.8mm
100cc注射筒プッシュ部、φ38.5mm
---
来週は寒波とやら。風も出て急に気温低下予報...しかしあとフロントタイヤの交換やリアサスリンクのグリスアップも追々やらなきゃいけない...
Chapter 8 .
次...
新年はフロントにマトモなタイヤで迎えたい...2週間飛ばした後、天気予報で無風状態で気温12℃予想になった日、リモコン温度計で軒先が+10℃越えそうな13時過ぎ狙い、気合い入れて交換作業入り。昨日12/24、隣の埼玉県に降雪予報、ここももしかすると近日初降雪になるかも知れないんで、その前には交換完了しないとマズい。
←ナアナアで約1年強も引っ張り、交換先延ばししてたんで、フロントタイヤがスリック状態w
右の交換用もヤフオク中古(石橋TRAIL WING TW23)、かなり前、2014年頃にヤフオクでTLR250R解体品買って、少しづつ塗装やらベアリング交換して準備した。只コレも恐らく30年以上は前のシロモノ、更に劣化が進まない様にクリアラッカー噴いて保管してたんでテカってる(少し走行すれば剥がれる筈)。
左の「使用済」も日没までには清掃してレノバスプレーで再塗装(清掃~後日、超耐候一液ウレタン上塗り)スタンバイへ。次回(2026頃?)にはIRCツーリスト新品とか奢って再使用予定。
(Fホイール+チューブ+タイヤ(山無し)一式、約6.3Kg)
←新品VB140Sブレーキシューに、フロントドラムに合せた排水溝をサンダーで掘り、ブレーキ鳴き対策で乾式タイプ金型気化防錆剤を噴き付けと、溝1本にアンチシーズ(ASC-1)塗り込み。
フロントブレーキシュー周り実車寸法確認、加工品のテストも兼ね試行錯誤。
https://rkphs.blogspot.com/2022/12/tlr250r.html
←今回、去年作ったグリス注入孔付き中空ブレーキカム(TLM200R用)組込。リーディング、トレーリデイングに動作差付きタイプ。
ブレーキカムの「角」側を上側リーディングシューに当たる様にセットすると、ポンチ目は上下逆になった。ケーブル緩み側で、現状1ノッチずらして組み立て。
←日没(16時過ぎ)までにナントカ組み立て完了。
ブレーキのアタリが付いて効く様になるのに数日掛かると思うが早速、用足し近所走行。古いとは言え「ほぼ新品タイヤ」、直進性が段違いに向上、乗り味ステアリング激変、クイックな反応で最初の2Kmぐらいは違和感を感じる位いに戸惑ったよ。しかしマトモな状態にはなった筈。
(ブレーキの効きアタリ付けは12/31、約4日使用位いでマアマア効く様に)
---
ツイデ、去年加工して1年半、無事経過したプラグ(BOR14LGS改)も久々外して点検。日没し掛かってて気温が急低下なんで急いでやが。
https://rkphs.blogspot.com/2021/02/ngkdenso.html
←予想より燃料が薄い気配。プラグ自体はまだまだ使えそう。
加工してた抵抗体は(製作時)約2KΩ(@25℃)⇒3.2KΩ@10℃に劣化?だった。(~2024年頃には要交換?)
ネジ山に油っ気が無く、エンジン本体や、バルブステムシール、クランクケース排気弁やなんかも問題無さそう。
←碍子部
アンチシーズ(ASC-1)塗って車体戻し。
プラグ確認~燃料を濃く調整
←冬季にも合せ、改造キャブも調整、
MA#1/8回転締め込み
SA#1/8回転締め込み
冬季寒いがエンジン過熱も精々110℃台で気にせずトルクも出るってのが良い。
https://rkphs.blogspot.com/2014/11/blog-post_30.html
↑スロットルスクリューは、アベ精工のTLR200用(7075製)、今季ゲット。
http://www.abe-seikou.jp/newpage5.html
---
今日はほぼ真っ暗になる17時までにナントカ終了。
Chapter 9 .
今回はフロントホイールセット「丸ごと」交換したんで、右側カラー部分に挿入していた軸幅調整シムも再調整。
---
フロント軸間、12/25・1回目測定分
(ベアリング交換品(30mm幅ブレーキシュー改造済で))
車軸上フロントフォーク間隔実測 116.6mm
ブレーキパネル軸心長、28mm
フロントホイール軸心幅(ベアリング部)+右カラー(22mm)、L:86.95mm
右カラーSIM、t1.5mm
⇒合計、86.95+28+1.5=116.45mm
(右カラー側旧ホイル用元シムはt1.5mm、なので、0.15mm不足?)
---
(~ナラシ走行~(2022-12/29)、10Km程度走行、2回目測定)
(交換後の新規組み立てホイール)
車軸上フロントフォーク間隔実測 115.5~115.6mm
フロントホイール軸心幅(ベアリング部)+右カラー(22mm)、L:86.8mm
(左)ブレーキパネル軸心長(30mmシュー用調整シムt1.5mm込)、L:28.0mm
⇒合計、86.8+28.0=114.8mm (現状0.8mm不足)
(結果から対策)
←(12/29)右カラーに0.8mmシム追加。
⇒合計、86.8+28.0+0.8=115.6mm
確認でもt1mm厚は通らず、t0.8mm厚なら挿し込めたんで、とりあえず仮にt0.8mmシム追加。Fフォークが既にガタガタなんで、いい塩梅、中間値がどの位か判断が難しい...元々の設計寸法は不明、116mm?...締め込みコミコミt1~1.2mmでも良かったかも?
←3日目約10Km@3日走行でのアタリ付き具合。まだ端や真ん中がアタリが付いていない。1週間位いは微調整か。
←ベアリングは、南海SMT製SUS440Cステンレス
(SS6201-2RS)。
---
12/30、(~ナラシ走行1日追加(約3Km)~(2022-12/30)、3回目測定)
組み立て方法変更(締め付け済みアクスルを再度緩めて)、ホイル仮組アクスルシャフト挿し、締め付け無しでストロークさせ再測定。 ....僅かにスキマ、約0.2mm、0.3mmは入らない程度。
⇒車軸上フロントフォーク間隔「推定」、115.8mm (設計値は116mm?かも)
右カラー部シムt0.8mm⇒t1.0mmに変更
フロントホイール軸心幅(ベアリング部)+右カラー(22mm)、L:86.8mm
(左)ブレーキパネル軸心長(30mmシュー用調整シムt1.5mm込)、L:28.0mm
⇒合計、86.8+28.0+1=115.8mm
---
2023-1/8、(~ナラシ走行~、4回目(測定)調整)
前回結果から、軸幅116mmとキメウチに修正、t0.2mm追加し、右側シムt1.0+0.2=t1.2mm入れに変更。どの途アクスルシャフトを締め込みすれば0.2mm位いは圧縮され縮んでしまう筈。
右カラー部シムt1.0mm⇒計t1.2mmに変更
フロントホイール軸心幅(ベアリング部)+右カラー(22mm)、L:86.8mm
(左)ブレーキパネル軸心長(30mmシュー用調整シムt1.5mm込)、L:28.0mm
⇒合計、86.8+28.0+1.2=116mm
劇的?なフロントショック改善迄は感じない...スムーズになったかも?
Chapter 10 .
2022-12/27、またの日空けて再度の昼間気温11℃予報、風の弱い日、13~14時狙いで気合い...残るリアショック・リンク部分のグリスアップ。以前例年はシーズン前4~5月ぐらい前後とかにやってたが、この2年は全く走行伸びないんで約1.5年振りグリス注入。
←(#1/3個目)久々リアショックリンクのグリスニップルからグリス注入
カバー類やら、チェーンテンショナーを外してようやくグリスガンのクチが届く。んで、グリスニップルのゴムキャップを脱着するのがもっと大変、割箸で作った即席治具駆使とかで。時間は段取りが大半、たかがグリス注入3ヶ所で1時間以上orz..
←#2/3個目
←#3/3個目
車体右側面のコレだけ秒殺簡単。軽く掃除の方が時間が掛かる。
これやらクルマとバイクでヨウヤク新年走行準備、~12/30に年末分の整備予定とりあえず終了。あと、車とバイク双方の燃料やら携行缶を越年前に満タンにし、正月飾り「輪飾り」やら買って来る、戸にやらに付ける」とかだけに。
0 件のコメント:
コメントを投稿