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2024/04/29

流行りのUV-K5「アカン奴」改造に参加...しようかな

2023年後半ぐらいからUGアマ無線業界で¥2000円で買える144/430MHzFMハンディ「違法」無線機、「アカン奴」、話題の中華UV-K5ハンディ無線機(Quansheng/泉盛/福建泉盛电子有限公司製)、去年は「また要らんガジェットが流行ってる」みたいな感じだったが、段々気になって来て、改造大好き」が群がってる処に遅ばせながら(ヒマ見て)参入?(方向)...

きっかけは偶々目にしたCQトラ技誌にも執筆されているインフルエンサー「JH4VAJ」(川藤光裕)氏の「UV-K5、HF改造」なる記事。これが一部の「業界」で流行っているらしい。...

UV-K5は、この2024年4月時点では既に円安の影響か¥2000円台というのはもうほぼ無くなってて、\3千~5千円ぐらいになっているみたい。中国国内(タオバオとか)ではまだ約65~147元(日幣\1400~3千円相当前後)。現在2024-4月時点、海外向け?UV-K5(8)、UV-K6、などLCDバックライト色が違うモノ、外装配色やデザイン派生型(迷彩色とか透明とかオレンジ色とか...)、高出力10Wタイプ、Quansheng UV-5R plus (2200mAh高容量バッテリータイプ)などがあるらしい。(去年位いまでとか、ウクライナ戦争でロシア軍に大量に使われて話題になったBaofeng(宝峰)製(アナログFMハンディ無線機)は、すっかり影が薄くなってた。)

UV-K5系ブーム紹介記事


*UV-5R Plus(大容量バッテリー版)は、本体内USB-C充電回路が実装されていないらしい。 


Quansheng UV-K5 カタログ仕様
バンド:144 ~ 146MHz、430 ~ 440MHz
パワー:~4W   (*2~5Wで様々、「当たり外れ」があるらしい)
周波数安定性:± 1ppm
稼働温度:-20 ℃~ + 60 ℃
送信時電源電流:≤1.5A
アンテナインピーダンス:50Ω
最大周波数オフセット:≤ 5KHz(25KHz) 、2.5 ≤ KHz(12.5KHz)
送信変調モード:FM:11KOF3E(12.5KHz) 、16K0F3E(25KHz)
変調歪み:≤ 5%
漏洩輻射:≤ 7.5uW
隣接チャンネル漏洩電力:-70dB(25KHz) 、-60dB(12.5KHz)
残留変調:-40dB

受信モード:WFM、NFM、AM 
各バンド参照感度:
FM(12dB SINAD)
 F1(50 ∽ 76) -121dBm、F2(108 ∽ 135.9975) -121dBm
 F3(136 ∽ 173.9975) -123dBm、F4(174 ∽ 349.9975) -123dBm
 F5(350 ∽ 399.9975) -123dBm、 F6(400 ∽ 469.9975) -123dBm
 F6(470 ∽ 599.9975) -121dBm
WFM(20dB SINAD)(76 ∽ 108) -110dBm
AM(10dB S/N) F2(108 ∽ 135.9975) -113dBm
信号チャンネルメモリ:200
FMラジオメモリ数:20
NOAAチャンネル番号:10
オーディオ歪み:≤ 10%
オーディオパワー:≥ 0.5W
バッテリー容量:1600mAh (*5R-plus は2200mAh)
サイズ:115mmX60mmX37.5mm
重量:234g

....カタログ値は「普通っぽい」でもコレ実態「アカン奴」という事みたい。


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本体MODファームにより可能な範囲(大勢)
 18~1300MHz、AM,SSB,CW,NFM,WFM受信
  (但し、620~850MHzは表示は出るが、受信は出来無い)
 136~174.4MHz、送信 (設定により制限可能)
 400~520MHz、送信 (設定により制限可能)
  *概ね100MHz以下を送信するには、ハードも相当に改造が必要 
  *米27MHzマリン改造をやってる人もいる模様 

FMラジオ部の、SI4732-A10チップ改造により受信可能な範囲
 付帯回路とファーム次第、150KHz~30MHz/64~108MHz 
 復調モード、AM/FM/SW/LW/RDS



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通販状況(2024-4~5月)

(タオバオ)
←白液晶タイプ?(「通常のUV-K5」)が依然、中国国内販売主流みたい。これは外装が迷彩色タイプ(現地人民幣115元@2024-4(日幣約¥2350円前後相当))。
https://shop57303333.world.taobao.com/#/

リチウム電池入り機器を中国本土内から個人的・直接に輸入するのは依然として難しく、代行業者経由にて送料手数料を考えると単価jp¥7~8千円以上かな。タオバオや天猫で「日本に送れる」みたいな出店もあるみたいだが、通関や航空搭載検品でトラブルもまだかなりあるみたい。アリエクみたいにリチウム電池入り機器の発送にプラットフォーム対応している所から引くしか確実な方法はまだ無いかな。

(アリエクでも迷彩UV-K5登場? jp¥3723/2024/05/11)
https://ja.aliexpress.com/item/1005005648952217.html



今日アリエク検索最安だった奴(スタンダードなUV-K5タイプ)。こんな値段(jp\2772円(約\160/$の日))で送料コミコミ、利益は出てるのか心配になっちゃうぐらい。尚、円安が激化する直前の2023年末頃はjp¥1980-とかで沢山出品されてたみたい。...ちゃんと来る?ドンガラ「モック」だったりしてw (値段は為替情勢に合せて刻々変わるね、後日約¥152/$の日にはjp\2195円(送料コミコミ)に下がってた。)
(EUプラグコード品セットのみ在庫?)
https://ja.aliexpress.com/item/1005005382828690.html

2024-3~4月、海外(スイスと豪)にて、スプリアス規格違法無線機で問題視され、販売禁止や通関没収になり始めているらしい。ま、値段のインパクトも問題視されているのかも。



←最新?UV-K6タイプ(実勢¥3200~5600円@2024-4)

内部のアドレスマップも含め、ファームもUV-K5互換みたい。何が違うのかSNSにて議論、ファームウェアバージョン、バックライト色、外装、スピーカー?」違いがあるとか無いとかみたい(中身に違いは「無い」大勢)。また、UV-K6とUV-K5(99)タイプは中国国内バンド向け周波数設定説。


ま、2022年に話題になったBaofeng製FM機同様、ロシア様が戦争に使うならやっぱ、バックライトは赤かオレンジ色」でキマリだろうね。
...実際にPMCワグネル帽を被ったロシア人がバックライトを赤色に改造しているヨウツベ動画を発見。ロシア人あるあるw この無線機もいずれ Baofeng みたいに「ロスケが使うアカン奴」って色が憑いちゃうのかも。


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バッテリーパック関係

最大8.4V、リチウムイオン電池2個スタックらしい。カタログで最大RF4W出力になっているので、ファイナルのRD02LUS2データシートから内部電圧は+5.5V以上?仮に+6Vなら最大5W、可能かどうかは別にして+8Vなら7W?


UV-K5/K6用、Type-C充電機能付き2000~3500mA大容量バッテリーパック
(各社)
https://ja.aliexpress.com/item/1005006344304474.html











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DC(12~24V)電源パックなど(電池無し)
https://ja.aliexpress.com/item/1005006042031139.html

https://ja.aliexpress.com/item/1005006343686351.html

電池を内蔵していないので電圧はある程度変えられるかも....ファイナル印加電圧をどこかで制御しているかも?なんだが。




車載兼用充電スタンド

https://ja.aliexpress.com/item/1005005916254012.html

https://ja.aliexpress.com/item/1005003624014178.html






(その他)

UV-K5用バッテリークリップ




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LCD交換部品(UV-K5(8)/-K6タイプ(バックライト色))

Quansheng UV-K5(8) UV-K6 Walkie Talkie LCD Display Screen Spare Parts










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2024-3/30、ウクライナ後方部隊のアナログ通信機をデジタル通信に移行、Baofeng(宝峰) DR-1801UV (DMR (AES256対応) )推奨、SNS投稿。
https://t.me/serhii_flash/2654

https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=BBnMY7vArvQ

https://ja.aliexpress.com/item/1005006157446242.html

Baofeng/福建宝锋电子有限公司
http://gb.baofengradio.com/




 

Chapter 1 .


内部ハード改造関係

←海外通販のHF広帯域受信改造ドーターボード(SI4732-A10 DSPラジオ)。サードパーティのKD8CEC氏ファームウェアと組み合わせて使うらしい。(IC実装済タイプ)実勢¥1500~2500円 (コレ見て俄然関心)
(←SSB感度増補正用AF出力バッファアンプ追加タイプ)







更に繰って行くと、githubにて回路図(KiCADプロジェクトファイル)がリバースされ公開されている」とか、無線機能強化ファームウェア(&,メモリー999ch化増設やら)が何種類も出てるとか、海外でも熱くなってるみたい(安いし...)。内部構成は中華DSPチップと、FMラジオチップ(SI(Skyworks Solutions Inc)互換?)によるソフトウェアラジオで、ファーム書き換えにて様々な機能を変更・追加出来るのが人気らしい(デジタル無線復号までは今の所は出来ない模様⇒追加DSPモジュールが議論)。




(暗号化ファーム例)
https://github.com/Tunas1337/UV-K5-Modded-Firmwares/blob/main/k5_26_encrypted_18to1300MHz.bin





(Webベースのファームウェア書き換えプロジェクト)





(AFSKメッセンジャー、スペアナなど)



(APRS関係)



FB user group



https://docs.google.com/spreadsheets/d/1XC7qwNhlAGdnbr8AOzWFWvPD_WFv6WIrd39VeX5mUFI/edit?






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githubでのWindowsPCリモートコントロールソフトQuanshengDock関係


(シリアルI/Fドーターボード)



(音声出力可能簡易PC通信アダプター制作例)





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githubでのリバースエンジニアリング
現時点リバースされた全体ブロック図
(←出力部抜粋)






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これだけ安いともはや「自作で安く作る」とかは有り得ないね。こんな価格破壊、だいたい2000年頃に初期のFPGAやらDSPを使ったソフトウェアラジオ方式の無線機が試作やら市場に出始めてから約4半世紀も経ってしまったって実感する。日本国内・普通は D-STAR/C4FM(今回の戦争でテレグラムでの感じ、ロシア側PMCの一部はヤエスのC-4FMハンディ機、2023年に入って以降はBaofengの DMR機を使ている様だ)とかのデジタル通信が流行り、あと最近はMOTOTRBO Ion(2023年)とかアンドロイドスマホと400MHz帯FMデジタル無線機が一体になった奴とかが出て来たのに、貧民はまだまだ非暗号化FMアナログ無線機ですな。

←MOTOTRBO Ion


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....そもそも円安食糧品爆騰しているこのご時世に「喰えないオモチャ」に貧民的にどれだけカネ遣える?」、冷静に送料やら追加部品やら諸々コスト計算すると¥6千円超、送信も可能にする保証承認」やら取ったら軽く¥1万円越えちゃうわな。中古のゼネカバ改造国産ハンディ買うた方がマトモかも。国内認証も付いているし...そもそも民間もデジタル暗号化通信が当たり前なご時世にFMアナログ通信波。..業務連絡用トランシーバー用途とかでも、免許不要デジタル機でも昔よりか遥かに良くなってるし、仮に携帯電話の通じない山奥やら狩猟用だって見通し通信程度そんなのでもヨサゲでは...。4アマ(最大10Wまで(で十分やし)。あと1陸特)は一応40年だか以上前に取ったけど、実際には1回も使って無い(実務上は内線だけで外線は殆どやんないし、もうね、TCP/IPの時代に直ぐなったしね)。
(余談、あと廃れちゃったけど、既存携帯電話のハードウェアそのものをカスタムファームにて汎用無線機化する」ってのが一時あったね。)




 

Chapter 2 .


UV-K5系が日本国内で「アカン奴」「違法」とされる決定的な問題点は、帯域外スプリアスが過大(要は妨害電波発生が大きい)というのが最大点らしく(バンド規制は裏メニューでセット可能らしい)、日本国内ではアンテナ端子(SMA-F)にLPFをタケノコ接続にてようやく保証承認取得出来るかも」状況みたいだけど、githubにて公開されているリバースされた回路図を見ると、一応は内部にフィルター回路は付いていた(が、何か値がオカシイ気が...損失回避が重点?)。...コレ、チョチョイとアレ、カット、アレをこっちに貼り付けとか」するだけでスプリアス対策出来るのでは...⇒¥激安無線機弄りオラもやりたい」決定打かもw)

問題のVHF(144MHz)?出力部

案:
C132,135,137を撤去
C137⇒C134へ移動

Pin-Di隣接部とか作業は熱的に難しいかも。そもそも全て1608Mサイズ、「毟り取る」のは出来るとしても、「着ける」のは3日前から断酒とかウォームアップしないと無理かも...

ぢゃ、問題のC132やらは実際には何処にあるのか?リバース結果がKiCADプロジェクトにてPCBレイアウトコミコミにて公表して頂いているので、簡単。凄い人に感謝。
←C132~(アルミシールドに接した裏側)



で、改造カット&トライしたらば送信出力L~H、144/430各バンドで送信出力出してパワーアッテネーターかダミーロード受け、スペアナ(所有してればやが)にて色々測定・確認しなきゃいけないが。


問題のUHF(430MHz?)?出力部。

案:
C114,112,110を撤去

これらでダメなら余った部品をFET直下の空きランドへ追加とか、FET直下の素子をLPFかアッテネーターに組み換えとか。



ぢゃ、問題のC114~辺りは何処にある?

ま、実際には現物のRev#と合ってるかバクチ、要確認だが。あと、ここらは裏面なので、移植部品「高さ制限」が可成り緊ついかも。





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終段管(FET)は三菱RD02LUS2 (SOT-89)(最大2Wクラス@3.6V/Vdss~25V)になってた(マーキングは「KC」又は「K7」2種、UV-K5に使用されているのは「KC」らしい)。バッテリーパックに細工して少々高い電圧で.... UV-K5のカタログ最大出力は4W、RD02LUS2データシートからPo4Wになる内部電圧は最低+5.5V?仮に+6Vなら最大5W、可能かどうかは別にして+8Vなら7W? 仮に10W出す基盤には+25V程度以上? 、リバースされた回路図からするとバッテリーパック直で給電(,て事は+5~+8.4V範囲内?)しているみたい....コレはゴニョゴニョしてシリコン放熱パットを伝熱度の高い奴に交換とか....  弄くったら発振していないか、何らかの方法で確認しないといけないが。
RD02LUS2 の流通しているのは、RD02LUS2-T513(KC)、RD02LUS2-T113(K7)、の、2タイプがあるみたい(その内、T513 (KC) タイプは、EU RoHS compliant. 高融点鉛合金仕様とやら」らしい)。


←現行品でもこのリバースの様に空きランドがあるのか無いのか、実機バラしてみないと解らないね。部品は全て1608Mサイズ、ローガン氏にはムリゲーかも。

https://www.mitsubishielectric.co.jp/semiconductors/hf/products/datasheet/rd02lus2.pdf



RD02LUS2データシートの推奨回路
           (GQM2195C2E240JB12(24pF 250V 2012M))

リバースされた回路図とデータシート推奨を比較すると、大幅に部品を端折って省略してるね。「量産確実に発振だけ防止出来ればヨシ」なのかな?コストカット?こんな風になってるって事はFETの発振癖に開発者が残業過労死?
この部分のストリップ線路の長さは大体は推奨図に近い感じなので、他から毟ったコンデンサをパラ入れして入れ替えればヨサゲ。但しヘタ打って発振させるとFETが最悪一発で壊れるかも知れないが...w ,いや発振させてるのに気がつかないで「誰か」が玄関に来ちゃうかも。現役の設備屋だったら怖くて出来ないかな(官報に載っちゃうかも)。ま、奴隷階級2種電工人足隊員とかだったら気楽にGoだな。あ、「電気主任技術者の委託範囲の緩和」とやらがついに出たね。アレも通信主任技術者委任緩和」エアコン緩和」やらの時と同じで、また業界全体増々単金下がるんだろなぁ... 昔はコンピューター業界の滑り止めは電気屋」とかあったけど、今はダメだろうね(もはや飲食タクシートラックも駄目だろしorz.)。
あとFET(-T513タイプ)は手に入るのだろうか...?

案としては
C123、C125を毟って、C122に1個積み重ね(又は他から470pF移植)。
C123~C128に、他で毟って余った 12~24pFを3個程度パラ入れ、容量と間隔カット&トライ。


←ぢゃ、C123やらは何処?

C122~C128辺り弄るのは最もハイリスクな気がする。たぶん触らぬ神に祟り無し。弄ったら加工後の全帯域出力電力は勿論、温めたり冷やしたりしても発振しない事やら低電力送信でも寄生発振しない事を確認しないといけないのでは。やるとしたら順番としては下流のLPF弄りより先かなぁ...やっぱ色々測定器(10K~6GHz程度、且つ、世間で通用する奴)要るね。


あと、内部雑音回り込みやらを減らすのとかには、内面に導電スポンジ詰め」やらフェライトシート貼り、EMI対策カーボン塗装とかかな。



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KD8CEC_UV-K5_HFファームウェアを使用してのHF広帯域化でのチップ交換。

世間で話題になっている、SI4732-A10チップによるHF帯ラジオ改造の問題点(低感度)の絡み10MHzトラップ周り(L587の240nHとC585の1nFで約10MHzのトラップ)、C585を撤去が流行り(gitの図だとC22)。海外では追加でL2(L590)を1mHに変更とか、SI4732-A10チップ交換(ドーターボード)追加の場合は、そのAM入力端子(#8)に直接にAM外部アンテナ入力を接続」とか色々行われているらしい。

撤去する10MHzトラップのチップコンC585(git図でのC22)位置

https://twitter.com/jr3rdh/status/1772544267585511718










(←AF出力バッファアンプ追加タイプ既製品)
https://ja.aliexpress.com/item/1005006858275779.html

←入力部C20代替チップ搭載。(1000pF)

コイツはRDS信号復号などデジタル変調復号にもone-chip対応しているらしい。...てことはファーム次第で単体でリレーアタック解析なんかにも使えるのかな?w

現在提案されているFM/HFラジオ感度向上方法
 C19(22pF),L2(100nH),C22(1nF)撤去 (又はL2を高容量に交換)
 C20(47p),C23(47p) 交換(高容量に出来れば)、又は、C20撤去して直結(ドータ側にC20代替あれば)、C23に22pF程度パラ積み、他にて毟った180pFパラ積み、など。

*過度の高容量化では送信時にQ1焼損する可能性。ドーターボード側にC20代替品搭載の場合は、C20撤去し短絡。




あと、SMA部のC46部分にTVS (XGD10603NR 0.09pF)、受信LPF部分に GG0603052R542P (5V@2.5pF)、GG060303100N2P (3.3V@13pF)、GG060305100N2P (5V@13pF)、追加か入れ替え。


ネットでは基板表側のアンテナコネクタ付近のL4(4.7μH)を撤去して低域受信感度向上、SMAコネクタ端子直に抵抗(100μH、又は、1mHアキシャル)をハンダ付け」にても行うが多いらしい(やるなら元のL4を浮かせてシリーズにした方が良いかも)。
https://www.youtube.com/watch?v=ZEB68BJnpfo

他に、LEDを撤去してその穴にAMアンテナ端子を付ける(EU域内でそういうModも実際にあるらしい)、使われていないバッテリーT端子に高周波的に(C+RG316)接続してバッテリーパック内にアンテナ線を仕込む...とか辺りかな






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K5prog_IJV_VX3ファームウェア導入の場合で、メモリーチャンネル200⇒999ch増設Mod関係。


←公式手順書・画像

(参考)






公式サイトで紹介されているM24M01RPメモリチップへの交換手順

1,CHIRPソフト を使用して、UV-K5内からチャンネルデータを保存。

2,K5prog_IJV_V3ファームウェアを導入、K5prog-win(IJV-V3用)ソフトから接続して、UV-K5内部キャリブレーションファイルを保存。

3,24C64チップを剥がし、M24M01RPメモリチップに交換。

4,K5prog_IJV_VX3ファームウェアを、k5prog-winソフトにて、UV-K5に書き込む。

5,UV-K5メニューからALLリセットを実行。(PTT ボタンと S1 サイド ボタンを押して無線を起動し、「RESET」メニューに移動、「ALL」を選択して確定。)

6,K5prog_IJV_VX3ファーム実行下で、バッアップして置いたキャリブレーション ファイルを、K5prog-winソフト(IJV-VX3用)にてロード。

7,以前に保存した CHIRPファイル(チャンネルデータ)を書き込む。
(200chまで。999chバックアップ・ロードには、CHIRP-NEXTを使用)

8,必要に応じてメニュー項目を再設定。

9,バンド感度を再調整

10,送信電力値を調整





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電池充電・ACアダプター関係参考スレ

+8.4V定電圧出力のみの制御で最大1A程度流れてしまう、AC/DC離隔距離2.5mmしかなく、スリットも入っていないので閃絡可能性がある、CE規格にもPSE規格にも対応していない、AC受電にヒューズもZNR保護素子無し、放射雑音対策イマイチ、リチウム電池スタックにバランサも温度センサーも無し、....なので発火バクハツも有り得る、AC充電スタンドに挿して充電状態で長時間放置すると危険、など指摘。

←A-B部にdc+9.5V以上外部から給電改造も可能らしい。


https://twitter.com/repairfan_com/status/1737400274233541027

https://twitter.com/repairfan_com/status/1737401033159315659

https://twitter.com/JF3DRI/status/1736359203365855290

ZNR(又はTVS)も、ヒューズさえも入っていないのは驚異的。木造民家で使うのはヤベエ。





UV-K5内部電源のtype-C充電回路はXS5822チップ(スイッチング1MHz)、入出力コンデンサが省略されている模様。(特にC58(2012M)、C39(1608M),C40(2012M),C41(2012M))


https://twitter.com/MIC2005/status/1737113372293034371

http://www.chipsourcetek.com/DataSheet/XS5822.pdf






2012M 1μF  X5R~X7S  出来るだけ耐圧の高い奴
2012M 10μF X5R~X7S  出来るだけ耐圧の高い奴
1608M 470pF(他から転用)
10μF25V ラジアル X5R~X7S  出来るだけ耐圧の高い奴



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その他のMod

キーパッドとLCDのバックライトLED(チップ部品)を任意の色に変更(緑⇒赤など)
PMCワグネル帽を被ったロシア人が、戦場で夜間使う電子機器に必須かもなバックライト赤色改造しているヨウツベ動画発見。ロシア人あるあるw



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物理的に送信を禁止する手段(メニュー設定に追加して、どれか実施)。

1,PTTボタン内側にある、プラスチックプレートを撤去、SWを押せなくする。
(但しPTTボタンを殺すとDFUモードに出来なくなる)

2,PTTボタンSWの乗っているサブ基板の接続部ハンダを吸い取り、回路断。
(但しPTTボタンを殺すとDFUモードに出来なくなる)

3,Q5エキサイタ段FET入力部C97チップコンを撤去し、上流側にて50Ωチップコン(1/8W程度)で接地終端、且つ、終段Q8(KC /RD02LUS2)FETと、フィルター部C45(470pF)と、(表側)L4を撤去(144MHz側のPin-Diに電流を流さない細工)。基板裏面のSMA-Mコネクタ部から、L34~D27付近まで受信用アンテナジャンパ線入れ(RG316など)。SI4732-A10チップのAMアンテナ線は別途(但し、バーアンテナとか追加部品を入れられる隙間は全く無い感じ)。











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JARD保証依頼関係参考



しかしスプリアス対策修整を証明して無線機として申請するにはスペアナ(測定器として世間通用する奴...GigaStとかぢゃダメですか...?)を持ってないといけない(又は有料の検査機関に送って検査証明書を取得するか...本末転倒高コスト)。安価なハンディスペアナtinySA(144MHz帯のみ)、tinySA ULTRA(144/430MHz帯調整用)とかで自分で測定して申請するルートもあるらしいけど、やはり諭吉様と相談」の領域になるね。ま、或いは多くの人がやってる様に送信機能を潰して受信専用機にするか。



 

Chapter 3 .


ポチ...ってしまったw
連休なんで2週間ぐらい、5月中旬かな」だったが翌週の6日目に到着、手元ゲット。


価格やし、付属品無しかと思ってたが、アンテナ、充電ドック、イヤフォンなど、全部入りだったよw






おっと、電源コンセントがEU向けやん(入力はAC110~240Vフリー対応)。やれやれれ、変換するか....とりあえず机の後ろの上にEU規格200Vコンセント作ってあるんで、そこから使うか。
(ZNRとヒューズ割り入れ、基板溝入れなど最低限の安全対策予定)








アンテナコネクタは、SMA-M。一見するとRP-SMAに見えるが、内外両方にネジが切ってあるSMA-M。SMA-F~BNC-J変換とか、コレに専用にするダミーロード(SMA-F/4~6GHz_5W程度)、SMA-F~SMA-Mパッチコードやらの手配」と...

←あとアンテナ篏合部に防水強化にoリング入れとグリス塗りか変性シリコンRTV入れ、LEDとVR貫通部にもグリス塗りか、変性シリコンRTV塗って塞ぎかなぁ。

起動初期は、144MHz帯モード、で何と「英語で読み上げ」機能付き/ (offに出来た)

まずは開封して弄る前に充電から。...バッテリーレベルは開封時既に約2/3程度もあり、保管用に丁度いい程度に充電済み、あと、右脇のUSB-typeCコネクタからも充電可能だった。

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送料コミコミjp¥2K円台とは思えない素晴らしい品質(今の所)。これは Baofengも含めて他の無線機メーカー真っ青かも。ちょっと日本国内向けにはスプリアス低減改造が必要だとしても、其のままカンパニーの機械は全部コレにしてバッ呉れる」ところも「アリ」なんぢゃないか....文系の奴(経理とか局)に焚き付けるのが確実w





設定(Mキー)
 SQL 1    (デフォ 5)
 TXP LOW   (デフォ HIGH)
 STP 10KHz  (デフォ 12.5KHz)
 VOICE off   (読み上げ機能。デフォ ENG (ENG/CHN/off))

とりあえずPTT押さない様にして操作系に慣れる」「ボタン押し加減(長さ、順番やら)」から。ネット先達によって日本語マニュアルが公開されているのでサクサク(記憶がわるいやがorz.)助かる。まずはFMラジオ(F+FM)として使って馴染みますか。


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他に気が付いた点
トップに付いている白LEDはどちらか云うと邪魔。マジックで黒く塗って、光を手前だけ出る様に小さくしたい。LEDを潰してAMアンテナコネクタ付けるとか(LEDを無くすと、DFUモード入りの確認が出来ないが)。

FMラジオの感度は、手で持って無いと悪くなる(ほぼ使えない)。何らかのカウンターポイズみたいな作用をする金属製の置き台が必要。

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あとは、充電ドックを車のダッシュボードの隅にでもベルクロにて付けられる様に缶ホルダー(百均)とか組み合わせて加工とかかな。今迄出してたラジオは、アルミ箔に包んでお蔵入りか...




 

Chapter 4 .

まずはやらなきゃいけなくなったのは、AC充電スタンド内部チェック、次がバッテリーパック関係... 中華カーナビやら、マキタ互換リチウムイオンバッテリーパックやらには何度煮え湯を飲まされたかわからないし。

付属品のAC充電スタンドを中見分解...

←AC電源コードの素線と、バッテリー接続電極がモロ「当たってる」状態、もう2日ばかし200Vコンセントに繋いて使ってたんだオレw... 配線を離して固定するか、不燃性の絶縁板を入れないと不味いぢゃん。基板の裏もネットで指摘されてる様に、最大350V充電部(AC200~220V+/-10%時)が2.5mmで低圧側に接近してんね... 小型機器で全体の静電容量が小さいので、サージが発生したとしてもイベントまでになる確率は低いかもだけど、首筋がゾクゾクするね。まずはDC出力が、リチウム電池2本スタックの限界の+8.4V以下に収まってるか...


無負荷2次側電圧pk、+9.78V@AC209V(50Hz)

(外部電源から2次側に直接+9.5Vを供給)
(TL)431部分の電圧を確認 ⇒9.14V
ref部(手持ちDMMにて) ⇒+2.531V (手元DMMの誤差かも...?)
出力端子電圧pk ⇒8.52V (431が2.495Vとした場合、8.398V)

...この段階で既にヤベエ気が。バッテリー出火も怖いし、確実な辺り出力8Vpkチョイ程度に落とす、簡単に済ますのにチップ抵抗1~2個追加程度で済ますかな。どの途、出力トランジスタの熱損失は最低でも2~5W、短絡させたら10W程度は逝くんぢゃね、過熱にて寿命は短いかな。なんとかAC側イベントでカチカチ山火事だけは避けられる程度にModするか...


←要点マンガ(トランス部省略)
AC側スイッチング素子はチップ名が消されてる。ブリッジDiのN側パターンが極細(約0.5mm程度?)になってて、「ヒューズ」になってる?のかも。

2次側、D882、2TYはそれぞれネット上にて2SD882(NPN BJT/hfeランク不明)、S8550(PNP BJT)らしい。AC/DCフィードバックは無いみたい(但し帰還巻線で内部電源を自給しているので、磁束の変化には追従?)で、超ワリキリ回路(なので高負荷だと電圧は低下かな?)、過熱過電流制限位いは付いているのかな(期待)...
2次側は単なる定電圧REGにて、電流制限やら短絡保護は付いていない(1次側のICの保護機能や伝達電力量制限に依存?実は何の保護機能も付いていないんぢゃね...)

(参考)

伝達電力と中間電圧上限を丁度良く設定する事で、電池電圧が低い時に高電流、8.4V付近では電圧電流も抑える」設計工夫?。充電に2時間程度掛かるとして、その間の熱損失(正常ならば@1~2W/s程度?)でどの程度熱くなるやがか...


使われているケミコンは?

4.7μF-400V φ8 h12.5(~15mm) p3.5mm 105℃ (EUCap)
   低周波リップル0.15~0.2A程度必要。AC~125V限定で耐圧200V以上。
  ⇒4.7μF-400V (ZNR 400Vパラ入れ(コンデンサとして))
  ⇒汎用品10μF-200V(0.87A@120Hz)+チップコンデンサ、にて代用 

470μF-16V φ6.5 h10.5(~25mm) p2.5mm 105℃ (EUCap)
   高周波リップル2A程度必要、耐圧16V以上必要。
  ⇒在庫テキトー (+チップコン1~10μF X5R~X7S 追加)

4.7μF-50V φ4 h7.5(~25mm) p2.5mm  (EUCap)
   ⇒在庫テキトー 10μF-50V X5R~X7S

1次側ブリッジDi MB10F  (1KV 0.5A)

2次側ダイオード刻印「K110」 DSK110 ?(MDD(Microdiode Electronics) 100V-1A)

無負荷稼働周波数? 約10KHz、寄生振動164~165KHz
 (デューティ比10%以下ぐらい、フライバック?)


...ケミコンの寸法がキチ,...特にφ8-h12mmにて4.7μF-400V且つリップル0.1~0.2A@100Hz、っうのが無理ゲー(200V受電しか考慮していない?)、中国の電子部品はハイテク過ぎるw 通電はAC100V系に限定して、ありそうな汎用品を探すか。2次側コンデンサは、10KHzで2~A程度は流せないと不味そう。(後日、AC100V用(ACアダプタ別体タイプ)を分解してみた処、AC部DC部が別ユニットに分割されていたものの、同じ回路と定数だった。)



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追加できそうな部品と配置チェック、φ0.8mm穴開け。
裏側の部品面は高さ制限がキツイ(h~3mm?)。表側は部分的に高さh12~20mmまで。


 Fu(アキシャル)、0.1~0.2A-250V (N側、整流器直前)
  (整流器N端配線パターンカット)
 TVS 1.5K 380V-CA (L-N側、整流器直前)
 ZNR 400V (47μFにパラ入れ、φ5~8ぐらい、コンデンサの代用) 
 基板にミゾ入れ、洗浄、変性シリコンRTV塗り(耐振)

(TL)431部分の電圧を調整
 48KΩ 1608Mパラ入れ

バッテリー端子とAC電源コード分離バリアカード追加
  ⇒テキトウな余ってるPTFE板(又は耐熱不燃板) 最大約2.3x6.5cm t1~2mm

φ5.5DCジャック追加、クルマ兼用に改造。
*内部2次側耐圧は16~25Vは必要、10.5~15V:9.5V変換DCDC(車体側給電は最大0.5A(1次側)程度に抑える制限が必要)挿入が必要。

EUCap」なるマークのケミコンが使われていたが、検索に引っ掛からない、何処の製品だか全く不明。逆にまだ「バクハツ」とかイベントも無いみたいだが。まずは「燃えないだろう」程度まで改造か。1次側ケミコンはサイズ的にどうしようもないのでヒューズだけ入れ、2次側だけソレナリ化...使える部品とか漁ってハメコミ、あと残りは頼まないといけない。また10日か2週間後かなぁ。



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要件
1次側
AC100V回路用にしてしまう。(AC125Vmax前提)
サージと短絡対策、簡単に

2次側
Trの過熱対策と放熱強化、充電性能は低下するが、「(1次側も含めて)自宅(と車)がカチカチ山」ぢゃ仕方が無い。充電に必要な通電時間は最大約2時間以内(@1600mAh)と仮定して、燃えない程度に過熱を抑える」最大瞬間1.6A程度目標。
TVS、22V。
電池スタック1段短絡対策(4.1~4.2VpKに抑える...可能?)。

ツイデ注文予定とか候補
 0.25A-250V リードヒューズ
 ポリスイッチ 0.185A-250V
 ポリスイッチ 1.1A-60V
 24pF C0G 1608M x4
 0.1μF 16~25V  X5R~X7S  1608M テキトー   x10
 2012M 1μF  X5R~X7S  出来るだけ耐圧の高い奴   x10
 2012M 10μF X5R~X7S  出来るだけ耐圧の高い奴  x10
 10μF25V ラジアル X5R~X7S  出来るだけ耐圧の高い奴  x4
 10μF50V ラジアル X5R~X7S 出来るだけ耐圧の高い奴 x2
 EPCOS B72205S231K101 (~AC220V用)
 B59601A0075A062   PTC-TH  1608M x2
 PTCSL03T081DB1E PTC-TH  disk x2
 TVS 1608M  30V A  肩 28V  x4
 TVS 1608M  9V A  肩 8.5~8.6V   x4
 TVS 1608M  20V A  肩 21V  x4
 シリコン放熱パットt3mm、t2mm
 クールスタッフ
 1/8W金皮アキシャル 18K,48K,1K,2K
 1608M 1/10W  48KΩ,18KΩ
 Aタイプ コンセントプラグ
 R1.25-3.5S 端子 x2

(発注)
 Aタイプ コンセントプラグ
 R1.25-3.5S 端子 x2
 シリコン放熱パットt3mm、t2mm
 クールスタッフ
 0.25A-250V アキシャルリードヒューズ (LF(LittelFuse) Pico)

 1608M 抵抗キット(安い奴)
 M24M01R (M2401RP/M24M01-RMN6TP)  x1
 B59601A0075A062  PTC-TH 1608M  x2
 PCLAMP1021P-TNT Vz 10V  1608M
 EPCOS B72205S111K101 (~AC125V用)
 1.5KE180CA-HF (~AC125V用) / SA170CA-E3 (~AC125V用)
 ESL106M200AG9AA 10μ200V φ8 h14 p3.5(~AC125V/9W用)
 APSG160E271MF08J 270μF-16V φ6.3xh8mm (5A@100KHz) 
 GG060303100N2P TVS CA 3.3V 13pF 1608M
 GG060305100N2P TVS CA 5V  13pF  1608M
 GG0603052R542P TVS CA 5V 2.5pF 1610M  (~100MHz程度?)
 CGA0603MLC-24E ZNR 24V 0.2pF 1608M
 XGD10603NR TVS 32V 0.09pF  1608M
 251R14S240JV4T 24pF 250V C0G 1608M
 82350120101 ZNR 12V(50Vpk) 100pF 2012M WE

 (秋月にある奴)
 GRM188R6YA106MA73 10μ35V X5R 1608M
 GRM21BR61E226ME44 22μ25V X5R 2012M
 RDEC71H106K3K1H03B 10μ50V X7S p5
 RDEC71E476MWK1C03B 47μ 25V X7S p5
 GRM188R71H223KA01D 0.022μ 50V X7R 1608M


(参考部品(在庫無しとか))
 200BXC10MEFC8X11.5 10μ200V φ8 h13.5 p3.5(~AC125V/9W用)
  (320mA@100KHz、96mA@120Hz)
 ESL106M200AG9AA 10μ200V φ8 h14 p3.5(~AC125V/9W用)
  (175mA@100KHz、87mA@120Hz)
 ULD2D100MPD 10μ200V φ8 h11.5 p3.5(~AC125V/9W用)
  (160mA@100KHz、80mA@120Hz)
 200BXC10MEFC10X16 10μ200V  φ10 h16 p5
  (320mA@100KHz、96mA@120Hz)
 475KFM400MFH 4.7μF-400V φ8-h13 (110mA@100KHz)
 200BXC10MEFC10X12.5 10μ200V  φ10 h12.5 p5(~AC125V/9W用)
  (320mA@100KHz、96mA@120Hz)
 APSG160E271MF08J 270μF-16V φ6.3xh8mm (5A@100KHz) 
  (2個パラにて540μF)


(RFパワーブロック用TVS/ZNR)
 AXGD10603NR TVS 32V 0.09pF  1608M
 XGD10603NR TVS 32V 0.09pF  1608M
 GG060303100N2P TVS CA 3.3V 13pF 1608M
 GG060305100N2P TVS CA 5V 13pF 1608M
 GG0603052R542P TVS CA 5V 2.5pF 1610M  (~100MHz程度?)
 CGA0603MLC-24E ZNR 24V 0.2pF 1608M
 8231606A WE TVS  6V (40Vpk) 0.05~0.15pF、1608M ~1GHz 
 8231614A WE  ZNR 14V(45Vpk) 0.05pF 1608M
 CPINUC5206-HF pin-Di  0.15pF-typ  Vf:0.6~1V  1608M
 CG0603MLU-3.3E 3.3V用 0.05pF 1608M
 CG0603MLU-5E  5V用 0.05pF 1608M
 CG0603MLU-12E 12V用 0.05pF 1608M CG0603MLU-24E 24V用 0.05pF 1608M
1dBm⇒約0.36Vpk10dBm⇒約1Vpk1W@50Ω⇒約10Vpk5W@50Ω⇒約22.4Vpk5.7W@50Ω⇒約24Vpk8W@50Ω⇒約28.3Vpk10W@50Ω⇒約31.6Vpk



(別件インバータ用など予備)
 KAM15BR72A104KT 0.1μF-100V 10% X7R 1608M
 CGA3EANP02A103JC 0.01μF-100V 5% C0G 1608M
 APSG160ELL222MJ20S 2200μF 20% 16V 8A@100KHz
 APSG200ELL681MJB5S  680μF 20% 20V
 APSG250ELL391MJB5S  390μF 20% 25V
 824540402 WE-TVSP POWER TVS DIODE 470.5V (力率改善ユニット用)
 CHV1812N250105KXT  1μF-250V X7R 4532M



相変らず部品「入荷待ち」が多いね。コロナショックはまだ電子部品関係では終わっていない。

...あとは部品1個づつ付けて収まり確認...試行錯誤。











2024/04/15

ヤマハのCDIチェッカー (参考用)

何時もの様に安いCDI部品をヤフオク検索...
ナント、ヤマハ純正のCDIチェッカー」なる商品(中古)発見。


←ヤマハ部品番号 90890-03138

https://page.auctions.yahoo.co.jp/auction/t1090763619

 CDIを変換ケーブル介して繋ぎ、AC電源を入れると装置の窓で放電が正常に有るか確認」ってシカケらしい。   

..出し値¥9800-(消費税込¥10780-)と貧民的にはかなり高い。こう云うのは実現可能な代替手段(要はバラバラのCDI部品とかコイル類、汎用電源(DC0~350V/AC0~220V、とか汎用品の発振器)は既に持ってるので、わざわざイラナイかなぁ、業者ぢゃないし。それに最近は中古CDIは「故障してて修理して使う」のは当たり前な状況、そもそも内部のケミコンとかは製造後10年も経っていれば死んでて「当然」やし。







何年位い前のか、ネット検索しても何も出ないなぁ... 1NX(ヤマハ・メイト50、 ~2006?)、3T5(ヤマハBA50 GEAR、1994?)とか多分、1990~2006年ぐらい)か? ちょっと回路図が変」な気がする(あと、アダプター類にも何か回路が仕込まれてそう...)が、ま、そこはヤマハのマニュアルだと「デタラメ配線」書いてるとかは当たり前なのかも。









2024/03/23

中華圏アナログ点火CDI用IC、MST2219、メモ

バイクCDI絡み、相変らず何かパワーアップネタは無いか?たまに検索... 2015年頃?MST2219というIC(SOP8)が現れ、広く中華圏で使われているらしい。


https://tr.aliexpress.com/i/1005001806026924.html

https://www.lcsc.com/datasheet/lcsc_datasheet_1811151231_MST-MST2219KC_C324598.pdf

市価us$0.42/CN2~2.5元/jp¥79円前後@2024-3月

https://www.dianyuan.com/bbs/2461427.html

https://dianyuan-public.oss-cn-shenzhen.aliyuncs.com/community/2019/07/03/1562146632-37700.pdf


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无锡迈尔斯通集成电路有限公司(Wuxi Mileston Microelectronics Co., Ltd./MST, Milestone Semiconductor Inc.) 技术支持:无锡猎豹科技.

http://www.mst-ic.com/

http://www.mst-ic.com/cn/pro/186/120.html






(抄訳)

所要電源:+5Vdc  ~12mA(内部電力~2mA)(5V?-ZD内蔵らしい。最大30mA@Absolute)
出力駆動能力:~10mA@5V、500μS(C-MOS正論理出力)
標準pic入力パルス:1波目(前縁)+~2波目(後縁)-、電圧感度+/-2~7V
標準クランクシャフトパルスピックローク幅(D°):20°/360°

進角終了回転数設定(Nrpm)抵抗値:RFD=4000*54K/N (@D=20°)
  RFD=(360-D)*4000*54K/((360-D)*N)

進角開始回転数(N1rpm)

進角回転数範囲設定抵抗値:RFI=16.96*(1-N1/N)*(4000*54K/N )   (@D=20°)
  RFI=(360-D)*(1-N1/N)*(RFD/D)


http://www.ic-ldo.com/pdlistone/brand/3984132/1.html

https://tiebac.baidu.com/p/8218879489



(紹介記事)
MST2219 デジタル.プログラマブル、バイク用CDIイグナイター点火進角制御IC。MB4213の代わり、自作CDIが簡単になる、各車種に対応(設定)可能。 二つの抵抗値で進角開始/終了の角度が設定可能。出力パルスが昇圧ブランキング信号として使える。


内部回路が解らないがデジタル式でアナログCDIをエミュレート、入力側(VZ端子@+/-10V)と電源端子内部(@+5.5V?)クランプ回路付きみたい。



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関連品で、DC-CDI用DCDC昇圧IC、MST2218 (SOP8、~15V-4Apk、100mΩ) があるみたい。APノートでの通過電力はEE16コアサイズ程度(~14V)、220V@1~1.5μF、10~15Wぐらい想定?

http://www.siitek.com.cn/Upfiles/down/MST2218_CN_Rev1.0.pdf

https://dianyuan-public.oss-cn-shenzhen.aliyuncs.com/community/2019/07/03/1562146632-37700.pdf










Chapter 1.

ホンダ系中華CDIのICの名前が消されている奴、SOP8の奴は大概はコレっぽい。? SOP8の奴がMST2219、SOP14の奴がLD4213(MB4213コンパチ)が多いカモみたい。(周辺回路と設定抵抗とか傍証・確認しないといけないが。)


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TLR250Rノーマル代替CDIを作る場合の数値試算
 (ノーマル車代替用に、MST2219を使う場合)
 (1800rpm~3500rpm/11°~27°/Δ16°)

 ピック信号極性は「+⇒-」にて、互換性は問題無し
1,RFD=61KΩ (90KΩ(低速側遅角)~50KΩ(低速側進角))
2,RFI=637KΩ (900KΩ(高速側進角)~350KΩ(高速側遅角))


TLR250Rに、オンロード重視・ピックアップ優先
  (1200rpm~3500rpm/11°~27°/Δ16°)

1,RFD=61KΩ
2,RFI=862KΩ



TLR250R、低速ノッキング抑制専用想定

  (2500rpm~3500rpm/11°~27°/Δ16°)

1,RFD=61KΩ
2,RFI=374KΩ



RFIに流れる電流量を外部から操作して進角特性を変える」「RFI端子抵抗の電圧を操作する事で等価抵抗を変えて進角特性を変える」とか出来そう。RFD端子とRFI端子の電圧は一定なのか?、実働波形とか現物作るなりLifan用なり分解可能な奴ゲット、調べないといけないが。




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TLR200D(KJ2)ノーマル代替CDIを作る場合の数値試算
 (ノーマル車代替用に、MST2219を使う場合の互換化)
 (1300rpm~3000rpm/7°~33°/Δ26°)
 ピック信号極性は「+⇒-」か、要確認
1,RFD=64KΩ (80KΩ(低速側遅角)~50KΩ(低速側進角))
2,RFI=503KΩ   (750KΩ(進角)~250KΩ(遅角))


XLR125R(JD4)ノーマル代替CDIを作る場合の数値試算
 (ノーマル車代替用に、MST2219を使う場合の互換化)
 (1800rpm~3350rpm/10°~34°/Δ24°)
 ピック信号極性は「+⇒-」か、要確認
1,RFD=64.5KΩ (80KΩ(低速側遅角)~50KΩ(低速側進角))
2,RFI=414KΩ   (700KΩ(進角)~200KΩ(遅角))


TL125 (KJ3)ノーマル代替CDIを作る場合の数値試算
 (ノーマル車代替用に、MST2219を使う場合の互換化)
 (1300rpm~2700rpm/13°~28°/Δ15°)(英語版ショップマニュアル参考)
 ピック信号極性は「+⇒-」か、要確認
1,RFD=80KΩ (90KΩ(低速側遅角)~40KΩ(低速側進角))
2,RFI=954KΩ (960KΩ(進角)~400KΩ(遅角))


TL/TLR/XLR系汎用化(ADJ実装)
1,RFD=80KΩ(低速側遅角)~50KΩ(低速側進角)) ADJ△30KΩ
2,RFI=950KΩ (進角)~450KΩ(遅角)) ADJ△500KΩ