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2018/10/12

TLR250R、サブタンク配管燃料漏れ、ゴム配管交換/Fホイル交換

CDIを弄るのにガソリンタンク上げたり下げたりしてたんだが最近ガソリン臭い...ふと見たらガソリンが漏れたガソリン溜りに立ってバイク弄ってた。
←意外な所、サブタンクのベント配管、ゴム管の口元側に亀裂。既に軽く引っ張るとドバ漏れ状態、走行中だったらヤバかった。

このサブ燃料タンク、掃除出来ない、サビ溜り捲るとか不評だったと思う。回りは多少スキマがあるんでキャップ付けたり、燃料ポンプ内蔵に改造して内容量増やしたり出来れば良いんだが。



Chapter 1.
あいにく上側のメインタンクに燃料3/4位い入ってて、配管を外せない。


こんな事は予定して無かったんで部品も全く準備して無い。しかももう日没後、ホムセンも閉店間際の時間帯。なおかつCDIを弄っててコイル焼損させてしまいエンジンを始動出来ないんで、燃料ポンプを動かして燃料排出も出来ない。全く予定外ビックトラブル、後々諸々締め切り時間も迫ってるし...てか既に引火火災の可能性、緊急事態。

←エンジンオイル交換に使ってるオイルサクションガンでペットボトルに燃料(ガソリン)抜取回収から緊急修理開始。タマタマ1.5Lのペットボトルとかが直ぐ出て来たんで助かった。合計2.5Lガソリン抜き取り、ようやくベントホースからの燃料漏れが止まった。

サブタンクの底から燃料を抜ける様な構造になって無いんで面倒臭い。



Chapter 2.

既に全周の半分近く断裂状態..

しかもコレ、形状からすると別の箇所(燃料ポンプ側)か、別のバイク用の奴みたい。全く点検してなかったのは盲点だった。電気系統弄ってる時やし、ほぼ6Lも燃料積んでて出火させたらエライ事になるトコだった。


←吸気レゾネーターは以前仕込んだ奴

https://rkphs.blogspot.com/2014/11/blog-post_30.html





Chapter 3.

16mmの太い配管は入手困難と判ってたんで前々から色々物色してたが、細い6mmの配管とかは全くノーマーク。ソノ時に買えば良いとか油断...準備して無かった。

←7.9mmの汎用品が出て来たんでコレでナントカ..

コレ、16mm管に代えてクイックコネクタ付き8mm配管に替える試行錯誤に買ってあった奴。32年前の車両なんで交換必要とは思ってたがコッチの予定に関係無く突然切れて燃料ドバ漏れは怖いな。因みに下のキーボードも一部キートップ取れてて修理待ち状態。(1年チョイで壊れた..)



Chapter 4.
汎用品7.9mm使って緊急交換...
6mmゴム管の所、7.9mmじゃヤッパシ緩いんで、クリップの上から針金で締め上げで固定。因みに必要長さはタンクを立てた時(整備状態)より、寝せたセット状態の方が+8mm位い必要みたい。


コレで暫く保たせて他の配管も用意しないといけない..一番の問題は90度直角曲がり2ヶ所もある燃料ポンプ回り配管とφ16-13の接続配管、キレると一番不味い。当然全て絶版なんで似た奴を急いで探さないと。あと4.5L分あるガソリンの抜き取り容器(ペットボトル)も準備。
(透明ビニールパイプの方は、吸気レゾネーターの奴。)




Chapter 5.
良くある透明な耐油ホースでしのぐかなんだが、あれはガソリンだと 1年弱でカチカチバリバリになってしまう。少なくとも2~3年は保って貰わないと毎日修理とかになりかねないな。とりあえず画像検索で、耐油2層管、φ6、8、12、14、16、太い配管の国産2輪400cc以上辺り、軽、四輪、でガソリン配管、燃料タンク、燃料ポンプベントパイプ、ベーパライザー、エンジンブリーザーパイプ辺りで、NBRかバイトン製、耐候2層管になってそうな奴を画像検索、似た様な奴をグーグル、通販サイトなんかで探す。最悪ツギハギで。バイク使えないとスーパーの買い物にも困るしな。


”チューブ ブリーザー tube fuel vent pipe

”ブリーザーパイプ      ,,,とか


昔だったら殆ど毎週の様に行ってた成田行ったついで、八街やら千葉のヤードにノギス持って寄って色々モギトリ、高速道路わざわざ降りて洞ヶ峠でモギトリしてる所だが、いまはネット画像検索、っうゴッウ便利なモンある。改造マニヤ極楽時代やな。ただヤードの方は何処も輸出専業やらネット専業になってしまい、2010年辺りから立ち入り出来る所は殆ど無くなってしまったな。



Chapter 6.
燃料ポンプ~メインタンク、用はとりあえずコレ切って使って見ますか..ベント配管だけど一応2層管になってるみたいやし..こういう曲がり配管は他にもあるみたいだけど最初の奴


11105-MBE-670
17532-MAS-000

マニホールド~燃料ポンプの方もちょっと細いが、使えるかも。



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上部の6mmベント配管用候補は、ホンダ汎用規格品1m低圧燃料チューブ

9500-55001-60M (5.5mm)

9500-45001-60M (4.5mm)
9500-75001-60M (7.5mm)
9500-80001-60M (8.0mm)

95005-17015-50M 一般用チューブ 17×23×15 >購入してみたものの、D字形状薄肉1層管で、ちょっと燃料用流用は無理、厳しい感じ。



Chapter 7.

φ16太管はズズキ様の配管が流用候補。それっぽい奴(但しエンジンのベント配管用)
(一番下はTLR250R用見本配管φ12⇒φ16)

エンジンオイルやブローバイ用配管材なんで多分ガソリンにも耐える期待。ダメだったら走行中にカチカチ山かも知れないが。但し燃料コック脇の通過都合、od太さ20mm以下でないと入らないんで何処かで切って細く継がないと。

スズキ様上(15812-33G01)は、id15mm、ズズキ様下(13850-16G00 )はidφ16mm、なのでidφ16mmの方を切り刻んで使う事に。idφ15mmの方はスクーター用燃料配管なんだが、かなりきつい。(これ用スズキ様純正のジョイントはodφ16mmのようだが。)

この機会にサブタンクを外して3Dスキャンして形状変更、ホース類は6mmと8mmとかに統一化とか考えられるな。


Chapter 8.
ジャンクで集めたTLR250R用燃料見本配管。


しかし寸法パツパツで、経年で若干縮んている様な気がする。最大28~32年は経過してる可能性がある。実車はマサカ32年っう事は無いと思うが..










Chapter 9.
急いで集めた奴で現物合わせ見込み。

まずは上抜きで可能な限り燃料を抜き、サブタンクベント配管にクチで加圧して、メイン~サブ配管のどれかから燃料を押し出して排出、アドリブで配管切り貼り交換、てな予定で準備。

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結局サブタンク回り配管交換と試行錯誤2日掛かりになったちまったんで、2日目は、予備CDIユニットとイグニッションコイルを搭載してエンジン回して燃料ポンプからガソリンを抜き取れる様にしたよ..orz.



Chapter 10.
クリップも4輪用とか捨てないで工具箱の中なんかに置いてあった奴、外形φ8~22mm用辺りをレノバスプレーで錆止め塗装して再生して流用。


←主にダイハツ車のヒーター配管や、TC冷却水のゴム配管クリップ。

貧乏性で溜め込んでる奴orz.









Chapter 11.
次いで入手、idφ12mm、L28cm。

やっぱりベントチューブだが..NBR+PVC、っう表示だったんで一応耐候2層管なんだと思う..予想より硬いのが誤算だったが長さは十分。










Chapter 12.
市販のφ16-φ14mm変換ジョイントに無理矢理挿入... φ16-12変換というのは見付からなかった。そのうちあるかも知れないが。急いで部品集めなんだが結局1週間以上稼働停止、バイクが使えない。


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もう少し柔らかい奴を探した結果、ズズキ様にて発見(4輪燃料タンク用)
09355-13205-600 HOSE(13X20X600)





ルミホース変換ストレートジョイントパイプ異径14mm>16mm


参考サイト

https://amzn.to/3ANn6lA

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B004P11DCE/




Chapter 13.
結局、サブタンク回り切り刻み含め

HONDA製
 11105-MBE-670 x3本 (idφ5.5mm)
 17653-S8R-000 x1本

   ⇒09355-13205-600(ズズキ製idφ13)

スズキ製

 9500-55001-60M x1本
 13850-16G00(idφ16mm) x1本


汎用アルミ製 φ16-14ジョイント 1個

実は代用品は全てエンジンやガソリンタンクのベントチューブ、しかし一応は耐油2層管になってるので、圧力の掛からない場所やし多分ダイジョウブだろ。


あとはダイハツ車用(中古)クレセントクリップ各種計13個とか使ってナントカ組み立て。曲がりホースは全て、主にエンジンとかのベントチューブなんで、高温ガソリン蒸気には耐えるのは確実、保つかどうかはお祈り、カチカチ山になるかも知れないが.. 一番太い16-13mmの配管長さが微妙、タンク上げたり下げたりして微調整切ギザミが必要、2回やり直した。

 

Chapter 14.
タンクの裏側

←idφ12太管は、ズズキ製 09355-13205-600 HOSE(13X20X600) に変更。
(柔らかいのでタンクのハネ上げし易くなる)


細い配管はタンク伏せた方が距離が若干長いみたい。逆に太い奴は角度のせいか伏せた方が短い。新品ホースはさすがに柔らかいんで簡単にタンクがハネ上げられるな。次辺り、リアショック交換のつもりなんで、サブフレーム外し易くするのにチョット長め弛み気味にしたよ。



↑後でパイプ3本、インシュロックで軽く緊縛。

φ16-13mmの太い配管だけ、もっと柔らかくてフイットする奴、出来れば1本物を探さないと。或いはサブタンクの16mmのクチに嵌めてφ12mmかφ8mmに変換するアダプター作るか。


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2022-09...無事約4年経過..



Chapter 15.
余談..
2018年12月30日。

用足し済ませてフト見ると...

←フロントのトレッドが剥がれてるぢゃないか/
5000キロ程度、3年弱、まだ4分山位いなんだが、新年早々には交換しないと。..ここんところ空気圧は落ちるとかそうでも無いのに、フロントが何かネバ付く様な変な気がしてた。

これトラ車は低走行廃車が多いんで、程度の良い中古ホイルを調達して丸で交換してたんだが、バリ山程度良だったッても、これも32年前ぐらいの奴だからなぁ。春先位いには次、交換するかなぁ..orz. 



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