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2018/07/22

リアブレーキ細工 >再度ボツ

今年は猛暑悶える様、タヒ人も続出みたい。数年前なら気温35℃でトップニュースだったのに今年は39~41℃にもなる。~なんだが、これだけ晴天が続くとアノXXドロドロ坂も、あの辺の沼道も乾燥して通過し易くなってるかも。で、効きイマイチのリアブレーキのプチ整備。


←先年強化?改造した左手リアブレーキ+ブレーキロック、イマイチな出来だったが、シーズンオフで電圧下がって結局、2年近く放置してた。

これに角度に応じたレシーバーパネル造って、効きもアップ出来れば..





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7/30、平行してペダルロックを作ってみる編.
https://rkphs.blogspot.com/2018/03/blog-post.html

2016年、最初の頃の試作
https://rkphs.blogspot.com/2016/08/b.html

Chapter 1.

以前使ってたTLM200R用ブレーキカムアームに合わせてまずは型紙~展開図検討。

TLR250Rはドラムブレーキ、なので油圧ディスク車と違ってスイングアーム動作角度がブレーキのストロークに影響するんで、左手ハンドブレーキ追加で効きを一定にするには、ワイヤー引き変動を10mm以内程度にしないといけない、引きを小さくするとレバー比が悪くなり、ブレーキレバーが重くなる...とか色々油圧より面倒臭い。しかし良くある定番Cota315Rの部品使ってリアディス
ク化したとして、今より相当に軽くなる様には思えない、ATV用ロック付きブレーキマスターは可成り重くなる、現状、微妙なブレーキタッチが問題になる様な~それ程高度な使い方はしてないんだよなぁ。


Chapter 2.

中古カムアームにもハンドブレーキのワイヤ掛けるチタン合金のピンをエポキシ接着剤で固定、出来るだけ強度出る様にホットプレート(100℃)に乗っけて1時間加熱硬化..










Chapter 3.

アルミ板は2mmの予定だったが、加工が大変だったんで結局A5056-1.5mm厚を切り刻み。引張力は30Kg程度ある筈なんで、強度不足かもだが、現状斜めになってしまってるワイヤ末端を真直ぐに修正し、少しは効きをアップする期待。作ってみて実態は使用率は殆ど無し、斜面でエンストとかハマった時だけ保てば良い。
これでダメだったら次、削り出しとか考えりゃ良し、軽いに越した事無し。この状態で約22g、組み立て25g程度に出来そう。(現用品は一式約29g)


Chapter 4.

車体に仮当て..結構な誤算。最初にダンボール板紙で作って試せばよかったな。マジックで修正書き込み、作り直しに..

構造的には、ブレーキパネルに穴あけ加工して、ケーブルレシーバー付けちゃえば一番調整もしやすいし、スイングアームの動きにも影響されないんだが、せっかく再生した流用改造部品にドリリングMOD」までやるのは抵抗感があるんだよなぁ。

前工程まではエアコン効いた室内だったが、この作業約30分で汗だく。






Chapter 5.
もう1回切り刻んで作るのはメンドイなぁ。


なので海苔巻きの様に上側へ巻き上げて目標寸法位いに加工、チョイ切、約20.7gに。鉄用のレノバスプレー(変性エポキシ系)吹いて表面を僅かに腐食させ足付け、あとエポキシ流し込んで補強。


←ホットプレートで100℃-1時間加熱硬化.








Chapter 6.

付けてみた。

寸法は丁度良くなった...問題は効き..

この構造で問題だったのは、ハンドレバーの引きは1cm程度しか無いのに対して、スイングアームの動きによってはワイヤーのストロークは、2~cm程度必要、どこかでその差を稼がなきゃいけないんだが、良くあるワイヤアダプターは100~200g、10cm角位はある。軽量で済ますには後部レバーに細工なんだが。






Chapter 7.

ダメ(ダメダメダメ....)

ヤッパシ抱かせたブレーキロットが撓って力が逃げてしまう。レバー比が低く悪化した分、掛かる力が増えたのを、支点を少々伸ばした形状位いでは逃がせなかったorz. 色々試したものの今の部品重量の範囲でロットの撓りがなかなか解消出来ない。ザックリ撓りを1/4にするには、追加パネルの長さをこの4倍以上に延長しないと。重量約80g以上程度になってしまう。また、ワイヤーの伸びを減らすのに太くすると現在の約+400gを越えて重くなってしまう..

この方向ばダメだな。別の手考えないと..


Chapter 8.

一応、レバー比の違うパターンも試してみたがNG。見込無。

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やはりケーブルレシーバーは、リアブレーキパネルにドリリングして直接付けるのが力学的にもヨサゲなんだが、それはちょっと抵抗あるし..




Chapter 9.


←結局、最初の一番単純な奴に戻す。

これだと調整範囲が狭くてシビア、正直言って激坂で後軸ハンドブレーキ側だけ蝉の如く斜面で固着までは行かないが、緩斜面ならマアマア使え、前輪ロック併用ならもっと斜面でも止まれる。激坂泥沼ロックはこれ以外また別の手も考えますか..



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暑くて死にそう、とかこんな事やってる間に台風がやって来た。またドロドロ坂に逆戻りかなぁ..

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201808下、結局ペダル側にブレーキロック追加、ハンドブレーキ側は撤去(-400g)。曲芸乗りとかやる様にでもなったらまた復活させるかなぁ。

https://rkphs.blogspot.com/2018/03/blog-post.html



Chapter 10.

最近見つけた旧車画像。こういうのを作れば良かったかな?


←TR200ファットキャット(リアブレーキ)
 (画像はオクから拝借)

実際にはアルミ製スイングアームにドリリングとかは非常に抵抗感じるが。

HONDA TR200 FATCAT、全く見掛けた事は無いんで国内販売は無かったのでは。



Chapter 11.

TR200 FATCAT、どうもTRX200SXと同一(ピストンはHB3)エンジンらしい。

←画像検索でebayから拝借








https://i.ebayimg.com/images/g/uYQAAOSwD0lUgQLJ/s-l400.jpg

Honda Fat Cat Tr200 engine rebuild part 3
https://www.youtube.com/watch?v=2DJWpP4k1oc












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