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2017/03/21

フュージョンのCDIをバラす

もう一丁、比較的最近の奴って事でフュージョンMF02のCDIも溶かします。TLM用と一緒に漬けて溶解、ブヨブヨにして楊枝で解体清掃。

刻印 KFR CI770 3.2 271 

DC-CDI、両面紙エポ?基板でチップ部品だらけ。スクーター用の割に....(個人的偏見) エライ部品点数だね。

点火用コンデンサは、2.2μF-400Vだった。左側のコンデンサ(25V-1000μF)はアンモニア臭が微かにするんで、劣化しているのかも。流石に10年以上は経ってる中古品だしな。この年月の間に積層セラミックコンとか、有機ハイブリッド電解コンとかが進歩普及したんで、再利用するなら交換かな。

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2022-06、別件で点火用コンデンサをLCRメーターで測定してみてたらアレーってな残念な結果だった。溶剤の影響で劣化したのか経年のせいなのか...これも最近のマトモな電力用ポリプロピレン製とかに要交換ぢゃないかなぁ.

2.2μ400V HW9B434 (?空色の奴) フュージョン用経年現状 (MEK?)
1KHz  2.227μF D0.004 Q216 ESR 360mΩ Θ-89.7
10KHz 2.227μF D0.017 Q56.5 ESR 120mΩ Θ-88.9
100KHz ---μF D0.667 Q1.497 ESR 90mΩ Θ-56.1

https://rkphs.blogspot.com/2022/06/vtr1000fsc36cdi.html


参考サイト 
https://www.bunniestudios.com/blog/?page_id=40



Chapter 1.


この世代になるとワンチップマイコンみたい、PIC16F73-1/S0だった。隣はDCDCの2SK3387、CDIスイッチはSCR、3P4Mだった。もう少し小さい外形寸法なら流用も大いにアリなんだがな.. 何で縦横あと1cm位い小さく無いかな..


只、ACG電源ラインからクロック信号を作る回路?みたいなのが付いているんで、フュージョンのACGとか磁石数を調べないと、そのまま流用可能性があるかまでは解らないな。ベース基板には良いかも。(デキル人は..)


参考サイト 
http://www.ic-crack.com/




Chapter 2.

んで再度組み立て、無負荷点火無しだけど発生電圧を計って見た。

電源
+10V  228V
+12V  233V
+15V  252V だった。






Chapter 3.
トランス周り。約8.8倍。自励式?単純に抵抗分圧で、基準は8.8V辺りみたい。オッと思ったのは、内部電源用の始動時ブースト機能付き。















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