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2025/05/31

AUKEY PA-11T 60W USB Charger

数年だったかテスクトップで使ってた AUKEY PA-T11 60W USB Charger」、何だか不安定、電流出力が低下している感じ(充電されるタブレット側が何だか不安定、ハンチングの様な症状、充電にも時間が掛かる感じ)になって来たので、最近の120Wタイプに選手交代(尼で同程度の価格帯)。そして中を開封して捨てるか、メンテ(とコスト)検討。

仕様 https://jp.aukey.com/products/60w-6-ports-usb-charger-pa-t11
Quick Charge 3.0/AiPower ?
入力: AC 100~240V 50/60Hz
出力1 - 4 (AiPower): DC 5V / 9.6A (~2.4A@1port)
出力5 - 6 (Quick Charge 3.0): DC 3.6V - 6.5V 3A, 6.5V - 9V 2A, 9V - 12V 1.5A
総電力: 60W
サイズ : 103 x 71 x 26mm
重量: 206.8g


サクッと開封(結構苦闘、結局割れ)。

銘板文字面が接着されていた(IPAではビクともしなかった。結局割れ。2塩化メチレン(すごく有害)の方が溶剤は良かったかもorz.)。基盤はガラエポ両面t1.2。銅製のヒートシンクとか奢られている。ただ、AC入力コモンモードチョーク、とかが省略されている。入力に力率補償の様な物は無い(ので1次コンデンサ容量は増やせないかと)。全体的幸い、部品に膨れや液漏れ」の様な物は無いみたい。ハンダはSn系鉛フリーっぽい色。
造りは結構良い、流出雑音抑制とか保安機能が不足?寿命2~3年程度想定?


右奥のMOS-FETとヒートシンクが絶縁されていなかった(両面テープで浮かせてあった)。これはスペース的に仕方が無い、同じ様に周りを浮かせて組み立てるしかない。ヒートシンクの組付けネジにスプリングワッシャーが入っていない。手前の1次側コンデンサには放熱用?絶縁サック?が被せてあった。あと、ACインレットコネクタ固定が緩かったので、シリコンRTV系接着剤で固定補強。



Fu:3.15A 250V フルモールドタイプ 

SW
 ITA13N65A N-MOS 650V13A, 42W,Vgs+/-30V,530mΩ, Cg 2251pF/50nC,20~65nS, TO-220F
 NCE80H16 80V160A 4.7mΩ N-MOS-FET TO-220

  ⇒クールスタッフを追加貼りして放熱面積追加。

Di
 20T200CT (200V10A SBD?)  TO-220F/ITO-220AB (MBRF20T200CT ?)
  Vf0.8V@6A?

コンデンサ
 Asia x MSX 120μF-400V 105℃ φ16-L32-p7.5  ~φ17mm (0.5~0.7Aクラス?)
  (現状、104μF@1KHz)  

 Asia x TMX 220μ-35V 105℃ φ8-h12-p3.5  ~h16  ESR33mΩ 640mArms   x2
  (200~203μF@1KHz)

 Asia x 10μ-35V  ? φ4-h8    ~h16
 Asia x TMX 22μ-50V 105℃  φ5-h14   ~h16

 ULR 1000μ-6.3V φ8-h8-p3.5 ~h14 ESR--mΩ ---mArms x2
  (1029μF@1KHz)

 ULR 180μ-16V φ5-h8-p2 ~h16 ESR--mΩ ---mArms x2
  (171μF@100Hz/7μF@100KHz)

半導体やコイルの仕上げは結構良い感じ。鉛フリー半田は良く解らないが、「ハンダ割れ」などは無さそう(でも数年目程度だし当然かな)、基板全体が洗浄されてたっぽい。NFが省略されてる。AC入力の保護は、PTC1個とCRスナバー。コンデンサの Asia x MSX、Asia x TMX、ULR」検索した結果、MSXとTMX は台湾系 Fuhjyjin Electronic (Sinzhen) co.ltd(富之庆电子(深圳)有限公司/富之慶電子(深圳)有限公司)製、2000hrクラスみたい、ま、実用2~3年って所かな。ULRの方はポリマー系みたいな銀色ケースなんだが、何処のかは不明(ニチコン製(黒)やCornell Dubilier/CDE / Illinois Capacitor(青)の様な型番だが色帯が違う)。MSXとTMXは劣化状態、ULR(1000μF6.3Vの2個だけ)はまだ(若干)余裕」って感じ、なので1次側のコンデンサ(MSX)とかが劣化し、通過電力が不足」Qc側2portのULR2個が劣化し発振停止」って辺りかな。出力側の静電容量が少な目、雑音放射抑制とライン(耐雷)保護が弱い感じ。


ULRの方...?(CDE製等価品とすると7mΩ 6.1Arms  2000hr)
https://www.cde.com/resources/catalogs/ULR.pdf


小型の割に大電流を流せるが寿命は短い」中華アリガチ小型なんで交換しづらい。鉛フリー半田は220~230℃ぐらいのタイプが使われていみたいで、溶け」伸び」が悪い。スッポン抜きには一旦、普通の安い鉛半田か、Bi系低温ハンダを盛って緩くしてからでないとスルーホールが抜けない。



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残念ながら小さい寸法の該当程度のコンデンサ手持ちは無かったので、メンテするか思案。コレ弄る分だけ部品頼むと、送料も高いしユニット元値よりも遥かに高くなってしまう。流行りのGaNの奴とか最新の買った方が良いかも。


交換部品候補 (全体的にESRを補うのにチップコンデンサ追加)

120μ400V(~0.7A@50Hz回路)
>EKXN401ELL121ML30S φ16xL30mm 120μ400V 0.87A@120Hz,12000hr/105℃

220μ35V(2.4A回路) (2個)
>APSF160ELL471MHB5S 470μ16V φ8xh11.5  p3.5  5.4Arms,20000hr/105℃

1000μ6.3V(2.4A~8A回路)(2個)
APSF6R3ELL821MF08S 820μ6.3V φ6.3xh9 p2.5   4.7Arms  20000hr/105℃
>RPF0811152M006K  1500μ6.3V φ8xh12 p3.5   4.8Arms  5000hr/105℃

180μ16V (~3A回路)(2個)
>16SEPG150M 150μF16V 5000hr φ5xh9  p2  4.5A  5000hr/105℃
 (ESRを補うのにチップコンデンサ要追加)


10μ-35V :22μF-50V X5R 3216
22μ-50V :22μF-50V X5R 3225
その他、盛れる所に~3225チップコン1~10μF追加(厚さ1.5~2mm以内)
(基板裏面へのケース側の保持スペーサー高さは2.2mm)

UMK316BBJ106ML-T   10μF50V X5R 3216M  tic1.9mm
>22μF50V X7S ラジアルセラミック

NF(ブランク部分に追加出来るサイズで選択)
 LF2 ----(この小さいのが汎用品に無い)
  ⇒別のダメになったUSB電源(40Wクラス)から寸法の近い物毟り取り流用。 

 LF1 KEMET SC-02-10GS 1mH 2A  p7.5x10mm 


CX1  (恐らく元の指定はCRスナバーかZNR)
 TVS 1.5KE400CA


1次側のコンデンサ(とTVS)は、日本国内使用のみにてAC110V使用まで限定」ワリキリなら、耐圧250Vクラスのもっとマシな奴(長寿命低ESR品)」って選択もあると思う(銘板にメモ入れしておかないと不味いが)。

(CDI用とかUV-K5(電源)用部品とツイデ」機会とか...)





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7月、歴史的高温季のせいなのか、百均20WPD充電器を送り込んだ先から「充電出来ない」過熱する」クレーム」襲来。百均500円クラス充電器の内部コンデンサを日本製に交換」とか現実的でも無し仕方無い、先方が満足しそうなウチでも使って無い高価「日本企業ブランド」最新GaN充電器(70Wクラス。実はmade in china)を送り込み(コストは百均の10倍以上)。まぁ、コレでもトラブルになるんだったらウチには「指弾」は来ない。



 

 

Chapter 1 .

2026-6、約1年強放置プレイ後、別のUSB電源が故障しUSB電源が不足、別件(UPS故障トラブルとか)に合せてコンデンサやコイルを調達、嵌め替え復活する事に。

到着したコンデンサ7個とか交換。回路電圧はAC100~220V用を維持。チップセラミックパスコン、TVS(AC~240V用400Vタイプ)追加挿入、故障した別機器から毟り取ったコモンモードチョーク(100V40Wクラス機器、恐らく100V-0.5~0.8A程度用)を流用とか。

USBチェッカーで出力+5Vを確認。



クールスタッフ(銅箔テープ)を絶縁維持出来そうな所に貼り込み。絶縁は養生テープ貼り」で補強。
再度出力テスト。








養生テープでバラバラ砕け」になってた殻を再組立。とりあえず机の1角に再投入。










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