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2022/07/30

TEK P6139Aのタイコをバラす。

以前、某中華ジャン測屋で見掛けてゲットしてあったテクトロのP6139Aジャンクの...

←タイコ部分、改造、流用出来るか検討、マズは分解」してみる事に。目論見としては別件の電流プローブ改造、リードアウト直読化とか出来ないか、x250」とかあるのか無いのか辺り。タイコ本体は電源タップ組み込み切り刻みに手頃なサイズ、問題は、Probe-IDの11KΩの抵抗とやらが入ってる筈の、Probe-ID pin(BNCフェルール)の所。

  




Chapter 1.


マニュアルだと、BNCコネクタ部分のフェルール、簡単に「引き抜く」とか書いてあったが、確かに「嵌ってるだけ」だったが、トンデモ泣く緊つかった。プラ部品なのに「圧入」って感じ。


...ナントカ分解。


力技分解になつたが、治具やら作るとしたら、φ14mm辺りのミニチュアベアリング引き抜き工具」とか改造で治具製造かな。




 

Chapter 2.


問題のID抵抗だけど、φ1.6mm-L3mmのメルフ抵抗器だった。コレは錆マミレ導通無し、水没か結露故障品だったみたい。スプリングは鉄に金メッキなのに、メルフ抵抗やコネクタボディはなぜか素地のままだった。コネクタボディのメルフ抵抗が当たる部分だけ金メッキっぽい気がするが、錆びてて良く解らない。フェルール内面に溝細工とか、良く考えるよなぁ。 

 スプリング、φ1.4mm-L7.5mm

 ピン太さ(最大)、φ1.6mm-外側φ1.2-内側φ0.7、L7.2mm

 メルフ抵抗、φ1.6mm-L3mm


しかし、形状的に仕込める抵抗は1個だけ、なのでレンジによって選択とか細工は無理かな。あとTekProbe LEVEL2」の電源供給ラインの付いてるスコープに、あまり低抵抗嵌めると接続回転する時にトラブルになりそう。


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このコマいスプリング、互換汎用品があるのか無いのか...市販でありましたv

製品#5069(φ1.4mm-L6.5_14.5T_1.292N_線径φ0.2)、(又は、#5074(φ1.45mm-L6.6_14.5T_2.276N_線径φ0.25))辺りが近いかな。金メッキじゃ無いけど。


Dシリーズ(DIN 2098円筒形圧縮コイルばね(線径 0.1~0.4(ステンレス系)、線径 0.5~2.5(鉄系))

http://www.komatsuzaki.jp/order/d_compress/




Chapter 3.

 
ではこの TekProbe LEVEL1」の、ID-pinの抵抗値はどうなってる、手持ち確認...規格とか有るのか無いのか検索。

手持ち
 TEK P5100 1:100、
  6.38、6.28、6.35、6.16、6.24

 TEK P6139A 1:10、
  11.5、10.84、10.83、11.05、11.08、10.86

(Web検索)

 TEK P6111B 1:10、11.4KΩ

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TDS684B、2465DMS、TDS360、とかのスコープで調べて議論してたSNSスレッド発見。x1(抵抗無し∞),x10,x100,x1000,x2,x5,x200,x500,..とか色々有るがしかし、テクトロの機械の世代でも違ってるみたい。x1、x10、x100、x1000の設定は確実かなぁ。残念ながら「x250」とかは無いみたい。

↓参考


  

Chapter 4.


ネット検索アンチョコ現状。どの途、最終的には使う実機で調べるか、x1,x10,x100,以外は互換性が無さそう。





Chapter 5. 


P6245でのマニュアルでのTekprobe のアクテイブプローブのコネクタ外観と結線。


   






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