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2020/09/08

タイミングホール窓付け/CDI改造(レトロフィット)シサク<TLR250R現状なんとか維持編>

改造CDI、ちゃんと本番用の奴を作る予定だったが、別に酷い故障も無く保っているんで、そのまま使ってた。既に3年目。実際には実進角度、負圧進角機能確認やら検証した上で本番用なり、別モデル製作しなきゃいけない所、ACGがエンジンオイルにドップリ浸かってて、エンジン稼働中には内圧脈動も掛かっててオイルが噴き出すとかで、タイミングホール開けてタイミングライトなどで機能確認、検証して回路変更なり反映する手段がイマイチ無かった。負圧に連動して点火時期が変わる、というのも運転中に記録するとか手間カネも掛かりそうで気が遠くなる。快調、トルクも出てるし始動性も良い、がしかし検証不十分、仮定の話が多過ぎ、次のモノが作れ無い。例えばデジタル式にインプリメントするとか...


←で、ヤホオク発見「ホンダ M14-P1.5/M30-P1.5 タイミングホール 点検窓セット」

コレ、ギリギリタイミングライトも使えるのでは。少なくともアイドリング領域は調べられるかも...ポチっ...
前回タイミングライトを使ったのは、軽バンで前に使ってたEF-ESエンジンのデスビキャップ調整、タウンエースのエンジンとか、かなり昔。その前はTL75の遠心式進角カムの改造だったか...ECU、燃料噴射の時代に使う機会は殆ど無いかと。で、放置してたパナの奴が動くかって問題もある。スーパーカブでは使う機会無かったな。

Chapter 1 .


←タペットカバー用「M36-P1.5 ガラス窓 タペットカバー点検窓 高透明度」なる奴も発見...ぽち。

これも、オリフィスφ1.0mmと油圧想定から想像しか出来ない、稼働中の冷却油流量が実際に直接目視で確認出来る筈。一番気になってたのは、1700~2500rpmで酷使する領域、エキゾースト側。実際に油が流れているのかどうか。PT100温度計を付けて計った時、なんかシリンダーヘット前後左右で温度差が30~40℃程度もあって、油量が気になってた。

ガラス製っうのが実用的には「どうよ」危険じゃねカモだが、あの部分は最悪160℃ぐらいまでは逝く筈、プラスチック製で耐えられるとは思えないんで、スカタナイかも。万が一、割れて内部に落下したらエンジン即死、当日帰宅にも困る最悪の事態も考えられる.....ま、点検の時だけ付ければ良いだろうし、普段は見えない所で十分じゃないか...最近は老眼鏡のようなモノ「眼球防護」の上で作業もしてるし、問題なかっぺ...多分..


Chapter 2.

ゲット。

左は外して来たACGカバーのタイミングホールカバー。o-リングもぎ取り移植すればヨサゲ。

問題はタペットカバー用の奴。タペットアームの先端が、実際にガラス窓を突き破らない様に装着出来るかどうか、定規押し当てて確認するか、ガラス裏に粘土詰め、一番飛び出すと思われる圧縮上死点辺り、o-リング抜き捻じ込み、押付け型取って確認かな。現物の取付フランジ面から内側ガラス面までは約5.5mm、なので2.5~3mm以下の突き出しならイケそう。


Chapter 3.

まずはEX側タペットホール。

←フランジ面からは現状、1~1.5mmの飛び出し。

3.5mmにも行かない。なので問題無く着きそう。










Chapter 4.

ついた。

900rpm-~2000rpmで回してみで油量確認。結論、全然問題無かった。1600rpm辺り越えれば物凄い滝みたい状態。冷却が不均衡なのは、排気ポート内面の断熱とか加工しない限り改善はしないんだろうな。









Chapter 5.

で、タイミングホールにも取付け。

車体を向こう、右側に若干傾けてないと窓穴にオイルが溜まるんで、ナカナカ難儀だった....倒れない様に支える木の棒とか必要。








反射板入りを嵌めてみた場合。エンジンの実油面よりも位置が高いんで車体を左に傾けないと写真の様にはならないが。










Chapter 6.

結論から云うと、既に純正時代の固定進角じゃないんで、ホイホイ位置が変わる」正常っぽい」ってしか解らなかった。真正面しか見えないし、到底、角度割り出しの類は無理。やや右とか左に移動ぐらいしか解らない。圧力センサ値と回転数、点火角度の3要素をもっと確実に調べる別の手が必要かとorz.. 正に「運転中に記録するとか手間カネも掛かりそうで気が遠くなる」奴の方。.. 或いはACGカバーをブッタ切って一部目盛り入りスケルトンに加工するとか...

(釣り用の偏向サングラス使った方がヨサゲ)

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とりあえず、この方向は..

ACGの交流出力のエッジ使ってPLLでも作って任意のクランク角度算出、ストロボ打った角度が数字で出せる様にするとか、タイミングホール内部に広角度のカメラでも仕込むか...

別案
SDXCの250GBとか付けられるデジタルオシロ探してダラダラログさせて傾向取り出し(圧力センサ電圧、ACG交流位相、ピックアップ位相、点火角度)。上限10000rpm、0.25度の分解能として、必要帯域幅は最低、4ch-@480KHz...膨大なサンプリング数...非現実的。テーブル作成までやってくれないと不味いか。



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