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2020/08/26

廃Z、EF-RSブローバイ排気口が詰まる >別経路開口

ハイゼットバンEF-RSエンジンのヘットカバーのブローバイ排気口が詰まってた。実の所6月末車検の時に気が付いてたんだが、放置してた。がしかし、放置してて内圧上昇するまで症状進むと、クランクシール、カムシールがイカれるらしいんで、遅まき対策する事に。この内部にあるオリフィスが詰まるのはEF系の持病らしい。

まずは、キャブレター清掃用の細い針金でインスタント貫通を試みたんだか、中で曲がってる?のか全くダメ、アセトンを垂らして放置もやって見たが無駄だった。ダラダラやってるウチ、酷暑になり、タペットカバーを外すとか大工事はしたくないのが人情。エアコン効いた室内加工で済ませたい...

←オイルフィラーキャップに細工する事に。(取り寄せ新品キャップ試着)

手前のエアコンダクトは、高い位置からエンジン吸気出来る様に細工した奴。渡渉対策。ノーマルより約20cm高い位置から吸え、冷気吸う別の通気口には下から蓋も出来る様に変更してある。ターボチャージャーの排油配管がさほど防水じゃないので、さほど長時間は泥水に浸かってられないと思う。しかし過去、実際に効果てか使ったのは福島の山奥の廃道で1回だけ、あと台風で冠水した都内某所から帰宅する時2~3回かな。後ろから煽ってたハイエース、超可哀想にエンコして急停止してたよ。オラも同型のタウンエースの方、当時持ってたんだが、あのタイプは車体の真下に吸気口があるんで、渡渉の時は左側のシート下にあるダクトを上げ、窓少し開けた車室内から吸気させないとヤバイ。まぁ、貨物室右側床下にあるバッテリー端子とメインヒューズボックスの高さがタイヤハウスと同じぐらい65~68cm、なのでアバウト60cmより水深が深いと極く短時間でも不味いが。   

   

Chapter 1.

 

丁度、パッキンもカチカチで交換時だったんで、キャップ自体取り寄せ、ダイハツ共通品、大野ゴムのDH-2158。

←元のカチカチ、肉厚一体品と違って加工し易い感じ、ラッキー。

コレに、以前TLR250のキャブセッティングで使って余った「ケイヒン太ロング」スロージェットを突き刺して代用ポートを作る事に。

まずは実車に試着してみて、締め付け角度を確認、写真撮影してから加工方法検討~。

  


 

Chapter 2.

←溜まってるバイク用のジェット類。

もうセッティング出たんでイラネエ感、コレ流用組み合わせ試行錯誤。だけどやっぱし勿体無いな...


合間にダラダラやってるウチにもう9月...


   

Chapter 3.


odφ4mmアルミパイプ加工でやるのに変更。大体アバウトで。


←切り出し約40mm
 ↓
アルミパイプ片端、斜め切断、1mm針金通したまま万力で先端潰し穴貫通。
 ↓
接着部表面荒し
 ↓
接着部部品に変性エポキシ塗装(プライマーとして)
 ↓
エポキシパテ盛り接着
 ↓
変性エポキシ塗料上塗り浸透 、   ...てな予定に。

   

   

Chapter 4.

完成。硬化待ち。あとで一応、更に変性シリコンRTVを表面に盛って油浸食抑制、漏れ予防。











  

   

Chapter 5.

 

「裏」

2~3日放置、硬化してから実車行き。クリーニングは真っ直ぐの針金、突き刺すだけでOK。






  

   

Chapter 6.

既設プラグキャップ、ガソリンチューブidφ3mm切れ端で作成。













実車取付では、アイドリングが1500rpmぐらいに上がったが、そのうち学習してくれるかな。元穴はこのメクラチューブ被せてそのまま放置。








 


   

Chapter 7.


2021年1月...

どうもアバウト過ぎたみたいで、油を大量に吸い上げてるかも感。簡単には行かなかったみたい。やはりヘットカバーのバッフル部分から吸う必要があるみたい。

ネジ止め式で外して清掃可能なブローバイコネクタをバッフル部分に穴明け取付けか、今回のフィラーキャップに油ハネ吸込み対策検討。


しかし今スグにでも排気孔は無きゃ困る、がしかし今度は寒空エンジンカバー分解整備とか面倒臭いのはは避けたい。まずはホムセンと無い時100均頼み、キャップの内側φ20mmに合う何かを探し、結局ステンレス針金で簡易バッフルを仕込んでみる事に。

高回転回すと失火、排気が油臭いぐらいだから可成り吸ってる可能性が高かったが、直接、油の飛沫が出口管に当たらなきゃ多少は良くなる筈。




   

Chapter 8.


耐油性が十分かどうか解らないが接着剤盛って封孔。

これでまたエンジンに着けて効果あるか様子見。針金2本で吊ってれば2本とも切れるは無い筈、脱落して修羅場までは行かない期待。







で、実車EF-RSエンジンに装着。冬季なものの10Km程走行した所で失火ハンチング解消。まぁ、ナンチャッテバッフル追加でも効果あった。その間、近所の坂で1速僅か20Km/h、遅くてごめん。


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