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2020/07/05

最近雨の日の後ブレーキ鳴き、ビビリが酷い(ドラムブレーキ)

最近雨がち天候、高湿度のせいかブレーキの泣き、ビビリが酷い。特に雨の後の始動直後。ドラム内のライナーが錆びてるのか? 特にフロントは、泣き」通り越してイキナリフルロック、1日の走行し始めは効き過ぎで危険を感じる程になって来たんで、頃合い見て分解点検か。

ブレーキシューには斜めの排水溝掘りして、各1本目には、気化性防錆剤(油性フェロガード)を浸み込ませてあったんだが、3年程も経ったせいか効き目が無くなってるっぽい。

←ついに限界が来たんで分解チェック。ホーン鳴らしてんのか位いのビビリ音、フルロックでコケそうになった。




Chapter 1.
分解して見た感じ、錆、貼り付き痕とか無し特に異常な様子は無かった。鳴き、ビビリ、効きが急過ぎるってだけ。

対策、今回はシューには出来るだけ油っ気の無い金型専用気化性防錆剤を、溝2列に流し込みにしてみた。極く薄い防錆膜を作らせ、貼付きしなくなる期待。
←今回は大沢(BOLL)の奴(絶版品...アミン系)

ちょっとハミダシ、パーツクリーナーで拭き取り...

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大沢の気化性防錆剤は強力で油っ気が少なくて良かったんだが、臭いが酷くて廃盤になってしまったみたい。凄い臭いで、盤に使うと小動物侵入も防げそうで買ったんだが廃盤。これ以外は油性のフェロガード1009とかなんだが、「油」だからね。あと今回在庫無いんでやらなかったが、過去に車で試してマァ効果有ったのは、ボルト用のアンチシーズ(アルミor亜鉛粉?)をブレーキシューの排水溝1本に軽く塗って置く手とか。ハリツキにも効果あったみたいで、それ以来一回も貼り付いていない。



Chapter 2.

ライナーが割れてるとか、貼付痕が有るとか、異常はとりあえず無いみたい。このホイールもヤフオク中古再生品なんで、ライナーがあとどの位い保つかなんだが...不明。再度、グリスアップして組み立て。


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組付け現状


ブレーキシュー、30mm幅_XL250S用(VB140NSQ)に変更
パネル内軸シムリング@t1.5mm(idφ12/odφ20mm-t1.5)
メーターギア、シム追加、t1.5mm
右カラー(A2017)+SUSシムt0.5(idφ12/odφ21)=計22.5mm
ブレーキパネル、シムidφ12-odφ20、t1.5
ブレーキパネル軸部厚さ、27+1.5=28.5mm
組み立て幅115.4mm



 *現状左右フォーク間、id115.4mm(0.4mm下側開き変形か)


そういや前軸はモンキーZ50用の中空アクスルシャフト軽量化流用してたんだが、割れ曲がりとかは無くて済んでた。

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組み立て試走、完全に音もビビリも消えたが少しユルユルになり過ぎた。1列浸透だけで良かったかな。暫くゆっくり走行して揮発するまで待って見ますか。ダメなら再分解洗浄しなおしかなぁ。塗り加減が難しい。

後輪の方も同じ様な症状なんだが、影響少ないんで、ドレン溝から気化性防錆剤を吹き込むだけで様子見の方向。


Chapter 3.

リヤブレーキの方は、ブレーキパネルを分解せずに大沢の気化防錆剤をショットでチートする」で、済ますのに、

←曲がりノズル作り。

コイツをブレーキパネル下側排水溝から突っ込んでショット。下側のブレーキシュー部分にしか噴射出来ないが、やってみる。とりあえず、効き過ぎ制動力低下は困るんで1回だけ。

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走行、走り始めの貼り付きはしなくなったみたい。制動力低下は心配程ではなくて良かったが、残念ながらキーっう音は、マダ残ってしまっている...上側のブレキシューには噴射出来ないから仕方が無いか...
結局3日程毎日1ショット、でも制動力さほど低下しないものの、キー~音は消えなかった。下側シュー浸み過ぎも困るんで、諦める...様子見。~1週間程経過、内部で回って来たのか、キー鳴き音がしなくなって来た。分解する手間なのは回避出来たかも。

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梅雨なんでツイデ、保管中予備エンジン在庫の内部点検と、プラグホール各部ヘ、フェロガードとスプレーオイル噴き込み。タペットin/ex共、緩めてガタガタにするとか保管状態確認。

次回用、亜鉛かアルミ粉タイプのアンチシーズ、在庫探しまくった....無くなってたんで1本調達、分解整備の支度だけ。あと、絶版大沢の気化性防錆剤、もう手持ちも無いんで、金型用で油っ気の少ない気化性防錆剤、何か新手の奴、そろそろ探さないと。 



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