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2020/03/10

TLR250R燃料コックのパッキン探索&,ストレーナに磁石入れmod

2010年7月だったか燃料コックからガソリン漏れで、ブタ鼻とか、oリングを交換してあったんだが、最近、まだ漏れてはいないんだけど、何だが回した時にゴリゴリする。またカチカチ山の恐怖は困るし...そろそろ部品用意するかなぁ。

←類似のTLM200Rの燃料コック。レバー形状以外は同一っぽい。

マズは前回問題だった、レバーに嵌める o-リングの部品設定が無くて、互換も解らずテキトウに嵌る中古で済ませたところ。手元中古実測... この数年で以前よりもネットに色々情報が出る様になったんで、近そうなの検索。

部品をノギスで実測...

 レバーの溝、φ14.8、幅2.2mm、篏合穴φ18mm
 中古o-リング(Xリング) id12mm-t2.2mm     ⇒ id13mm-t2.2ぐらい? (Pリスト設定無し)

 フィルターカップ id17.3-t2.4、篏合穴φ23mm ⇒ id17.5mm-t2.8ぐらい? (16173-001-004 23mm-t2.5mm?)

 ウェーブワッシャー、odφ17.5mm、idφ14.2mm、t0.4mm、嵩高約1mm(中古)
 ナイロンワツシャー、odφ17.7mm、idφ14.2mm、t0.5mm          ⇒互換品不明
    (コック側のウケ台座、odφ17.5mm、idφ13mm(φ12.9mm)、(内側1/2:φ10.35mm)、取付穴φ18mm)

ビス、M2.6-P0.45-L8mm x2本。プレート穴φ4mm


今回これとかは耐寒性のあるFKMか何かの、運動用 o-リングで新品探してもかなぁ.. 世間はイタリアなんかが凄い事になってるし、生きてる内に早目にやるべきか、でないかorz..


Chapter 1.

部品はブタ鼻とかも含めて、まだ全然問題無く出るみたい。....漏れたら頼もうかなぁ... 一部のワツシャ類はパーツリストに設定が無いので、採って見て寸法確認か?
(⇒後日;一部大ハズレだったよ)






Chapter 2.


ついでにサイドカバーのグロメット(タンク側)も確認。

←コレも共用品やし、まだ楽勝みたい。






Chapter 3.

で、試しに取って見て、寸法確認...0リング大外れだった。


16957-ZE1-812 パッキン(ブタ鼻) φ15.5-t3.3mm
 ⇒ok.

16173-001-004 oリング odφ23-線径2.5mm
 ⇒フィルターカップ用で使える。

16997-273-006 oリング odφ26-線径2mm
 ⇒?ハズレ。他のバイク用だった。

16960-268-010 ウェーブワッシャφ23.8-17.8
 ⇒?ハズレ。他のバイク用だった。



従ってプランB...

 1,ウェーブワッシャは、中古品のまま、錆止め塗料(レノバスプレー)塗って再利用...平行して近い奴を探す。
 2,スプリングシートは、中古品再利用か、手持ちのテフロンシートを切り抜いて作成

 3,レバー用oリングは汎用品、運動用で代用コース。


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2月、一応ダメモト、スプレーオイルをコックレバー隙間から注入。滑らか復活。4月20日段階でも滑らか継続、ガソリン臭もまだ無いし、様子見...



Chapter 4.
2020年6月


ツイデ案件、ガソリンコックの下に付属しているストレーナーに、手持ち磁石を仕込んで、キャブレターとの中間フィルターを省略出来るか...

←以前、百均でゲットしたφ16mm,t2.5mmのネオジウム磁石(3.75g)がストレーナーカップ(idφ17mm)にピッタリだった。(200mT品)

ストレーナーの中の濾し網の「足」を、磁石の厚み分、14.4mm-13.4mm+t2.5mm=3.5mmカット、7.9⇒4.4mm程度、にすればヨサゲ。カットして仮組結果、空締めで本体縁からカップ頂点の高さ8.5mm、t2.5mmの磁石入れると9.1mm、プラス、カップoリング入れて締めて9.2mm。0.1mmスキマに収まった筈なんだが、振るとまだまだカタカタ音がするんで、ストレーナ網の足に自転車の虫ゴムでも被せますか。(oリング無しなら7.9⇒3.8mm長にキリトリ(4.1mmカット)かな。)

あと一応、ネオジウム磁石と、ストレーナカップ内面は、少しは電蝕を防げる期待で、薄く変性エポキシ塗装(レノバスプレー流用、エポキシ硬化剤を後塗り拭き取り)、カップは加熱乾燥しますか。ネオジウム磁石の中身は、鉄、ネオジウムと、ホウ素の合金、表面ニッケルメッキで、亜鉛製のカップとの電気的相性最悪、電蝕白錆で固着して磁石を分解清掃出来なくなるとか可能性もあるけど、鉄サビ粉確実吸い取り期待。で、あとココは、有ればスズキの輸入車やPWKキャブレター用部品みたいな透明なガラスか、プラスチックのカップだと電蝕も無いし目視確認もし易くて良いんだが。

ネオジウム磁石じゃなくて、磁力は落ちるがフェライト磁石だと、絶縁体なんで電蝕で損傷の可能性は無いな。ま、タマタマ今回はピッタリサイズのがあったからコレで行こうか...


Chapter 5.

手持ち探し捲って、点火プラグ改造の時の余り物だったかスプリング発掘(SUS304、線径φ0.3mm、外径φ3mm)。長さ約6.5mm、若干ラッパに整形してストレーナ足にジャストフィットした。市街走行中の鉛直方向の振動加速度最大4G程度として、磁石3.75gの衝撃約15g、バネ押し付けで約53g、まあ耐えるかな。

磁石をキャブレターフロートチャンパ側面に張り付けるのもアリかな。なお且つ、PW22オリジナルみたいにフロートが銅板で出来ている場合、ネオジウム磁石ぐらいの強さが有れば電磁気効果で上下動揺を抑えるのも期待アリ、やけど今はCB750K用のプラスチック製フロートを使ってるんで悪路走行で動揺防止のオマケは使え無いか。

エポキシ塗装したカップと磁石も完成。オラは実装して使いだすと全く点検しない人なんで、再来年どうなる?辺り。

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ネオジウム磁石の腐食耐性を一応確認。結構脆くて腐食し易いみたいで、水の混ざる燃料系は、出来ればサマリウムコバルト磁石をプラスチックで保護した奴が良いみたい。とりあえず今回は、亜鉛製のカップ側が犠牲電極になるんで、錆、腐食で崩壊は忘れてても磁石側はある程度防止出来るかな。

素材参考
http://www.mmtc.co.jp/ja/products/metalmagnets.html


https://www.magfine.co.jp/user_data/magnet_att.php



Chapter 6.

フィルターカップ、カップ内のストレーナを磁石入りセットに交換。

既存の中間フィルターもこのままで良いや...中、汚れて無かったし。他の部分のパッキン交換には、タンクのガソリンを抜かなきゃ出来ないので、先送り...







Chapter 7.

外したフィルターカップには、意外にゴミとか水は溜まって無かった。泥みたいな感じ、杞憂だったかなぁ。oリングはまだ弾力有りで問題無かった感じだけど、今回交換。前回点検からは約10年。

最近、微かにガソリン臭を感じる気がするんだが、やはり本丸ブタ鼻のほうかなぁ。






Chapter 8.2020-8月
汎用品代用

ウェーブワッシャ idφ13-odφ17-t0.25、SUS304-CSP

←大陽ステンレススプリング
#141020141012 寸法コード#41012 呼び#12










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テフロンワッシャ idφ13-odφ24-t0.5mm (odφ17.5~18mmに要加工。)
 (汎用シートポンチ抜き品精度でも十分。idφ13.5-odφ17.5~18mm程度)

 廣杉計器

  #TT-1324-05 (要加工)


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残る問題はコックレバー部分の「Xリング」。ナカナカ汎用品でピッタリなのが出て来ない。今の所、HNBRかFP材の汎用o-リングで代用するしか無さそう。






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