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2019/06/01

DOT4とDOT5、混ぜてみた。どうなる編

先のクルマのブレーキ液漏れ、DOT5使用だったので、漏れて減っても出先で補給が付かなかったorz.禁断のブレーキ液混用で切り抜けられるのか、混ぜてみて一応試して見た...DOT4は安いし。

DOT4+DOT5、混ぜてシェイク。
←直ぐに上下分離。下がシリコンDOT5になってた。

どうやって弁別するのか一瞬考えたが、少量DOT4を垂らして見たらスカさず浮き上がって混ざり合ったんで上側がDOT-4でキマリ。全く混ざらない。DOT5(シリコン系・元色はパープル)は、DOT4(グリコール系・元色は透明)よりも重いらしく下に分離してしまった。不思議な事に色が抜けて変な色に。この製品の組み合わせで常温で1日放置した範囲では固まったりはしないみたい。しかし完全に分離するまでに色が抜けて濁ってしまったりとか全く分離して影響が無い訳ではなく、当然てかやはり混用は不可能みたい。

1日経ってもこのまま変化しなかった。

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実はかなり昔、初めてDOT5を使う時に配管洗浄するか検討で、混ぜてみて、分離して混ざらない事自体は知ってた。当時は確か DOW-CORNNING QT-DOT-5と、DOT-3を混ぜた。その場合は確か分離して面白い事にQT-DOT-5の青い色がDOT-3側に移り、白いモヤモヤがQT-DOT-5の側に残ったと覚えてる。で、分離してそのまま変化は無かったんで、その時は配管洗浄とかはしなかった。今回はイキナリ変な色になったり分離はするのは同じだけど少々違うな。DOT-5が経年劣化すると、次第に透明なまま青⇒緑色⇒黄褐色に変わるみたいだけど、それが一瞬で起こった+濁り、みたいな感じ。
その時の入れ替えは単純に、まずリザーバーの中身を入れ替え、エア抜きと同じ要領でポンピング、フールドがDOT-5の青い色に変わるまで送って入れ替えた。走行は特に変化は無かった。その後の車検屋への持ち込みの場合は、毎回シリコンフールドを1qt付けて依頼。フロントに関しては10万キロぐらいでパッキン交換してしまう迄、漏れるとかは無かったと思う。

某オクに米軍放出品のDOT-5(ドラム缶)が激安出品される事もあるみたいだけど、大概は深緑色にになった期限切れの奴?だね。
(最初は国内で入手出来ず、JC Whitneyで買った。数年するとハーレーショップで買えるようにはなった(パープル色)がボッタクリ価格だったよw)


Chapter 1.
直後は間髪入れず直ぐに上下分離したが、


←1日経つと何か変質が進んだのか、シェイクすると濁って油滴が踊った様な状態たまま、直ぐには分離しなくなった。

因みに容器はダイエットコークのペットボトル。混ぜる直前にDOT4を入れて一回シェイクして捨て、水分は除いてあった。
最近見掛けたハーレー屋のブログで「固まって詰まる」とかあったけど、この後どうなるやら。液体のままなら実害は無いかもだが..






Chapter 2.
2日目。元通り上下に分離してた。


少々変化が。上の層に下の層(DOT-5)の色が少し移ってるような。

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これをシェイクすると昨日同様、乳化した様になって、直ぐには分離しないのも同じ。
(....8時間後の夕方見たらまた元の通り分離してた。)

酷い有様になるものの、1~2日で直ぐに固着とか無さそう。しかし事後にフールド全入れ替え整備は確実かな。

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ハーレーのリコール情報だとDOT-4だけで配管内で固まって閉塞した、っうのがあるらしいんで、DOT-5と混合、更に水加えたり加熱、経年で固まるのかどうか。このまま直ぐに固まったりはしないのか...可能性としてはDOT-4の方はゲル固化、DOT-5の方はゲル固化、若しくはガラス状微粒子コンタミ発生とか辺りかなぁ。

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3日目、分離してて変化無し、またシェイクして放置...
1~3週間目、分離してて変化無し、またシェイクして放置...
一ヶ月目、分離してて変化無し、またシェイクして放置...
2ヶ月目、少し黒ずんで来た感じなものの、分離してて変化無し、またシェイクして放置...(梅雨明け30℃越え)



Chapter 3.

←因みにDOT-5の新油の色はこんな感じ。













Chapter 4.

三か月目、猛暑過ぎ、次週は9月。

やはり上下2層に分離したまま変化無し。
なぜか色が抜けてモノトーンに。

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半年、同。

2020年2月、同。~



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2024-8月

久々棚の整理清掃、奥から出て来た。5年放置プレイ」ってことになるが...上下分離したまま変化無し。

密閉されていて殆ど光が当たらず、外気(酸素)も湿度も入り込まないので実使用とは違うが、とりあえず固まる」とかも無いみたい。


因みにクルマの右後ろのブレーキオイル漏れは結局、ヨウヤクこの8月に別件のクラッチ交換(2柱リフトを借りた)作業と同時にカップ新品交換(リア左右このパートは塗装とか含め5時間ぐらい)。これまでなんとDOT5を補充しながら1万キロぐらい走ってしまった(ゴメン)。





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