アナログCDI弄ってて、充電サイクル稼ぐ、アフターファイア対策で排気弁動作中を検出して点火禁止に出来ないか、なんだが。始動関係弄くってて強烈アフターファイア発生、貴重品のホンダ和光のアルミ製マフラーが膨張変形、破裂しそうになって泣きたくなったよorz.
←秋月に注文してた100mHのオープンコアのチョークコイルが来た。手近の鉄ナットで試行錯誤。
色々やってみて消費電力が小さそうな高熱に耐えそうなパターン...フェライト芯の一般85℃品で、シールド無し。まずはLCRメーターに繋いで、タペット頭に似た形状の鉄ボルトで実験。
LCRメーターでだと、~10KHz印加迄は何しても200Ω位いで反応イマイチ、100KHzにすると、抵抗∞(2MΩ以上)、5mm以下近接した場合1.7~1.5MΩにかなり明確な反応が出た。これだったら常時LC発振させるか、又は外部から100KHz印加で、近接させると発振低下とかで簡単な回路で出来そう...100KHzだったら1/10の10mH程度が良さげ、TC4049BPの消費電力優先なら50KHz@20mH辺りかも。
周波数と合金鋼の高周波損失の情報は無いか検索なんだが、IHコンロの例だと鉄鍋用で20KHz以上、オールメタル用IHコンロで60KHz以上印加出来れば良いらしい。問題は高温180~200℃に耐え、CDIユニットから配線で50~80cm先って点もあるんだが。
デジタルCDIの場合は、吸気管バキューム圧力のピークを毎ATDC90度で比較して簡単にサイクル割り出し出来そうなんだがコッチはアナログやし..
Chapter 1 .
カバー上面が平らで加工しやすい、って事で、TLR200用タペットカバー入手。
←上面肉厚は4mmだった。
アルミ4mm重ねて鉄のナットを感知出来るかなんだが、100KHzだとアルミの影響で変化が鈍くなった。実験的に鉄は感じてアルミはスルーにできるかどうか、周波数をさがす、20~50KHzの間かなぁ..ホンマに出来るかどうか。
いろいろあって放置プレイ、それにCDIの故障修羅場とかもあったりして、ホンマ、マジそろそろ次のユニットを検討しなきゃいけない。とりあえず例のビョーキにはやられなかった(今の所)。CDIは約2.5年目で1発目故障なんで、2023年辺り迄には。で、まず排気バルブ動作中に点火禁止する事で、充電サイクルを倍稼ぐ案件、それによって始動性向上、高回転側充電電圧不足解消、安定化とかナントカ仕込む件から再開。
問題なセンサー部分の検討。一番問題なのは最高160℃程度になり、汎用品の近接センサーが使えない事。ボチボチ探してたが、あっても2~3万円もする。タペットカバーを耐熱樹脂製にして熱絶縁も考えたが、やはり120℃は越えちゃいそう、なので180℃耐熱のH種線か、200℃耐熱のAIW線とか入手してで、手巻き出来る範囲で作らなきゃいけない。
現在のユニットに追加からで、磁損+共振の両方で攻めてS/N比と低電圧耐性を稼ぐとかに。
要件を再度整理
タペットナットは鉄製のままにする
鉄の検知に絞る。
チタン合金ナットでも動作するかも確認。
共振式で周波数は20KHz以下?
磁損式で20~80KHz程度?最適値探索。
バルブ上下応答に追従、50~1333Hz相当
分解能、2.7KHz以上
100~135KHzのLF帯キーエントリー用周波数は避ける。
今手持ちのAIW線、φ0.3mm(φ0.16、又はφ0.18mm調達?)
AIW線用の溶剤、PGAリムーバーで代用?
0.18mmUEWは、50/100Ωコイル用在庫あり⇒試作流用
300~8000rpm(5~133Hz)範囲内で確実に検知
フェライトチョークの温度係数、約+0.1~+0.2%/℃程度
キュリー点180℃以上のコア材、鉄心探し、割れない奴
X8R~X7Rのコンデンサ、-0.1~-0.15%/℃(20~150℃)程度
フェライトコアが割れた場合の脱落防止と補償回路
排気弁作動を感知してから215度の区間で点火禁止
排気弁作動を感知してから300~360度の範囲で平均吸気管圧サンプリング
センサー断線(ショート、オープン、不動作)の場合の対策
プルダウンで出力固定。
ピックアップパルス2回連続ANDで不検知の場合、バイアスレベル変更、又は故障切り離し。
ピッアップパルス(28°)の後118~208度の範囲、ATDC90~180度で吸気管圧サンプリング、前後2回比較して低い値を使用。(スタックは3っ必要)
ACG交流信号の周波数増減で加速の場合は、中間値補正。
排気バルブ動作センサー故障時、1000rpm以上、8000rpm以下で、高い吸気圧を検出したサイクルで点火禁止。
始動中は電力節約の為に停止。又は消費電流5mA以下目標
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