もうちょいパワー、PWK26+FTRインマニ改造(スタッド幅62⇒55.5mm改)とか、燃料ポンプのダイアフラムが漏れてる様な気がするんで、そろそろ交換部品も用意しないと...とか色々検索していた所、
面白いキャブレターがあった。具体的には人様のブログなんだが、244CCの水冷2stに使って、PE30よりもパワーが出て低回転での制御性も良かったらしいって点でクギ付けになった。←カタログ画像。
本当にそうなってるのかなんだがスローポートが3穴とか、ソレックスみたいな所もグッと来るね。加速ポンプみたいな作用をさせる配管も可能みたい。元々は排気量50~150ccのカートとか産業機械用みたいで、取り付け姿勢の自由度が高そう、コカして車体を倒すと燃料が漏れてカブってしまう、キャンバ走行続けると薄くなってエンストとかもある程度は防げそう。国内ではヤマハのカートとか、パラグライダー用エンジンなんかに使われてるらしい。美味しそうな点は、燃料ポンプ一体型で、既存別体のボロポンプを撤去軽量化出来そう、フルアジャスタブルで調整がドライバーで外から直接可能で簡単そう、全長が短く現在のスペースに入りそうな点、取り付け姿勢の自由度が高そうとか。マ、何か入手してみなきゃわからないが。
1つ大問題が。ワルボロ高い。WB-27,WB-3A,WB-32 辺りがベンチュリーφ22~26近くらしいが、結構高価。1諭吉様程もする。OKOとかのPWK26互換を調達して改造した方が全然安い。走行姿勢や転倒に強い点、ボギング対策が可能な点をどう考えるかかな。あと寸法の情報が全く無く、モデル名はベンチュリーサイズなのか、実口径のか解らない。アウトレットφ27mm前後なら今使ってる削って改造キャブと同一、アウトレットφ25mmならPW22と同じなんだが。バイクに流用っう事例も無いっぽい。
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何か別のキャブレターに変えるにしても、排気量244ccで低速使い勝手上は恐らく上限はベンチュリー口径26mm辺り、可変ベンチュリーで強制開閉が良さげ...今、別にパワーに困っても無いが、CDI改造で車両マシになったんで、より高い技能が要求されてる様な気がする、更にもっと低速トルク、ボギング対策が出れば別の乗り方もあるんでは、って事で。
参考:
https://www.polinithor.com/en/polini-thor-250-thor-250-ds-2/
http://blog.livedoor.jp/powered_paraglider/archives/26194060.html
世の中順当そうなのはPWK26~28か、PE26~28を搭載辺りとかだけど、アレは基本2st用。ニードルセットも4st前提では無さそう、KLX系なんかの4st用ミクニTM26~TM30とかは中古買ってもパッキンなんかのメンテナンス部品の供給の問題がありそう、またセッティング地獄は困るし、そもそも高さ幅長さが入るのか...とか。そんでコネクティングチューブ内径は実質φ33mmしか無いんで、そもそもソノ口径以上のインレット口径品を嵌めるのは無意味(或いは形状作り直すか)。
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今のTLR250R寸法限界は,,
キャブレター高さは吸気管中心から ~55mm(ケーブル曲げ部分は別)
上部の全幅は~40mm(スレッドM36)
上部は、吸気管中心から左右20mm(以下にしないとコネクティングチューブに当たる)
下は、~約80mm
前後、68mm
インレット外径φ38~43.5mm程度、副輪込(但しパッキン要製作)
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で、考察。一般に言われている4stキャブ口径の計算式に当てはめてみると...
口径呼びφmm=0.82√(排気量ccX回転数/1000)
ベンチュリ実口径呼びφmm=0.65√(排気量ccX回転数/1000)
インレット口径φ33mm ⇒ 最高6600rpm@排気量244cc
ベンチュリ口径φ22mm ⇒ 最高4700rpm
ベンチュリ口径φ26mm ⇒ 最高6600rpm
なので変更するとしたら ⇒ ベンチュリ口径φ26mm辺りが上限。一本バルブスプリングの限界は6000~7000rpm程度だと思うがソレいっぱいだし。今使ってる「削って改造キャブ」の有効口径は恐らく22.5~23mm辺りで上限5000rpmって程度、一個上のPW24タイプなら予想で5600rpm程度までがパワーバンドか。TLR250Rのカタログ上はPW22(P09)でも5500rpm迄は出せるみたいだけど。
2000rpm前後で全開にする使い方では今のキャブ口径程度がギリギリ上限で合ってる感じ、4000rpm辺り全開だともっと口径行けそうな感じなんだがな。
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仮に同系エンジンのTRX200、TR200と同等の二重コイルバルブスプリングにしてしまい、9000rpm辺りまで回し、低回転トラ用途はイマイチで良ければ...
インレットidφ40mm
キャブ口径φ30mm 辺りか。
尤も最新のEFIトラ車に買い替えちゃえば、口径φ40可能とかで楽勝ぢゃないか...(\高いけど)
←ヤホオクから拝借画像。
この取り付け方向だと、通常のフロート式キャブレターだと逆さま相当だと思うけど、全然平気って事か。このWB-3Aキャブレターは、WB-27と同寸法でヤマハ専用仕様品みたいな位置づけらしい。流れる空気の量からすると2stの150cc辺りが4stの250~300ccじゃないかなんで、2st排気量100cc向けのWB-3Aだと~4st200cc相当、250ccだと高回転側で燃料が足りないかも...なにぶん現物は情報が無く、しかも高価なんで色々考えますな。
色々探し捲った結果(座ったままだけど)、WB-27、WB-3A、WB-32、WB-37、WB-39、とかはあちこちで通販有り、それ以外の中間のサイズ、WB23~38辺りは交換用パッキン類は出て来るが何故か本体は流通して無いみたい。
←カタログ画像。(BN34-28-8010タイプ)
これはチョーク付きで、ちょっと前後長さが長いみたい。
参考;
Mikuni Super BN-Series Carburetor BN40I-38-26 BN34-28-8010
http://www.mikunipower.com/BN01.htm
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内部はソレックスみたいな二重ベンチュリー構造みたい。ソレックスと同じ特性なら4st向けでの調整も楽かも。
←カタログ画像。(BN38-34タイプ)
凄くソソられるが、ボディサイズもデカそうなんで流用は難しいかも。
参考;
http://www.mikuni.com/pdf/sbn_manual.pdf
https://www.comnewssp.com/10-outrageous-ideas-for-your-mikuni-jet-ski-carb-diagram-mikuni-jet-ski-ca
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上、見たらキリがねえなぁ~ フランジとか作るのも大変だし...理想を言えば、PWK26みたいな強制開閉可変ベンチュリーで、ジェット交換可能、且つダイヤフラムチャンパータイプ、、なんてのが有ると良いかも。 しかしマ、飛び石やら燃料供給がシビアな曲芸乗りはどの途「出来ないし」、貧民は燃料薄くなったら車体左右に振る、急激なヒルクライム、ダウンは1分以内、コカしたらガソリンコックoff、とかチープな方法で対策が一番か..
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よくよく調べた結果、車体を傾けると薄くなると思ってたのは間違い、なぜか左に傾けると濃くなってた(スロースクリューで半回転相当)。(?_?)
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