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2017/09/17

ヤンマーの中古発電機購入

大震災後6年、熊本地震から1年経ったせいかリース揚がりか中古の発電機が大量にオクなんかに出て来たんで、物欲ポチ。(G900iS) ついに最新の正弦波インバータ式発電機がウチに(胸熱).
(←カタログ画像)
来て見ると、屋外1年使用かな?位いの状態でラッキーだった。

ホンダの奴も大量に出てるが人気MAXで高い。それに重量が僅かに軽かったのと、燃料2.5L入り、フルパワー@4.3hr/エコ@11.9時間運転可能つぅ事でコッチにした。とりあえずリコール情報も無いみたい。で、同様物ヤマハ版の方は人気高いみたいなんで、ヤンマー版の方。

人生初めてのY系エンジン/。今迄はホンダ製がデンヨー製が多かった。え、今迄のEX300発電機はどうするのか?..あれは2st煙いが超軽量、混合100:1仕様最終型、なんで車載専用。20年以上作業車に積みっぱなしだし、今後も同じでしょ。ざっと点検、問題無さそう。燃料は販売業者が注入したのか、色無しのホワイトガソリンが少々入ってた。一発始動、音も問題無さそう♪ 

この手の発電機を始動する時、今迄現場で使ってた奴とかは、足を掛けてリコイル引いてたんだがコイツは、形が丸いのと、リコイル引く位置が低く、丁度足掛ける重心辺りで非常にやりにくかった。手で上品に押さえて丁寧に扱え、って事らしい..

取説検索すると、ヤマハのサイトに上がってた(EF900iS https://www.yamaha-motor.co.jp/parts-search/pc/)。底板部分にエンジンオイル交換用のジョウゴを内蔵しているんだと。....なんで別に汚れてなかったが、まずエンジンオイルを交換した。とりあえずバイク用を流用。最低レベル10W-30_SE、所要量320cc。燃料タンクには和光のフューエルワンとイソプロピルアルコールを入れてシェイク、んで捨てて一応洗浄。

車のオルタネーターも同系列車用で入手出来る最大の物を嵌めてるし、インバーターも付いているが、燃料利用効率から言ったら4stの小型発電機が一番高く、かなり燃料の節約になる期待。以前からの2stのEX300もかなり良いが何分、長時間使うには2st排煙が少々問題だった。インバータ式で放射雑音が多いらしいんで、ボチボチ内面アルミテープ貼り追加か、部分的に導電塗装、んで保管用短絡接地プラグ製作とかしますか。点火プラグも一応交換しとくか...なんだが CR4HSBとかの指定プラグはかなり熱型、色々検索するとデンソーのIUF14-UB がイリジウム相当品らしい..


Chapter 1.

通信関係者用にノイズフィルターキットなる物が「あった」らしいが何故か絶版。

←カタログ画像を拝借。

大きさからするとTフィルターか、スパークアレスタ用コンデンサ位いのサイズかなぁ。実装画像からすると貫通フィルターでは無さそう。絶版じゃ仕方が無い。汎用品の静電容量大き目セラミックバリスタとかと、分割フェライトコア辺りで妥協かなぁ。添付のアース線は、プラグコードにアルミ箔テープを巻いてシールドして、エンジン本体の金属部に接地するのに使うらしい。

参考↓

http://blog.goo.ne.jp/jh0hyx/e/37670453aad2bdaee556b7d6e64b1539

http://jq1ocr.exblog.jp/tags/EF900iS/

http://tanakakikai.com/shop/catalog/product_info.php/products_id/27922


Chapter 2.

プラグコードに巻いて似非野呂爺、いやシールド工作って、もっと楽な方法無いか..検索したらその辺転がってる8C-FB同軸ケーブル解体流用より安くはなりそうもないが、汎用のハーネス遮蔽加工簡単ソレ用の既製品があったよ。

←錫メッキシールドチューブ(カタログ画像拝借)
 ”錫メッキ銅箔チューブ”(耐熱ポリエステル+錫メッキ銅箔 )

片端圧着端子にして、途中の側面からプラグコード通し、後は軽く変性シリコン樹脂で止めるかスプレーすれば終わりっぽいな。EMI対策とかウルサイご時世だしね。


Chapter 3.

末端処理。太目、10mmのマジックの軸に嵌めて成型.











Chapter 4.


接着剤で仮に固め。後でライターで炙ってフィット出来ればと云う事で。












Chapter 5.

大体部品が来てた。実装準備しますか~ すべて汎用品。セラミックバリスタはAC140V用、スパークアレスタも洗濯機なんか用、バッチンコアも...

本当はフィルター付きコンセントモジュールとかに交換が正解だと思うけど、低背小型な奴は見当たらないし同じ形状なのは無さそう。だいたいノイズが流出しなけりゃ良いや、って事で。第一、部品を押し込む余裕無いし。





Chapter 6.
セラミックバリスタ3個(AC140V用 ERZV14D221)と、スパークアレスタ(0.1μF+120Ω(EPCR1201-2))、組み立て。今回は少し小さいφ14mm、6KAクラスの奴、630pF@100Hz。スパークアレスタとバッチンコアで、純正ノイズサプレッサの代用。


セラミックバリスタ(ZNR)は安価なんだが、短絡故障して過熱発火し易いと云う悪い習慣があるんで、最近はシリコンSPD(TVSダイオード)が流行りのようだ。でも手持ちもまだ沢山あるしな。この発電機は電子式ブレーカー付きだし、問題無いんじゃないかと思う。シリコンSPD(TVSダイオード)を使う場合、終末期はバクハツ開放してオワリになるらしい。

自宅の分電盤にはZNRを仕込んで15年位い保ってるが、そろそろ交換かなぁ..ま、まだ熱持つとか無いみたいだし、保つかなぁ



Chapter 7.

なんとか取り付け。絶縁は、例によって強粘着養生テープ...











Chapter 8.

似非野呂爺、いや、シールドの取り付けは大変だった。ネジ込みプラグキャップを抜き取り、シールドを被せるんだが、下の穴が緊つくて入らない。分解図だと、この穴の直ぐ奥にイグニッションコイルがあるんで、この程度で良いや。余長は下に延ばしてクランクケースに接続。

この後テキトウにアルミテープを何か所か貼って簡易シールド追加、良く使う手は(高温部には使えないが)ICの保管なんかに使う黒い導電性スポンジでカバーする手。安いフィットし易いし、それ自体が程々の厚みと電気抵抗があり、継ぎ目も導電しやすい、再放射性も低いと思う。シールドケース内でPLLのアナログ部分とマイコン部分の境目から覆って、ミキサー下流のノイズフロアが10dB以上改善した事もあるぜ。

ツイデに点火プラグは極細イリジウム、デンソーIUF14UBに交換..盆栽。



Chapter 9.

少し弛ませて余長を採り、野呂爺の端を5.5の丸端子でエンジン下部に共締め。本当はイグニッションコイルのETに直結か、シリンダーヘットに最短距離で直結するのが良いんだが、シュラウドまで解体して工作するのは大変なんで、簡単に。

←組み立て完了。


やっぱついでにフロートチャンバーも外して清掃。やはり放置されてた期間が有ったみたいで、チャンバーの底にヤニが溜まった跡があったんで、削ぎ取り。で、1回燃料を流して起動...問題無し。マタマタ全てのガソリンを抜き取りしてスタンバイ(放置..)に。

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我が家の最重要設備、冷蔵庫、ADSLモデム、ルーター、GPSクロック(10MHz)、パソコン、台所照明の繋がってる配線にワットメーター割り込ませて電流測定、発電機供給に切り替える際の分電盤配線繋ぎ込み検討。

 冷蔵庫:150W~450W
 照明:10~80W
 パソコン、タブレット類:100Wぐらい
 GPS、UPS、モデム、ルータなんか:大体30W
 電子レンジ、1KW位い
  (あと冬季は、ファンヒーター起動予熱用に700W/3~5分@1台)

再起動時の電流とか少々余裕見なきゃいけないが、ブッちゃけもう1回計画停電とか有ったとしたら、照明とか電子レンジとか贅沢品なんかは別にして再起動時に最低550Wぐらいも有れば良さげ。その後は最低280W位い。G900isのエコモードで満タンで12時間弱稼働可能なんで、3時間位いは楽勝かな。追加するとしたら1.5KW位いのUPS、APCとかのブーストモード付きタイプが1台あれば電子レンジも使えるかな。
ずっと昔、客の家とかで作った様な、双投切り替えインターロック付き配電盤か、発電機接続専用口なんか細工作っとくか。以前は車庫の分電盤がクルマで発電した電気(約600W(1KWpk))の受電口兼用だったけど、あれは発電用には燃料を食い過ぎる。

そういや以前、UPSのバッテリー交換をケチってたら、いきなり計画停電でハングアップ、メチャメチャになったんで、最近はUPS真面目に交換メンテしてるとかなんだが。

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~2022-9...
約1年間隔、発電機を上下裏返してエンジンオイル回し、オイル蒸発残量点検。3年毎ぐらい交換。






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