調べると無機系結晶化促進剤とか、コンクリート補修材とか色々あるが、無機系でも2諭吉級@16Lとかプライマーも入れて材料だけで35諭吉級とか結構高かった。普通のペンキより高い。貧乏人には無理。しかも手間掛かり過ぎ、それにどの位い要るか、やった事無いんで見当も付かない。
参考にした所。
http://www.fuji-chemical.com/product_keisan_soda.html
http://www.ed.tus.ac.jp/~kaken/studies/2015/2015-s-tue.pdf
http://osaka-keisou.co.jp/tech.html
https://www.jstage.jst.go.jp/article/mukimate1953/1991/231/1991_231_131/_pdf
http://www.kutai.co.jp/pdf/RC_li/guardex_li.pdf
http://www.con-pro.net/readings/mystory/doc0018.html
https://www.jstage.jst.go.jp/article/crt/25/0/25_181/_pdf
http://www.rehabilitate.jp/rehabilitate-pics/pdf_pcguard.pdf?v=1
http://www.kensetsu-plaza.com/catalog/post/6593
3号ケイ酸ソーダ(一般的に流通)
45011-ABA,水酸化リチウム(無水 98%)
まずはアルカリプライマー
材料:水酸化カルシウム 20Kg@\1500- 安!送料入れても2野口様。
こんな事は初めてやるので、どの位の液量が要るのか全く見当もつかない。まず適当ポリ容器に水10L、アバウト1Kgの割で溶かして、工進のHS-401C蓄圧スプレーで噴いてみた。ちょっと薄い感じ。ポリ缶は以前使ってたトランポ・タウンエースGLに積んでた岩谷の15L水缶に犠牲になって貰う。
まあ水性資材なんで洗えば良いし...
↑結構均一に塗るのは難しい。
0.8Kg/15L程度で、垂れない様に薄目、3~4回噴く覚悟でないと均一には出来ない感じ。特に吹き付けモルタルの部分がムラになりやすい。この部分だけで4人工掛かるとすると外注費だと結構な金額になりそう。アバウト2Kg@15L位は問題無く溶ける(分散出来る)みたいだが、白い塗りムラが酷かった。んで割り水して、大体アバウト1Kg/15L位いにする(且つ、度々拡散)。外観気にしなければ、若干濃いめかな。
大体、溶液4Lで約10m-sqを軽く1回塗れるみたい。15Lで見える3面全てに塗れたよ。
消石灰は当初5Kgもあれば十分だと思ったが、通販だと1Kg買っても20Kg買っても送料入れると大差無かった。20Kgは買い過ぎだったが、マァ水に溶けるんで... 防藻剤も入れたかったが、アルカリ金属系、アルカリ性でもokの無機系とかで安いのでヨサゲなのは見付からなかった。今回は水性なんで安全人畜無害じゃないと困る。それに塩素とかイオウ分を含まない化合物を選ばないと建具が錆びたり有機塩素汚染が不味い。どうせ水性薬剤しか使えないし、水性なら後追加も楽なんで、あとで考えても良いしな。最近の有機系、ベンゾイミダゾール系の業務用とかでも探すとして今回は見送り。カネ無いし。
次は均一に仕上がるか、アルカリ度が十分なのか...複数回やらないとダメなのか辺り。壁面1箇所で試してから拡大かな。あと、マグネシア混入の苦土石灰でもイケるか?辺り。
結局1夏掛かるなぁ
←特にコウガイビルが良くのたくってるアノ辺り...コウガイビル、人畜無害なのか良く解らないけど。(全長約8cmぐらいあるよ~orz.)
今回はホドホドの奴で良いや。金属系とかAsとか強力過ぎるのはやめとこ。適当に汎用品の農薬で流用かな。ベンゾイミダゾール系って覚えてたのは、以前スプレーカビキラーだったかに含まれてて重宝したんで。どういう訳か絶版商品になったみたい。まぁ、殆ど水みたいな荷姿だから、有難味が無いからかも。アレを一発タイル目地に吹いとくと、年単位でカビが発生しなかったんで、大分掃除は省ける(ゴメン) その内、耐性菌が発生するかもだが..
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コウガイビル、一応調べると益虫?らしい。でも僕、絶対触れないね...一番住んでて欲しいのはアシダカ軍曹様なんだが。前に住んでたアパートには毎年夏になると階段入口門番様と廊下担当様が居て、結構デカかった...
もう一ヵ所のアパートの方はダンゴ虫とムカデの団体が毎朝行列とかあったな。隣の奴が自炊だとゴキブリ天獄、例のゴキは人間の匂いを感じるのか、道路の端から少し離れた辺りとか、建物通路壁沿いを移動しているのを7~8月になると夜に良く見掛ける。んで、玄関前や門口前の段、ドアの段差とかにクレオソートを塗ったりして近隣から移動して来ない様にした成果なのか、ここ数年は幸い出て無いが。しかし他、アリグモとかヤモリの団体、カナヘビ、トカゲ、こないだはムカデが机の上に出現だよorz.
思い出しても震える原体験、料理大好き」とか云うオバサン宅、水漏れと漏電補修...ありとあらゆる物捲るとゴキブリ(茶色い奴)、Fは油吸ってペニョペニョになってるしだ。お茶が出た...
←早速尼で入手。合成抗菌剤100g入り(水和剤)。
名前が良い。前は市内の薬品店に会社名義で注文とかだったけど、通販でこんなのまで簡単に買えるな。
ベンゾイミダゾール系で低毒性、塩素とかイオウ分も含まない化合物みたいで、多分コンクリートに害は少ないのでは..濃度はx1000倍で良いみたい。ちょっと壁に噴くにしては余るね。15Lでアバウト15gで良いのかな。散布して効いてる来るかどうか様子見、結果出る迄は一ヶ月位い掛かるか。
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20170730この所雨続き、夜間湿度も90%越えで壁面が乾燥しないよorz.2~3日晴天が続いて乾くタイミング待ち.
巷ではヤマハのWR250Rが絶版になるとか騒いでるな..
←合成抗菌剤を0.1%添加して再度噴霧。
やっぱ消石灰0.8Kg/15L程度の薄目、3回位い垂れない様に塗り重ねがベストだったかも。
←結構ムラになってしまった。
浸み込むかタレるかの見極めが結構難しい.次回があるかどうかだけど、薄目にしてストレーナで濾し、固形分が残らない様に上品にやった方が良いかもな。コレ、1回散水洗浄するか、2~3回降雨があればマシになるかなぁ。まだこの段階はカルシウム分を浸透させるプライマーに過ぎないのに。結構難しい。
マ、客のとかじゃ無いし、外観なんか気にしないのでこのまま放置..w ちょっと思いついたが、この白さだと屋根のセメント瓦に塗ったら遮熱になるかも。しかし染み込まない分は全く無駄..
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2017年8月中、天気の様子を見ながら急いで3回目、今日は珪酸ナトリウムを噴く。用意したのは通販で一番安かった3号珪酸ナトリウム。
一斗缶@4野口様。これも初めて使う資材なんだが、一寸見・手触りは薄い水飴状況なんで、そのままじゃ粘性が高過ぎ、噴霧出来ない。
んで水で薄める必要があるんだが、資料とかノウハウは無いんで、単に噴霧可能な程度にする点だけ考える。
1回2L位い1/3の濃さに作って噴霧して見た結果、もう1段濃い目だいたい1/2~1/2.5程度の濃度なら噴霧可能そうだったんで、今回は約1/2.5、アバウト目分量水9L+3号珪酸ナトリウム6L程度割位いで希釈、全周1回噴霧で塗布してみた。希釈液は約16L消費になった。加えた水分が蒸発などで抜け、珪酸分の濃度15%程度以上になると躯体内の遊離カルシウム分と反応して100~1000分位いでゲルガラス状固化、という期待なんだが。
珪酸ナトリウムも躯体に染み込まない分は無駄になってしまうので、多少薄くても2~3回塗らないといけないかも。動噴使って薄めずに予めリチウムなんかの金属分を予混合、100分以内とか短時間で高圧噴霧する手もあるかも知れないけど、かなり実験しないと出来ないと思う。逆に、市販製品だと20%濃度を2~3回っう物もあるみたい。
今回は、水酸化リチウムとか賦活作用のある助剤は情報もノウハウも無い(カネも無い)んで使用しなかったので、推定通りの効果があるか数日様子見..特にボロボロ、苔が生えてる辺りとか。
16時間目
前日の珪酸ナトリウム塗布の後、雨になってしまい12時間経っても乾燥まで行かなかった。表面はまだ僅かにベタ付いている。失敗かも.. 大気湿度は90%、ジメジメ~
30時間目
壁面のネバツキはまだ僅かに残ってる。タックタイムはとうに超えている筈なんだが...
3日目
ほぼドライな感じに。ようやく硬化したみたい。大谷石の部分も同じ。白い石灰色からやや濡れた感じの色になったよ。下地の水酸化カルシウムを噴く時に薄目にして、どれだけムラ無く塗るかが外観仕上げのポイントだったな。あとは年単位で効果あんのか?かな。防藻剤も.
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風化が進んだコンクリートブロックとかモルタル面なんで、硬化に時間が掛かったって事は、石灰分を先に噴いてもアルカリ度が足りないか、やっぱりカネ掛けて珪酸リチウムとかの方でやるのが正攻法かも...orz. ただ、珪酸リチウムは珪酸ナトリウムや水酸化カルシウムよりずっとアルカリ度が高く(ph10~ph12)、扱いには手が溶けない様にしないといけない。
この際、水酸化リチウムと水酸化カルシウム混合とか効くか試してみるか..珪酸リチウムはなかなか入手し難いが、水酸化リチウムなら試薬用が市販ある。同価数の水酸化ナトリウムなら在庫が1本あったが、リチウムの方がなんとなく効きそうな..(アイマイ) 躯体内の濃度は、リチウム分でモル比0.5相当以上程度もあれば効果があるらしい。付着浸透して反応しない分は炭酸リチウムに変り、単体でも凝固するはず(多分...) そんで早目に片付けて気温が低下する前に細かい所のモルタル塗り補修もしないと..
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モル比0.5、ツウ事は、3号珪酸ナトリウム中の酸化ナトリウム(Na2O)分、10%に対して、5%相当で良いって概算、1:2.5に薄めているから、ざっと15Lの5%の1/2.5、2%、水酸化リチウム水和物中のリチウム重量を考えて、試薬大体0.45Kg位い...モルと原子量の計算なんて忘れてしまったんで、混ざってりゃ良いや気分になって来たよ... 直前混合で「素早く」とかは面倒(てか多分無理)、別々に噴霧して間接混合で楽にやるか..
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約一ヶ月、完全にドライな感じになった。防藻剤も効果あったみたい。あとは何時まで効果あんのか...今年はもう良いや. 結構塗りムラになっちゃったが、超遠目新品じゃねっつう事で。後はモルタルで部分タッチアップだけボチボチ。
葺替え後30年位いだったかなんだが結構白化、痛んでる。ウチは工事屋なんで、葺き替えも自分でやるかなんだが材料費もバカにならないし、処分費も掛かる。それにダイイチ疲れる。
←映りはそうでもないが結構ボロボロ。
この下は板金屋根の二重屋根なんで、葺替えだけじゃなく板金の再塗装も必要。出来れば弄りたく無い。それに前回、業者が桁桟に白太を使ったんで腐った残骸も大量に有るハズ..
5年程前に苔とか地衣類が生えたりした対策で、浸透性アルキド樹脂塗料(ガードラック Pro油性)+油性防藻剤(バイテク溶剤用)を1面塗布してたんで、まだ苔とかは生えていないみたいなんだが、今回の機会、追加で防藻剤(としてのベンゾイミダゾール)も混入。屋根だしブロック塀より少し強力な奴...て言っても汎用品のベンレート水和剤と先のゲッター水和剤を混ぜて使用。ベンレートは同じベンゾイミダゾール系で塩素やイオウ分は含んでいないんだけど、より毒性が高く2年ぐらい残留性が有るらしい...屋根なら良いでしょ。
あとツイデニ..毎年ボウフラ対策で雨水桝にデミリン水和剤を投入してるんだが、屋根に散布するのにも混入しちゃう。雨が降る度に溶け出して、イチイチ雨水枡開ける手間が省けるかも。(来年の夏まで待たないと効果あったか解んないが。) デミリンは以前、衛生観念ゼロの飲食店奴の設備を弄ってた頃、作業服洗う洗濯洗剤に混ぜてたなぁ...
で、リチウムも試しに添加してみるって事で、水酸化リチウムも調達したんだが、0.5Kgでなんと樋口様1枚分もした。屋根全体をブロック塀に当てはめるとザックリ1回30L必要(石灰水30L+アバウト40%珪酸ナトリウム30L)、概算15Lタンク毎の石灰水に対して0.5Kg、合計1Kg添加しなきゃならないんだが、フトコロ気分都合0.5Kgしか調達しなかったんで、気分で250g@15Lづつ添加する事にした。(効果あるかは実は良く解らんし)
決行...の前に屋根に噴いた珪酸ナトリウムの染み込まない余りが雨水管に流れると中で固まって詰まる可能性があるんで、下準備2日掛かり蚊に食われながら雨水桝と雨水管を清掃。配線モールで作ったナンチャッテ平スチールで管内も清掃泥出し、木の根とか泥を適当に掻き揚げ。あとアルカリで腐食するカモ電灯線にビニール袋巻き付け保護.. 天気確認して実行。
(約7年後の2024年に別件工事で付近の雨水管を掘り出しした所、既に元の木阿状態、またまた雨水枡接続部や割れ目、配管接合部から侵入した近接樹木の根で閉塞寸前状態になってた)
←え、塗りムラ? 屋根なんか見る奴居無いだろうし気にしない.. 無視無視。
3hr@1日で大体半分噴き付けた...んで疲れたし日没にて中断. もっと早く始めろ?..マ、仕事じゃ無いし..
日改め、残り半分も噴き付け終わった(4hr)。だいたい合計1人工だな。
水酸化リチウムを水酸化カルシウム溶液のプライマーに混入した効果は良く解らないが、混入するとアルカリ度が上がる為か、珪酸ナトリウムを噴いた段階で固まる速度が速いみたい。前回、リチウム無しの時は、2~3日位い掛かった感じだったが、今回は数分で糊状にまで固まる感触。作業性という点では良いかも。ただ混入量は、数分の変化じゃ早すぎるので15L当たり250gではなく半分の125g程度の方が良いかな。で、固まり易いから水酸化カルシウムの方の濃度も薄目(500g@10L程度?)に作って白い塗りムラ軽減も良いかも。でも固まった後の耐久性とか硬度に違いが有るかまでは全然解らないな。次回も混入するとしたら少し薄目としても塗り継ぎ検討とかの範囲の理解かな。水酸化リチウム混入した所としない所とか条件分け作っとけば良かった..
業販の専用薬剤では、珪酸リチウムと珪酸ナトリウムを混ぜた物が主流、プライマーを使うとしても薄い水酸化カルシウム溶液単体の方が主流みたいだ。
次回は夏の暑さ対策、白塗りかなぁ。
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2018年5月
屋根塗りにデミリンを仕込んだ効果か、今年は角の雨水桝の辺りに出来る春先の蚊柱が出なかった。効果あったかも。なので今年はデミリン散布は省略。何年間保つかだけどな。
台風一過、雨水桝点検で開けて見たら、モルタル瓦に染み込まないで流出した珪酸ナトリウムが固まった奴が溜まってたよ。(白い石みたいな奴)
珪酸ナトリウム希釈液を入れていたポリタンクなんだが、一ヶ月程放置してたら、白い固形物(結晶?)が内壁に結構付いてたんで、残液の長期保存は無理みたい。希釈に使った水道水も石灰分とか不純物が僅かに含まれてるせいなのかも。あと今回噴霧器は2工程で共用したけど、水酸化カルシウム用と、珪酸ナトリウム用はケチケチせず別にした方が良かったな。珪酸ナトリウム水溶液に詰め替えて噴く段階で、今回は水酸化リチウムを混ぜてたせいか、噴き始め直ぐ固まりが出来たみたいでノズルが詰まった.. パイプ内部もコンタミ付着状態になったみたいで何度もノズル外して中身飛ばす羽目に、終了後の洗浄も針金やら余ったケーブルの切れ端突っ込んで掃除、管外もカチカチに固まった珪酸ナトリウムを削ぎ落とす、カスとかが出て来なくなる迄、小一時間もかかった。。もう今後この噴霧器は油剤か消石灰専用にしか使えないな。
安いからって20Kg調達した消石灰の方は、2/3位い余ってしまった。これはどこかに...
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2018年10月
屋根に苔は全く生えなかった。合成抗菌剤が効いてるみたい。塀のもベリっと剥がれたっきり生えて来ない。3~4年したらまた点検、もう一回塗布とか検討かな。修復性としてはヘアクラック迄、1mm以上のクラックになると無理みたいなんで、その部分はセメントミルクを塗り込むしかないみたい。
2024-10月、北側の瓦、棟瓦面戸部に苔が復活してた...orz.
*色々な論文を参照した結果、水酸化リチウム添加するなら強度や耐久性が高いのは[ナトリウムイオン1:リチウムイオン0.6] 程度以上が望ましいらしい。が、価格的に高くつくのと、アルカリ度が高くてミストが危険。今は入手し難いが珪酸リチウムを入手できれば楽かも。
*3号珪酸ナトリウムは2.5倍希釈程度までは良いらしい。
*水酸化リチウム水和物をプライマーに少々添加するだけで数倍以上も早く硬化、1日で施工完了も可能みたいだが、2018年07月以降は、劇薬指定になったので入手困難になった。(*珪酸ナトリウム水溶液(主剤)に直接何か添加するとノズルが詰まる。)
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2020年6月、仕込んだ殺菌剤が失効したのか、北側の壁の一部で地衣類復活。抗菌剤塗布効果は3年弱?
2024年10月、屋根のセメント瓦への防藻剤(殺菌剤)も失効してたらしく、端部に苔が生え始めていた(2021~2022年頃から?)
コンクリート補修剤
https://patents.google.com/patent/JP2019172564A/ja?oq=特開2019-172564
【解決手段】ケイ酸リチウムなどの珪酸塩類と、水酸化ナトリウムや水酸化カリウムなどのアルカリ金属の水酸化物の1種又は2種以上とを含む水溶液よりなる、コンクリート補修剤
本発明の効果(浸透性向上効果及び性能回復効果)をいかんなく発揮する点から、珪酸塩類とアルカリ金属の水酸化物とのモル比は、珪酸塩類:アルカリ金属の水酸化物=0.5〜5.0:5.0であることが好ましく、0.5〜3.0:5.0であることが更に好ましく、0.5〜2.0:5.0であることがより好ましい。
同様に、珪酸塩類とアルカリ金属の水酸化物との合計の質量濃度は、5〜80%であることが好ましく、5〜20%であることが更に好ましく、7〜13%であることがより好ましい。
水ガラス水溶液(WG)は、JIS K 1408の1号水ガラスと水を1:1の体積比で混合したものである。
水酸化ナトリウム水溶液(NH)のモル濃度は10Mである。
液体ガラス(S)は、液体ガラスの原液と水を1:2の体積比で混合したものである。液体ガラスの成分は企業秘密で不明である。
珪酸リチウム(Li)のモル比は7.5で、シリカ(SiO2)の含有量は20〜22質量%、酸化リチウム(LiO2)の含有量は1.3〜1.5質量%である。
アルミン酸ナトリウム(AN)は、水酸化アルミニウムと水酸化ナトリウムを原料とする液体品である。
これらの原材料(原料溶液)を調合して補修剤の選定試験に使用した。この選定試験に使用した補修剤の構成を表4に示す。
珪酸リチウム原液(Li),10Mの水酸化ナトリウム水溶液(NH)及び水を2:1:2の体積比で混合したもの
http://data.jci-net.or.jp/data_pdf/39/039-01-1336.pdf
*「水ガラスと ~ 水酸化アルミニウムと水酸化ナトリウムを原料とする液体品である。」この辺のクダリは、市販の「セメント急結剤」の成分と殆ど同じかと。
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亜硝酸リチウム水溶液注入による鉄筋寿命延伸工法
Chapter 11.
既存塀切断・加工部に再度、消石灰(石灰水プライマー(石灰水+水酸化リチウム混合))散布して、3号珪酸ソーダ塗布する事方向に。蓄圧式スプレーノズルの詰まり」対策、酢酸水溶液(百均食酢/約25cc@15L)洗浄をやって見る。
セメント新規打設部、粉止めと水溶性エポキシ塗装前処理に、3号珪酸ソーダ水溶液散布。
古いコンクリートブロック表面再処理に、石灰水プライマーと3号珪酸ソーダ水溶液散布。
今回は、3号珪酸ソーダを、30%水溶液(水は水道水)にして使用。プライマーは、水酸化リチウムが非常に入手し難くなってしまった(毒劇薬指定2018~)ので、最初は石灰水(1Kg@15L)散布だけ(出来れば水酸化リチウム100~125g@15L程度(中性化の進んだ古塀部分用は若干多目に?))、石灰水にベンゾイミダゾール系抗菌剤0.1~0.2%(水性・適当量)添加。
新規打設部床の下塗りとして、3号珪酸ソーダ水溶液に水性エポキシ塗料を8~10%程度混入した物(水は水道水2~3日放置にて塩素抜き)を、床塗料プライマーとして塗布。
2024車庫工事関係
https://rkphs.blogspot.com/2024/11/a.html
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使用量(1F屋根全面+ブロック塀(約1/2)
(塗布量はザックリ、8m-sq@4L前後)。
石灰水
約40L (消石灰2Kg、アバウト平均すると0.6Kg@15L(0.8Kg@20L))
1Kg@15L(+水酸化リチウム125g)にて2回作成、沈殿残渣などにて残り15L分1回作成、残約4~5L。
3号珪酸ナトリウム30%(20%程度が伸びが良く浸み込みもヨサゲ)
約40L (一斗缶18Kg全て消費、残約4~5L)
石灰水は結局、薄めても残渣は残る。0.8Kg@15L程度で作り濾過するしか無さげ。残渣があると塗りムラが目立つ。食酢洗浄は、25cc@4L希釈液程度にて1回、翌日以降での珪酸ナトリウム水溶液切り替え後の固化やノズル詰まりは発生し無くて済んだ。
珪酸ナトリウム塗布、北西角部分が、塗布後30分以内に軽く降雨(約1~2mm@1hr程度?)となってしまい「タックタイム3hr目途以上又は乾燥」に至らなかった。珪酸ナトリウムの不要付着部(未硬化部)の洗浄は、乾燥してしまうと不可能、水に漬けたまま放置するか、完全に固化するのを待って削ぎ落とすしかナサゲ(石灰分と接触しなかった部分は脆い感じ、接触部は硬くなる傾向)。
部分的に更にモルタル塗り補強(テスト)
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