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2016/10/30

36穴チューブレスリム入手、リアチューブレス化試行錯誤

リアホイルのチューブレス軽量化を目指してようやく入手。TLM260用の中古だけど。
(リム単品約2.2Kg、TLM200用ハブAY、約1.6Kg)

時代はディスクブレーキの32穴リム主流。36穴はもう過去のモノ。あってもボロボロ、高いな。現代の32穴ディスクブレーキ化も良いけど。36穴チューブレス化は、TLR200での事例があるみたいでマネにてドラムBのまま簡単入れ替えの方向で..^^;

↓店、遠いんだもん。アソコまで運ぶのムリだしなぁ.. 部品流用調べ入手とか先は長いな。とりあえずサビ取リとレノバスプレー流用(リン酸系)で白錆び止め。

参考:
峯SPL (TLR200/TLM220)
http://mine-spl.world.coocan.jp/tlrtyu-buresuokamoto.html


http://mine-spl.world.coocan.jp/tlrnisino.html

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今回使用タイヤバルブ

 GALESPEED(ゲイルスピード) ストレートバルブ(アルミ クランプイン エアバルブ) 品番 28200054 シルバー ノーマルホイール用 Φ11.5
(GALESPEEDエアバルブ用 ナット 14mm Φ11.5/ストレート&74バルブ対応 品番#28200099)

(8年目(2024暮れ)で、バルブ根元のゴムシールにエア漏れ、劣化し冬季に硬くなり漏れ?増締め)


依頼備考

 ブレーキパネル側(右側)フランジ面~リム端オフセット、7mm




Chapter 1.

色々ネット検索とかして組み立て検討なんだが
←コレ、耳切軽量化も同時にやりたくなって来たよ。
 (写真はミネモーターサイクルのWebから拝借.)

削るだけで概算80~100gは軽くなるのでは? いつもサンダー1丁で巾木やら軽鉄、盤、コンクリとか切り刻んでるんで、”やっちまえ」とかなんだが。

今のタイヤはあと3~4千キロ位いは保ちそうだから、その後チェーンとかと一緒に入れ替えが良いかなぁ

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件のプロショップに年末イベント♪てか軽量化と組み換えを依頼しよ♪. メールで聞いてみた所、幸いリムとか部品だけ送っての加工もOKと回答が来たので。さすがに自分でサンダーで切り刻むのはキレイに一発で出来る自信が無いしね。1~2箇所なら兎も角36箇所、その後部品アタリ付けたりバランスも取らなきゃならんしな。キレイに耳切り取りして貰えば、リムにクラックも入り難くくなるかも。それにそもそもパンクするのは車もバイクもリア側しか無かった様に思うから、チューブレスにしちゃえば修理も楽じゃね?

思い付きなんだが、よく考えたら手持ちタイヤはバイアスタイプのTW24の中古だけ。チューブレス用ラジアルタイヤは1本も無いから、チューブレスタイヤも新規に買わなきゃならないか。TLR200でモタードタイヤ履きとか、ミシュランXライト(コンペ?)とか見掛けた事あるけど、用途的に選択肢はIRCツーリストかなぁ。
予約入れてTLM200Rホイル&,TLM260Rリム、バラして何とかギリギリ小さく梱包して送りますか.

参考:

峯スペシャル
http://mine-spl.world.coocan.jp/tlrnisino.html


http://mine-spl.world.coocan.jp/rimukakou.html


http://mine-spl.world.coocan.jp/tlrtyu-buresuokamoto.html

黒山レーシングでも耳切りはやってるみたい
http://kuroyama.backdrop.jp/?p=537


https://kuroyamatechnology.blogspot.com/



Chapter 2.
仕上がってキタ――(゚∀゚)――!!


これでウチも世間並チューブレス車..感慨. 組立調整済み/。 このまま上から錆止めクリア吹いちゃって使いますか。でも今もう12月も中半ちょっと気温が低過ぎるんで天候見てかな. バイク乗るのにバラクラとか被ったりするとマンマアレなルックスになる時期だし。



今回は耳切りだけじゃなく、改造組立てと部品、新品タイヤもコミコミ依頼、簡単ボルトオン状態です。




では、問題の重量測定..


旧・現用TLM220R(BR TW24&,stdチューブ 6分山、スプロケ無し)  :約10Kg

今回・TLM改チューブレス(TR-011ツーリストTL、スプロケ無し)   :約10.1Kg..orz.

参・TLR250Rダンパー付オリジナル(TW24&,stdチューブ、鉄スプロケ43T付) :約12Kg
    別依頼の耳切り加工のみ単体リム ; 2.2Kg⇒加工後2Kg
    TLM220RノーマルハブAY(スチール製カラー内蔵品) :約1.6Kg
    スポーク、ニップル類 :約700g     (重量は全て簡易バネ量りで測定。)

妄想8Kg、あっても9Kg台前半希望だったんだが、チューブレスタイヤは予想以上に重かった..軸心カラーのアルミ化、中間ニップルもアルミ化にもかかわらず、僅かに重いかもっう結果に。改めて調べた範囲どのチューブレス・トラタイヤでもリア5.4~5.8Kg程度内と大差無いみたい。
これは耳切り軽量化加工して無ければ更に重かった訳かな。まぁ、低圧ランフラット状態でも走れる様になるし、パンク修理とかも簡単になったメリットが大きいと思う。TLM260RF用のリムなんで、リム打ちもし難い縁になってるし。


手元に残ってる元のダンパー付きTLR250R用ホイルは、オンロードタイヤ用とかにでも加工するかな。あとはボチボチ、スプロケ関係とかチェーン新品調達、スプロケボルト加工とか準備しないと. ボルトは現在ステンレスSUS-XM7製なんで、チタンボルトとかに変更、リアアクスルシャフトをアルミ合金化とかすれば若干現在のホイルより軽くなるべ。残りの部品集め、ボルト加工、耳バリ取り、追加塗装とかボチボチやって行きますか。


Chapter 3.
チェーンとカシメ工具も調達。チェーンはEK520SR-X2(カシメ)

1コ前のスーパーカブ用#420用の工具しか持って無かったんですよ.











Chapter 4.
スプロケ到着。とりあえずJT製JTF1336.12、JTF1336.13、の12Tと13T。ドリブンはJETSIE製46Tをゲット。右端だけはTLR250R用標準14T中古の錆び落とし再生品。


今使用中の手持ちTRX250用12T(XAM/UFO製 C4111-12(AFAM/XAM-20313-12C))と、41T(BT2802-JITSIE)、同様組合わせ(12/41=x3.41) 、フロント14Tパツパツでチェーン切って、12T/46T(x3.83),13(x3.53)、又は、14(x3.28)組み換えで使うかな。元々の標準は14/43=x3.07、丘寄り12/43=x3.58、山コンペ9/43=x4.77、この車両を入手した時は、9T/43Tが付いてたんで非常に山操作簡単、なんちゃってフローティングターンも楽勝だった。12/48T(x4)辺りで再教育キャンプとかも良いかも..
(9T/43T=x4.77じゃ公道ツートラ激遅で使えなかったんで速攻交換したが.)


*エンジン側ドライブスプロケは当初、ATC350X用のJTF337.13が図面で近いと思っていたが、取寄せて当てて見ると歯が厚過ぎ、固定クリップ(又は固定プレート)が入るスプライン溝に被ってしまい、クリップが入らなかった。
JTF1336.12、JTF1336.13、JTF1336.14 (XR350R(1986)、ATC350X用)の方が、TLR250RG用とほぼ同じ厚さで、12T~14Tならまだ調達可能な様だ。TRX250R~TRX300EX用もスプラインは同じなんだが、肉抜きてか”胴の厚さ”が違う(重い物が多い様な)感じ。

リアはJITSIEだとBT2802(窓付き約315g、プラカバー製作、必要時のみインシュロック留めとか)、BT2806なら46T(約380g)
同、48Tが在庫あり、BT2807以降は44Tまでしか店頭在庫は無いみたい。他社だとTARON、S3もあるみたいだし。まぁまだ当分買えるでしょ。

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ちょっと思いついただけで激しい出費になってしまったorz. 暫く真面目に過ごさねえと。あとは今使ってるTW24とスプロケの減り具合見て交換するかな. 今のタイヤの減り具合はフロントの方が先に交換かも/そっちは次の春先辺りにでも考えますか。走ればタイヤが減るorz..当然なんですがねぇ.
例の如くダンボール箱に部品と工具入れてキッティング、突然思い付きでの交換に備えて棚に置いときます..



関連サイト 
http://www.jtsprockets.com/catalogue



Chapter 5.

2017年8月...


←この角度で見るとマンマ50ccのMT5なデザイン。

チューブレス投入しないで半年以上、チューブ入り中古使い回しタイヤを使ってたんだが、ベストシーズン真っ只中で後輪パンク。症状は前回と同じ。特に外側に穴は見当たらないがチューブに穴、最初は半日位い、次第に空気が直ぐ抜けるというパターン。バルブコアを疑って、上手く行けばと交換して見たが、やはりチューブ本体の方だった。あと3千キロ位い保ちそう、セミスリックになったらチェーンとスプロケも同時交換しようと考えてたんだがなぁ~。 

タイヤもチューブも多分30年前のデットストックのママの奴。塗装だけ一寸しただけで投入してたからなぁ。

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ブレーキパネル(ME06用)~ホイルドラム縁(TLM220/200用)間隔(軸心シム入れ現状)、2.4mm

2017年も、もう8月入りなのに今年は天候不順。雨が多い。半日位いは天気が保って呉れればいいんだが。



Chapter 6.

←減ってるかなぁ。まだ保ちそうだけどな。(XAM/AFAM-20313-12C)、約1万キロ目。

新品のJTF-12Tと重ねて比較したら、山は全く減って無かったよ。古チェーン(DID-520VX4)も多分、1万キロどころか倍の2万キロでも良かったかも。10リンク158.75mmの所、159mmにしか増えて無かった。前に仕込んだ貧乏人チェーンオイラーが効いたかな?

気取り直して今回の交換では若干二次減速比をアップ。12T/41T(x3.416)⇒13T/46T(x3.538)。最初の頃の12T/43T(x3.58)と同程度に戻す。若干引張力ダウンでカネ取り戻す位い保ちもアップして欲しい。

今回のドライブスプロケット側はATC350X用、JT製13T、JTF1336.13 (13T)試用、ドリブンスプロケは、JITSIE-BT2802-46T(約315g)----窓穴付き。BT2802-41Tは、約230gなんで、約85g重くなってしまうが、ボルトをチタンに変更すれば40g程度の増加で済みそう。リアは最近のBT2806-46Tの窓無しにしようか迷ったが、どうせコンペなんか出る訳無いし、出来るだけ軽い方って事で良いや。

取り付けボルトナットは前回はステンレス鋼製(SUS-XM7)だったけど、64チタン合金製を6本(前2本+後4本)用意。



Chapter 7.

チェーンはEK520SR-X2(カシメ)を用意。チューブレス化するんで、今回はカシメ固定で。102Lを調達したけど、長過ぎた。
←98L丁度で良かったみたい。カット~

短め過ぎかもだけど、仮にフロント13T⇒12T化すれば減速比x3.83で可成りトルクが取れるセッティングも可能。逆にチェーン100Lで緩目、フロント14Tと共用化にすれば減速比x3.28で、ツーリング寄りにも出来るかも。
(14T/46Tでカットして13T/46Tセットすりゃ良かったが、後の祭りorz.)

前回は丸断面oリングチェーン、今回は最新!Xリングシールチェーン、だいぶフリクションも少ないみたい。



関連サイト 
https://www.jitsie.com/en/715-rear-sprockets

   

 

Chapter 8.

今回のチェーンの長さの感触..(下側がスネルカム最短側、上側が長手側)微妙な長さ。F12T/R42T(x3.5)でも良かったかも。96Lで少し軽いし。ただ前が小さいとコレも貴重品な絶版チェーンスライダーが削れちゃうかもだ。

リアタイヤにIRCツーリスト装着すると外径が大きいんで、それと冬季チェーン併用するなら100Lと長目カットした方がヨカッタっぽい。


参考: TLR200 2014年モデルの減速比と・・・
https://furattoclub.blogspot.com/2014/02/tlr200-2014.html


https://burattoclub.web.fc2.com/

  

 

Chapter 9.

ジトジト汗流しながら...完成。魔改造ショップMINE製チューブレス、組み込みましたよ。

これで近代化世間並リアチューブレス。ようやくその辺のセロッカー並みになった。リム耳切り部分はリューターで面取り、軽くウレタンクリア(1液耐候)で塗装。耳切りしちゃったから耐久性はチャレンジかな。

最後にGRPグリススプレーを吹き付け、張りを確認。あとは前に組み込んだ貧乏人チェーンオイラーで維持。

初めて新品タイヤ装着。今迄ずっとセコハン中古調達品だった.. TLR250R、TLM200R、TLM220R辺りは比較的低走行の中古部品(但し30年近く前の経年劣化品)が、他車種よりも沢山流通しているんでそのままアバウト使用も可能。なんで結構助かってた。マ、大層な走りをする訳じゃ無いんで良いんだけど。これからはチューブレスなんで、パンク修理ラクチンになるかな。

来週辺りは早速アノ辺りへ..見せて貰おうかチューブレスのチカラとやらを。因みにスタンドに巻いてるクッションは、エアコン配管用断熱材...

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チョッと近くの丘まで試し。

TW24に比べて若干嵩が高く、ケツ上がりになって、フロントが立った感じになりハンドリングが変わり、クイックになった、てか不安定な感じ。何かの手でフロントを1~2cm位いアップすれば釣り合うかも。タイヤがデカくなったんで減速比x3.538化(3.57%up)に上げた以上になったみたい(約3~4.5%)で、トルク感は変わんない感じになってしまった。そこまで検討して無かった。しかしフロント12Tにして、一気にx3.83に上げるのはちょっとツートラ用には遅過ぎカモ。

TW24の時に比べてタイヤのコシが強いが、ブロックが柔らかいせいかグリップ感が掴み難く、倒し込みに不安になった。比較的オンロードには向いてないかな。グリップは良さそうなんで、鈍感に気にしないで走れば良いのか。

泥地では猫足な感じ。非常に良い。世間の評判通りだと思う。オンロード1.2~1.4Kg/sq、林道0.8~1Kg/sq辺り位いでまず使いますか。但し、柔らかい沼地マッドはグリップが急激に低下、つるつる滑ってコケる。岩や濡れていても固まっている赤土面程度までかな。
 
  
Chapter 10.

外した奴はまださほどでもなさそう。予備か、オンロードタイヤ用に組み換えしようかな。

SUS-XM7製で作ってたスプロケットボルト(85g@4組)、強度不足で伸びちゃうんじゃないかと思ってたが、3年間で別に緩んだりはして無かった。

ドリブンBT2802-41T(230g)、はよくよく見ると数か所、引張力で歯が押されて脇に膨れてる所があったけど、何かあまり劣化とか決定的には摩耗はして無かったんで、捨てられない気分...


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