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2015/08/20

バイク関係ないけど550 (COLEMAN PEAK-1 550)

556、じゃなくて550携帯用コンロ。

ヤフオク見てたらコールマンの550の中古コンロが出てたので、何となくポチッた。これは燃焼音が静かでトロ火が利くという情報、すぐどうこう無いんだが良さげ。最近そんなに遠くに行かないんだが。

どうも燃料を抜いたまま年単位で放置されてた物らしく、タンクの内面コーティングが剥げて錆びてたよ。また昭和時代のどうでもイイモノ買ってしまった.. タケドンとかでも入れてボチボチ直すかな。

現代はタンク分離式か、ガス、カセットコンロでしょうね。軽いし安いし。パッキングもし易い。 今、自分のクルマに積んであるのもカセットコンロだし(詩的にはアレだけど)現代はCB缶機器で統一すれば、器具持って飛行機で移動しても山元コンビニで直ぐにCB缶が買える。OD缶やガソリンでは購入自体が簡単には行かない。
(目的地が寒い所だと現地で使えない場合とかはあるけど../北海道とか寒い地域用のCB缶(OD缶と同じ組成の奴)もあるにはあるらしい)

でも旧人類なんでガソリンコンロ1体型がなんとなく好き。非合理的だけど。昔、バイクでツーリングの時はガソリン燃料共用っう事で、スベア#123ガソリンコンロとか持ってってたが、あれは燃焼音がうるさかった。使ったら直ぐ消す感じ。静かになったら耳澄まして周囲確認だよな。クマーとか。アレは「ニンゲン+味付きエサ」待ってるって宣伝してる様なモノ。

そのうちコンビニが無い街は殆ど無くなりゴミ捨ての都合や、コンビニでお湯が簡単に入手出来る様になって、ツーリング程度なら携行しなくなった。SVEA君、コンパクトでシェイクすれば必ず火が着くのが良かったかな。使い終わったら袋に入れて直ぐ仕舞えるし。五月蠅いけど軽量高信頼性で今でも通用すると思う。現に売ってるし。
(プレヒートは最初にバルブ開けて生ガソリンを少しこぼして火炙り」でやってたよ)

コールマンピークワン系は1990年頃はファミリーキャンプ用で結構”高級品”的位置付けだった様な覚えがありますね。貧乏人はオプティマスとかアルコール。(偏見/私見です。)
当時は山行って貧乏人のサイトはSVEA轟音、金満セレブ隊はホエーブスのサイレントバーナーとかだったような.. 
(今ならSVEA#123もebayとかで売ってるサイレントバーナーカップとか後付けする様だね。結構高いけど)

山行き旅行者と云えばオラなんか多分「最悪の観光客」だよな。”自炊”車中泊”買い物は地元スーパー安売惣菜とガソリンスタンドだけ、全然カネ落とさんし。海外の時は毎回ガイドで見掛けた一番高いホテルを入国カードに書いて、実際には空港やバスターミナル、地下鉄駅に一番近いモーテル、ラブホとかだしな。(そもそも予約して行ってねぇしな) メシはピザ屋台やら自助餐食堂とか止まり木の奴。早いし安いし。それとかでも日本国内のピザとかより旨いよ。某T国とかのラブホ、全部屋同じカギだったという所もあったな..ま、2~3日の事だし、入国カードに出鱈目はマズイかもだけど、ポンニチ安売パソコン屋が何処泊まろうが公安とかは気にしないだろ。
(すぐ商談ならマトモな所じゃないとマズイけど、業務なら問題無し)
え、会社や銀行から行方を眩ましたりしてませんよ..携帯は繋がりますよハイ。

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ラベルは550-4680、底にカナダ製「89」と刻印がある。1989年製かな? とすると26年前か..日本語シールが貼ってあるので国内販売品みたい。バラして見ると、バーナーリング波板3枚だけどちっと厚めな気がするな。コールマンはブスと同じスチールタンクだからなぁ。SVEA君みたいに真鍮なら修理も簡単だったかも。これ、トロ火とか出来るという情報だけどそもそも修理ダメだったらGOMI..

弄る前に、ネットで調べまくった所、どうもコイツは改造されていて灯油用のヒートパイプ(ジェネレーター)が付いているらししい。,,前の人??? フレアナットの所に横に切り込み刻印がある。でもアルミ製の燃料バルブには何のマークも無い。原理的にヒートパイプが有る機種は、プレヒートさえすればある程度質の悪い燃料も燃やせる筈。もしかすると灯油で動かせるのか? 俄然、修理する気になったよ/  (参考↓)

http://ameblo.jp/punyan2700cc/entry-11378972742.html?frm_src=thumb_module


Chapter 1.


とりあえず動けば程度でいいや.って事で分解して処置! 部品を全て毟り取り、タンク単品に。バイクのタンクに比べれば小さいから簡単な。内部気化器のバルブAYは太い段付きタイプ、ガソリン用が付いてたよ。


1,イソプロビルアルコールを入れてシェイク

2,ガソリンタンクの錆取り(10年位い前のMOTOWNモータウン:タンクサビ取りの在庫)ブチ込みシェイクしまくる。

3,風呂に浸けてお湯でシェイク、滓が出て来なくなるまで執念深く..

4,イソプロビルアルコールを入れてシェイク、滓残り確認して風乾

   ↓で、今ここ..(インスタントに約3時間経過..)
5,変性エポキシの錆止めスプレー塗料を吹き込んで風乾、120℃まで加熱して硬化待ち.
 (ガソリンにはもつかなぁ? 試運転だけでいいや、って事で /固まっちゃマズイ所は綿棒でグリスを塗っとく)

タンクシーラーならカンペキだけど高いからな。此奴の値段よりタンクシーラーキットの方が高い。
カネ使って買うなら新品にしとけば良かったカモ..
スベア#123とかと違って燃料管にフィルター(ファイバー)とか入って無い様子なんで
サビ落しても一抹不安なんだが。..来週迄、放置.
なんちゃってコーティング」だし、動けば灯油専用にしましょ。とりあえず.

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ついでで久々、ガソリン・ランタンとか出して虫干し.
久々灯けてみよ..燃料はほぼ満タン近く入ったままなんで、2回程ポンピング、バルブ開けてちょぼちょぼ
”炎上”予熱させるとアッサリ点灯。...暫くナガメテお終いなんだが。

良く見るとランタンのマントルになぜか穴が開いちゃってる。このまま使うとホヤが割れるが、今は予備在庫だけ確認...
ガスランタンやコンロとかはコンテナにフェロガードとか防錆剤をスプレーブチ込み、ガソリンランタン中の燃料には
イソプロピルアルコールとか一寸足してまた物置に戻します。
追加燃料は今回は、レギュラーガソリンとイソプロピル(車の水抜剤@99円)を1:1で混ぜた物を使った。
昔の放射能バリバリのトリウム入りマントルとかも使えないで残ってるが..ソレはどこかに捨てるかorz.

前回使用は何時だったか北の街路に落雷停電した時。その前は計画停電の時。次回(いつ?)の時は
入れてある古い燃料を捨て(クルマの燃料タンクとかに)て交換かな.


参考サイト
http://kcraft.naturum.ne.jp/e884232.html

  

Chapter 2.

湿気の程々な所に開栓、1週間放置してたがソロソロ加熱処理して、組立/燃料入れて見るかな。ホットガン140℃設定で10分位炙って、1時間位い放置.. ホントは100℃-1時間加熱程度が良いらしいが、ナンチャッテエポキシだし適当に../ネジロック塗って組立、再度加熱して乾燥。

←まずはバイクから抜いたガソリンを入れて見てシェイク、錆とかカスが浮いて来ないか?確認
 。   

  

   

大丈夫そう...  加圧してグルグル裏返したりしても燃料漏れも無い。あと、タンク上面のリングが当たる所には傷止めと遮熱用に、FR-4ガラスエポキシ基板切ったのを貼ったよ。


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後日、別銘柄の変性エポキシで別の塗装で試した所、180℃以上5~10分程度加熱しないとガソリンには耐えられなかったので、銘柄によるのかも知れないが最大公約数は180℃程度みたい..かも。  

     

 

Chapter 3.

ツイデニそのまま2回程加圧ポンピングしてガソリンで着火。

50cc位いしか燃料が無い所に空気吹き込んで火付けるのは危険な気がするんだが.. 一応、作業部屋からハロン消火器を持って来て足元に置いて.

←問題無く着いた。20秒程で青火になったよv 静かで良いな。トロ火から好景気轟音まで自由自在だわ。
...今の所はOK?...


灯油用ジェネレーター付きでもガソリンで問題無く使えるみたいだ。次は外で。晴れ間を待って ガソリン抜き取り、灯油満タン詰めでやってみますか..  灯油燃焼出来て静かならラッキーかも。

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灯油バーナーというとラジウスとかの轟音、貧乏臭くて(私見/偏見です..)着火が面倒で危険なイメージなんだが、燃料価格が安い、ジェリ缶貯蔵して置くのが安全だし、震災の時も季節要素もあるが此処ではガソリン程は払底しなかった気もする。軽油、ガソリンとCB缶は奪い合い速攻で無くなったよな。ガソリン抜き取り盗難騒ぎまであったし。市内のスタンドは全滅で仕方無く、談合坂のSAまで遠征して給油した日もあったな。高速道なのにチンタラ走って節約したよ。

最近はCB缶全盛、旧型ガソリンコンロやランタンを、CB缶ガス燃焼用に改造して使う(内爆しない?危険だなぁ)人も居るみたいだね。


参考サイト 
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/B0009VC7QK/
  

  


Chapter 4.


なんだか待ちきれない..物置から灯油持って来て充填。やっちゃいました。下はいつも使ってるノートパソコン...

スイスメタとかは在庫無いんでチャッカマンでプレヒート、ジェネレーターパイプを炙って、バルブ元で暖かくなる程度に。まずはガソリンと同じポンピング2回で

←灯油楽勝!
ガソリンに比べると赤火気味かな。可変範囲はやや狭まり気味か?  安定する迄には1~2分位い。 運転開始後の追加ポンピングは、燃料満タンで最低4~5回位い、ガソリンよりは追加加圧が必要な様だ。トロ火はジェネレーター予熱維持が難しい?のか安定しないみたいだけど、中弱火程度なら安定してる。

勿論ちゃんと足元にはハロンを用意しましたよ..静かでエエわぁ。臭いが少々だけど不快な程では無い。灯油はラジウス大炎上火達磨のイメージだったんだか意外にアッサリ楽勝。早速「灯油用」のテプラも貼りましたよ。火力感触は火力は2~3合炊き辺り位いかな?4~5合ギリギリかも。尤も今は殆ど冷凍食品か外食、たまに電子レンジで白米炊いてる程度なんで、コンロで炊飯の感覚なんてイザとなったらまた練習から程度かもなんだけど。

SVEA#123より嵩張るが燃料選ばんし、静かなのが良いかな。どうせ車両用予定だし、これなら軽油もいけるかも? 

レギュラーガソリンも昔と違って添加剤が少ない様子だしダイジョウブなのでは? 当然、灯油とガソリン、マゼコゼ混合でも問題無く使えるだろう。
(軽油なんてさすがに詰まるかも。試してません。自己責任でどうぞ..)

ニードルバルブも閉鎖、防錆剤をタンクに追加して物置へ仕舞います.. 一応、新品のフィラーキャップのゴムパッキンだけ発注しとくかな。



参考サイト 
http://kgb356.blog.fc2.com/blog-entry-1039.html




Chapter 5.

13~14cm大の角コッヘルとか丸容器とかが無いか探しまくった。ネットで調べた所、550定番らしいダイソーのCDケースに収納が良さげ。

(この550の最大外周φ14cm、上下の収納時外周φ11.5cm)
留め具がスチロール樹脂?感触でヤバいが透明だし本体はポリなんで問題無し。中身が解りやすいし、車に積みやすい。ムカシはEpigasのプラケースが定番で、バックパッカー標準だったらしいが、今は入手出来ないみたいだ。マ、今はバイクでしか山登らないしな。

またサビ浮いて配管とか詰まらなければいいんだが. チューブメタか、ジェルアルコールでも予熱用に同梱しとくかな。

コールマンの550のデザインは、どうもやっぱりアメリカン/。色々横から飛び出してて、角型容器でないと収まりがねぇ..てか角型前提になってるのか..その点がスベア#123とかの収納性に負けるかも。他の手としては臭い移り防止にラミネート地厚手の袋に入れて上下はφ12cmのソースパンかナベを被せ、φ14cm~15cmの大コッヘルに押し込むとかかな.. 個人的にはステンレスやアルミ鍋の金気臭てかニッケルとかの金属ピリピリ感が嫌い、それにアルミはバカになりそうなんで、出来ればチタン製か、テフロンコーティングの角鍋ナントカ、ボチボチ探しますか.


参考サイト 
http://ameblo.jp/punyan2700cc/entry-11378972742.html?frm_src=thumb_module


Chapter 6.

すぐどうこうないんだが、この550用にCB缶ガス導管を作っておこう。使う事態になるかどうかは解らんけど..

←使えそうなのはコレ。市販のCB缶 Tガス缶/Uガス缶 変換アダプタ。
”OD缶機器救済用スタンド。

耐圧管付きで小売り2野口様位い。安い/ 耐圧管のスパイダー側の継ぎ目が丁度、M6/p1.0mm、カンタンだ。そのまま素直に使った方が良いかもだけど..

ピークワン550側の加工は燃料キャップの中にガス逆流遮断弁と減圧器を仕込めば、ガス缶交換も対応出来そうだ。

まずは、φ6~8mm位の金属製の弁を探さないとな..非常用でも最低逆止弁が無いとタンク内のガスが噴出して危険、内爆の可能性もあるしな。アイデアとしてボツ? コールマンのチェックバルブみたいな物とかで合えばなんだが.

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やっぱり余計な事やるのは止めよう。危険だし。昔と違って今は機器が安い。余計な加工する部品代で1個、何か買えるかもだ。昔は見せびらかし一部だけチタンバーナーとか、たしか8諭吉様位いが今やオールチタン3野口様級程度とかだから隔世の感があるよな。昔みたいに天場行って装備チラ見で貧乏人とセレブ隊が1目で解るとかも無いしな。むしろ轟音ローラーバーナー使ってるヲタクの方がカネモチ可能性も..


参考サイト 
http://www.geocities.jp/yukitan2000/handmade/phoebus/phoebus.html



Chapter 7.

どうも中華版のピークワン550なるピーコ品、”BRS-28 △#×峰一号、一体式免&#*9;野&#;汽油炉、整體式野戰爐”なるモノも

←世の中にはあるらしい。生産国は例のアノ国か。
(写真はパクって来たよ 

http://www.zhuatieba.com/video/XMzc2NDU0Nzky)

オリジナルとの違いはタンク410cc、外周上のレバーとかの飛出しが無く、円筒容器に収納可能、最初から標準で#93レギュラーガソリン仕様とかの様だね。風防のデサインはイマイチじゃないかなぁ。スキマ開き過ぎ。JP\13000-相当位で結構する。既にオリジナル品しかもカナダ版、持ってるし..

関心持ったのは補給部品互換性、流用出来んのか?だ。特にバルブAY、レギュレーターパイプとか、同社のBRS-29(コールマン400BとGIストーブの相の子みたいな奴)の放圧安全弁とか。
(https://www.youtube.com/watch?v=7_Y0PlFmy5Q)
それにしても紹介解説動画、コールマンの事には触れてませんな...

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更に西方の印度とかにはもっと面白いモノもあるかも。ディーゼルのバイクとかも有るらしいし。ITバブル崩壊の時は”インドの山奥行ってしまいたい」とか言ってる人いたな。



Chapter 8.
ついでに冬季用ストーブアダプターを作ろ。前は

 ≪出て来る熱量は一緒だから重量分ムダだべ≫
とか派だったけど遠赤アダプターも良いカモ..車両移動用だし。余談停電とかあったけど、灯油ファンヒーターは電力が無いと動きませんね。もしかしたら使う破目になるのかも..

思い付き画像検索でとか昔の灯油ストーブとか念頭、
←まず夕方近くの百均で材料物色。90mmサイズで揃えて見たよ。丁度てか偶然バーナーリングAYと同じ直径だね。



Chapter 9.
で組立..オールステンレス製。


茶こしは段差付けて2段重ね、サンダーで外郭切り刻んでペンチで曲げ。1時間弱/原価\330円ぐらい..

このまま茶漉しとしても、まだ使えますな.






Chapter 10.

こんな感じ。燃料は灯油。20mm位い小さすぎかな?

どうも灯油使用での予熱は、ジェネレータパイプというより、バーナーリングを十分予熱するのがコツみたい。ポンピングはそんなに追加しなくても良さげ。ラジウスとは全く違う。安定していて助かる~









Chapter 11.

電気消して見た..
効いてるかな?ビミョー~~ イマイチカモ. 90mmφじゃなく、φ10~11cm位いが良かったかな? ハカマ作って火が外に逃げない様にとかするかな..
アルコールバーナー、スベア#123用ならの寸法? 高さの方は丁度良さげ。やっぱり下に伸ばすかな..









Chapter 12.

とりあえずテットリ早く
←スソ切り目入れて落し。ハカマに整形。

ステンレス筒の横窓は明けないで縦スリット入れとかだけでもヨカッタかも。











Chapter 13.

中の茶漉し網だけで支える形になったので、上に重い物は載せられなくなったけど。火は殆ど器具内に収まった。少しマシ? 或いは放射率の高い材質、筒とかに作り変える? あと黒く塗装とか?

仕上がり重量、約80g. やりながら思ったけど、やっぱりコレ持ってけるのは山元の駐車場か天場までかな~
山中は軽量最小限で機動力優先、じゃないと疲れるし。天場で茶漉しとして使った後、コンロに乗っけて、マッタリ火に当たる」とか?



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