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2015/06/24

TLR250R、リアキャリア試作(木造..)

←久々にTLR200用のリアキャリアがオクに出てると云う事で、3000円位いかて見に行ったら、チュウコが諭吉様2枚以上! 

探してる人、多いんだなー(写真は借りもん。問題のブツの物) TLR200用ならTLR250Rと幅が同じ位い?らしいんで小改造で付きそう。オラも欲しいんだが.. やはりナンチャッテ作るしかないかなぁ. ホントの動機、ディパックツーは肩が疲れる。

見守っていると、最近部品集めし始めたっぽいヒト2人での競り合いの様な状況になり、此方はユビ咥えたままボーゼン... 

一般的なオフ車用社外品は幅が広いと足に当たってジャマ、しかしバイク用で幅が狭い奴は少ない。既にkj2などは勿論絶版。つまりは改造流用も選択肢が少ない。目的としてはメットイン位いのツーリングボックスがガチャポン付けられる程度、この際キレイな見掛けは諦めてナントカ考えますかorz.

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フェンダー周り取付部分の現状は実測で、

 シートレール取り付け部外幅151mm  ネジ穴中心~フェンダー高;59~60mm
 シートレール幅最大;17.8cm(@+13.5mm)
 シートレールパイプφ17.5mm
 取付穴中心~シート後端;11cm
 空き範囲は取付穴中心~前側:~80mm迄ぐらい、後ろ側~300mm程度。

TLR250Rのサイドカバーには丁度5mmの鉄パイプが通る位いのスキマがわざわざ作ってあるので、TLR200R同様のリアキャリアのオプションが考えられていたのではないか?なんだが。
他の事も溜まってるんだが、まずはダンボールか何かで試行錯誤しますか..


Chapter 1.

ノートに保存してある車両横写真を見ながらとりあえずラフにメモ書きからですかね。作るとしても、できるだけ軽くしないと、今までの努力が水のアワに。あと、簡単切り刻み秒殺な手とか考えないと。簡単な形状、少ない工数、安い、耐荷重は10~15Kg程度もあれば恩の字、複雑なリブ補強は溶接無しじゃ出来ないんで横荷重はナシって事で..








Chapter 2.

←で、使おうっうのはコレ、L230mm。アルミA6063不等辺Lアングル。通販で荒取りまでしてくれるっう便利な所があった。これ高さ60mm以上の範囲で手頃、灯油のポリタン程度積みたくなって来たんで欲掻いてコレ。5mm厚の厚さで最低強度確保。


...長さ610mmで1Kgにもなるんで一寸重すぎだな。穴明けまくって
軽量化するか..
天板は色々考えたが今回は「木造」でイキましょ。木ネジ留めで簡単だし。丁度パネコートの板があるし、なんか後で変えれば良いや。75x50x5mm、この状態で2本、730gにもなる。仕上がり600g以下目標ぐらい.. まずは仮当てして片方づつ、サンダーで切り刻みましょ。



参考サイト 
http://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/yokoyama_techno



Chapter 3.

いきなり切り刻んで失敗はしたくないんでまず、ダンボールで形作って見て様子見。あと溶接とか道具立てがメンド臭いのは避けたいんで、前側を留めるのにはCVケーブル用サドルの適当なサイズとか物色。それをシートパイプに巻き付ける。

←で・こんな感じかな。コレで行きますか。





Chapter 4.

で、皮手ブタレンジャー嵌めてサンダーで切り刻み。
←とりあえず荒取り。

これで計約450gまで減少。天板とか入れて600g以下になるかな? 最初、シート幅より飛び出さない様にしたけど、左右入れ替えて幅広にも出来る様に削って見た。

サブフレームに仮当てしてみるとクリップとかの間にスキマが開く。6~7mm厚にマシマシでも良かったかな? ちょっと...マ、良いや。





Chapter 5.

←穴開けまくって、365g迄減らせた。盤加工用に置いてある油圧シャーシパンチをコッソと使用。ネジと天板追加で600g切れるかな?
あとは片サドルと天板を現物合わせ、磨いてバリ取って一寸クリア塗装しますか..
天板は、25cm角位いの折り畳みプラケースか、ハードケースが良いかな/と思ったけど、適当な(安い)物が見つからなかったんでとりあえず当初のパネコート板で。組立式で企画なんで後で何か造り替えますか..

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天板、215x240mm(t12mm)に切ってとりあえず計ったら”350g 重過ぎる.. ネジ、ボルト入れたら計800g超えちゃうかもだ. とりあえず窓切り抜き290g迄削り込み。他で軽量化しても何か追加でチャラorz。一気に1Kg位い減る事でも考えないと(体重とか..)



Chapter 6.

塗装揚り。木だけど一応簡易耐水かも。パネコート板は近所の家で物置覆いに使ってて、意外と年単位保つみたいだし、様子見だな。アルミは更に穴開けまくって約350gまでダイエット。仕上りの部品重量は350+290g=640g、+クリップ、ネジボルト分は約100g。 正直言って重くなってしまうんで付けるのは厭になって来たんだが。車重ちょっとでも軽くしないと転落した時の引揚げが大変。

いずれ暫く使ってみますか. 試作みたいなモノ。土台が出来ない事にはハードケース付けたり展開ないしな。頃合いヒマ見て付け。
木造だとダサいかなぁ。次回は(あれば)その辺に埋まってるガラスエポキシFR-4基板端材とかにするかね..結構時間食うのが塗装とか接着剤の硬化待ち時間だな。

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別にボチボチ作ってるリアハンドブレーキと合わせると約1Kgの増加だよ。どっかでゴッソリ削れないか考えてみたけど昭和時代空冷市販公道用、やっぱし空冷エンジン、タイヤ(5~6Kg)とかホイル、リンク周りが結構重いか? 燃料入りタンクやポンプ取っ払えばインスタントに8Kg~程度は違うと思うけどコンペなんか予定無いしなぁ.




 フロントホイール/タイヤ類込 約7.2Kg
 三つ又 1.2Kg
 ハンドルアップアダプター 約200g
 フロントフォーク @3Kg位い
 エアクリ 約0.75Kg パイプ込み
 キャブレター 約0.6Kg
 エンジン 30.5Kg(ドライ重量カタログ値)ぐらいらしい
 アンダーガード 0.91Kg (加藤?の強化タイプの奴;1.6Kg)
 サブフレーム 1.2Kg
 フレーム重量 8.5Kg (RTL250Fは3~5Kgらしい)
 メインタンク 1.92Kg
 サブタンク 0.8Kg(ポンプナシ)
 アンコ増しシート 1.3Kg (オリジナルは480g、シートベース単体;約210g)
 リアフォーク 3.5Kg ピポットボルト込リンク別
 リアショック 2.5Kg (本体&スプリング)
 ボトムリンク 1.35Kg (ピン込) 
 リアフェンダー 570g
 純製テールAY たしか約500g   現用は約200g
 リアホイール 11~12Kg TLM220R用タイヤスプロケ類込
 アルミ鋳物ブレーキパネル 約950g (ブレーキシュー、ピン込)
 マフラー 1Kg (鉄)
 サイレンサー 2.6Kg (鉄)
 ヒートガード 150g (鉄) ⇒とりあえずトル!

註. 2016年に単体中古エンジンを入手して重量実測(オイル,スプロケ,スプロケカバー無し)

    ----約29.8Kg だった。(オイル込み整備済みだと多分約、32Kg.)


どっかで1Kg相当削れないか?そんなに簡単ではないな。50g、70g減った増えたなどと一喜一憂してる程度の状況だしな。最初の燃料タダ漏れ不調の時から大体1.6Kg位い削ってるが、余計な部品増加、バランスウェイト、今回とかの分も入れると1.5Kg位い増加かな? 仮に草コンペ用とするとメインタンク取っ払う、電装撤去とカイダックフェンダー軽量化とかで約4kg減位いかな?
とりあえず次はキックペダルストッパ(102g)とか今回のアルミ端材なんかで作るか.



Chapter 7.

7/31..
あ゛ぢ~ しぬ~ こんな事よりエアコン修理や..

取付ネジだけでも軽くするか、って頼んでたスペサル・チタンネジ(チタン2種)が来たよ。M6皿、35mmとか。ヒモ掛けにもしたいんで35mm長。長いのはあまり在庫が無かったみたい。アルミ5056のM8でも良かったかな? (藍色なのは塗りたくったネジロック) チタンて昔、初めて見た時頃よりは安くなったよね.(合計350+290g+80g=720g...)




Chapter 8.

8月も3週目..ナンダカンダ2ヶ月だったが
←ようやく付けたよ.モシカシテ世界初”木造キャリア(PAT.P)
 ”「お前はもはや只トラ車では無い」林道用カブ、完成。部品増やして木造烙印だな...ついでに工具箱も復活。只の普通のオフ車になりましたとさ.(ただの旧型車じゃね?と空耳が..)

直後最初の仕事はドンキーへの買い物チョイノリ。ハンドルに下がってるのはドンキの袋、コヒーとかカップ麺。ネックが太くて剛性高いんで、ハンドルに少々提げた所で何とも無い。コンペマシンじゃ、公道用でも流石にコレは出来ないだろ~ とりあえずママチャリ用ゴム紐つけよか。

乗って見た感じ、位置は2cm位い後ろにしとけば良かったか、ケツに角が少々当たる。車体に掴む所が増えた事になるので斜面なんかで押し易くなった。天板は”木造なんで、後は上から木ネジ打ちで箱とか追加するとか、いずれデザイン、色とかも変えるかな。天板をアルミの穴空き縞板に変えるのも良いかも。1Kg位いどこかで削れればいいんだが。


Chapter 9.

それでは
←明るい所で..

ベッタリ角度は浅い方が良かったかな? 木造の下にミニバイク用のテールとか付けて既存リアフェンダーをペラペラの軽いのに変える?
諸々5~6千円位い掛かったか。TLR200用中古最高2万円よりは安く揚ったな。でも実際着けて見ると、この上に物乗っけたら山は走れんなぁ。

暫く使った感じ幅はOKだけど、ヒモ掛かりとかで後ろにもう少し、5cm位い長いと良さげかな.. おっと今日ミラー盗まれそうになったよ。ホムセン駐車場、外しかけた所へ戻って来て難逃れた。今日は何となくアレな貧民原チャリが多いなと思ってた....コレ700円程度なんだが。この辺、柄悪いからなぁ。


Chapter 10.

ちょっといづれ天板作り替えるかな。とりあえず1cm幅広化、後ろに4cm拡大程度かな。市街地利便性ばかりだとジャマかもだけど。
とりあえずヘルメットホルダーをキャリア部分に移設。手入れ難い場所なんでネジロック塗りたくってメンテフリーに。

←こんな感じ。上移動だとジャマかもだったけど元の位置だと、チェーンの油でヘルメットの紐が汚れる。少々車体幅からはみ出すがダイジョウブだろう(多分..) 紐留めにはアルミパイプ被せて少々伸ばした。

ダンボール箱に10Kg位の荷物とか色々積んで走ってみると結構振られる感があり、やはり山道にはマズイ感。道の洗掘溝に合わせて腰振るのに結構支障な感じ。ギリギリサイズに作り過ぎたせいか荷物積むと結構窮屈、長時間は乗れないな。でも用足しスクーターとか買い足すか?なのはイイや」な程度に、市街地チョイ乗り用足しは至極便利になったよ.



Chapter 11.

とりあえず大き目前後32cmで、またもや木造製にて改築準備。飛び出してる所は簡易スライダー。コカし捲くりなんで。左はマフラーハンガー、右はメットホルダ用。モクなんで、1回ぶつけたらオワリだろうけど..
何らかの軽量素材とかあったら、また作り直すかな。コレ原形にして、コンビニ・コピー機で型紙パックアップしとくか。

今回もパネコート板の裏だけ、スプレーニスで簡易塗装。でも、重量290⇒390g⇒塗装後400g⇒追加ネジなんか込440g!!!に増加.orz  但しダメ邪魔だったら元の長さの所でカット予定。



Chapter 12.

来週後半には付けたいんで今回はヘアドライヤー利用、ナンチャッテ乾燥機で熱乾。燃えちゃわない~か廊下越し、横目で見ながら軽くフタして[中]にて30分通電してあと放置..












Chapter 13.

←付けた。こんな感じ。まだ塗膜は硬化途中な感じだけど、どうせ殆ど裏側だ。屋外で紫外線に当てた方が固まるし。木板交換の時、なんかネジがなぜかもうユルユルだったんで、接着剤塗って固めたよ。(でも次、分解出来るかな~)
もう1段硬い構造用針葉樹合板でもイイかも。両面塗装だけど。あるいは危険な香りのするマグネシウム板とか..

もう歯止め利きませんな..どんどん日常ママチャリ化。昔のパッソルとかに付いてた様なママチャリカゴでもつけるか..仕上りの部品重量は、アルミ350+木440+ネジ類80g=約870g..orz. テール▲300gとか全く帳消し..メットホルダ込みだと、約1Kg.

ちょっと問題発生.. 5~6cmばかしだけど後端高さが増えた..短足に当たりまんがな/orz

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今日は雨後ドロドロ誰も居ないかと思ったけど道、維持する草刈りのヒトが..スイマセンご苦労様です..ここの里道の”北参道”は荒れ放題、民有林かもだしなんで倒木とか切ったりは出来ないんで走るというより...なんだが結構”練習”もとい”筋トレ”になるかな。



Chapter 14.

早速買い出しに使用。
←こんな感じ.灯油ポリタン程度は積めるか?中身は冷凍食品、カップ麺とか..10キロ位い。木造+安価快削A6063材なんで耐久性はチャレンジだね。

これで里道を走ると振られてスッテンコロリン[お察しください]
スーパーカブなんかと比べて重心が高過ぎる。
(今日は上がりは全くグリップしないドロドロ路面だったけど。)

あとは何らかの車両からの流用でフェンダー軽量化か、フェンダーレス、テールランプ軽量化とかで元の重量と同じに近づけるとかか?

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ちょっと山逝って意外なメリット発見。


 1,左右レンチ通してヒモ掛けて倒木を引ける(少しなら..)>民有林?だとノコギリはマズイっすから(国有林でもマズイけど)
  (重くなっちゃうけどソレ前提にして作ってても良かったかも。もしかしてリヤカーとかも引けるか?)
 2,ケツ痛の時、後ろにずれてキャリアに座ると広くてラク。
 3,プラスチック板じゃないから下り斜面でガッツリ後ろに座って思いっきり後重できる。
  (もう少しベッタリ角度が良かったかも..)


灯油をコレで運ぶのはちょっとマズイかも..コカすとマズイし//ケーサツがポリタン、ガン見だった。よゐこは止めといた方が..たかが数百メートル、しらバッくれて使うか・・? 昔はスーパーカブとかで運ぶのは普通だったけど。買物のコロコロで運んでるジイさんが居るが、アレは避けたい。20Kg近くあるし第一、直ぐ壊れそ。それにしても木板だとポリタンがツルツル滑るんで、何か貼る様だが..



Chapter 15.

やっぱり取り付け角度、寝せ目に変更かするか.. 角度付いてると積んだポリタンの上、角が背中にガンガン刺さる。

←現物採寸、型紙作り。
サンダーで切り刻み直し..

最近、TLR200用セコハンも若干安くなって来たかもだけどマ、いいや。もう作っちゃったしな.


Chapter 16.

←で完成。少し下がった。予定より若干下がってしまったんで
木板のウラ側がフェンダーに当たる~ちょっと刳り。

次回あれば型紙で再度検討、総アルミ化かな? 暫くノーフェンダー、ナンバー無し状態だったんで車両が使えなかった..

フェンダー、シート無し重量でもリアショックがヘタって?少々下がって来た感。これも弄るのは難物..またまたギリギリ使え無くなってから考えますかぁ..約4Kg、本体2.5kg、セット長315mmと異様に短いのと、下のリンクの寸法がマタまたギリギリで、別機種からの移植が簡単ぢゃ無い.. 調べて見ると、TLM200用やヤマハのトリッカー用のが長さが近い(330mm前後)らしいんだが、ピンの太さ、スプリング(TLM用は柔らか過ぎらしい)、クワエ幅とも違うっぽいですね。

もう11月も第三週。いま今年の雪虫初見。今年も例年より早目かな。

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その後.
ヒモ掛けがイマイチ、スっこ抜け易いんで、たまたま見掛けた自転車用ブレーキキャリパーピン(M6)が好さげだったんで、色々な長さ取寄せ、20mmの奴(全長約23mm)か、25mm(全長約28mm)が好さげ。



Chapter 17.

←ヒモ掛けを変更、直アルミスリーブからチタン製耳付きピンに。(M6・全長28mmのにした) 1段短い23mm品程度でも良かったかな..アルミをSAEフレアチュービング工具で副輪を付ける加工をしても良かったかなぁ。(工具要、結構大変だけど.)









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