←光る筈のプラグキャップが全く光らず、って時点になってた時点、最悪のパターン覚悟「帰りがジゴク。延々登り坂」。ガソリンを燃やせなきゃ只の90Kgの鉄塊。orz.
←予備のCDI、元の純正の奴を準備。
全くこういう用意はしていなかったんで、コネクタやらギボシを現在の車両状態に合わせて圧着し直し。
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1日、元の純正CDI(1.5μF)で久々使用した感触、モワー~っうトルクの出方がちょっとイマイチな点かな。ハイスロ⇒遅スロになった感じ。泥地での制御性はこちらの方が良いかも。低回転酷使とかしない街乗りなら十分てな感触。あと、点火が弱いのか、少し濃い目な感触、排気がガソリン臭い。ガソリン臭いにも関わらず、アイドリングは薄い感触。
スゲー燃費が悪化、21.3Km/L程度。
まずは故障の原因を特定しないと、次のセット製作にも進めない。とりあえず整流関連、⇒異常無いっぽい
ナントカ解体、部品あたるしかない。出来れば春までには直したいもんだorz. 可能性はSCRか、コンデンサか?
←剥がしたコンデンサのリードと奥のコンデンサとのパラ接続の半田付けが弱かったらしく、ハンダ部分が簡単に取れた。
しかし完全に断線したとしても合計容量が減るだけで回路的には点火可能な筈。SCRもVgd、0.448Vあり、オカシイ程でも無い様な..コンデンサも元通り2μ有った。
そういや以前、2019年調整最終末頃に突然容量低下して焦った事有ったな。アレはこういう事か..orz. 見通しの良いセット作らないと不味い、って事か。
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SCR外してテスターに入れたら正常だった。これで予想範囲は詰み。あとはハンダ不良とかもっと面倒臭い故障しか可能性はなくなった。...とりあえず手当たり次第再ハンダ盛りして仮組、お祈りして通電か...
26.5A2/s(8.33ms⇒60Hz1/2)耐量のSCRじゃ不足だったのかと思ったが、壊れて無かった。実際に25Apk程度流れるものの、7.9μFでやってみて最大0.3~0.4mS程度として、一発あたり146~106倍の余裕の筈、上は放熱次第、最大の8μFと現コイル組の場合で、13000rpm(217Hz)まで回して電源出力低下は無いとして合計~54A2/s程度、現在でも6300~8600rpmまでは逝ける筈、実際には電圧が120~160Vに低下するし、ACGの正味電流駆動力は最大0.1~0.2A程度しかない筈なんで塩梅~23A2/s、平均で言ったら最悪でも僅か1.2A程度(推定~1.8W/s程度@13000rpm)やし楽勝な筈(実際用途、6000rpm程度しか到達し無い筈)。仕込んであるTVSも焼けてるとかは無さそう。Di、Tr、イカレていなかったんで、全く謎。とにかく再ハンダ盛り手当たり次第。
あと新問題、外した手前の実測2μF-630Vが簡単にモゲた...って事は、点火用7.7μFではなく、接触悪くて最近は5.7μFか、2μFしか効いて無かった可能性が高い。過去の実験での到達電圧や、時定数、エネルギーの値が予想と違ってた可能性がある...修復したらもう一度、一通り実験して確認しないと不味いなぁ。今の所、点火タイミングに影響する様な点の方は無さそう希望的予想、エンストする直前までは正常な感触だったんだが。
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一旦、剥がしたコンデンサ(オンボード点火用計3.2μ⇒3.69μF400V、昇圧用合計2μF-400V)、SCRを戻し、実電圧印加してみる事にする。しっかりした基板作って無かったのは不味かったなぁ。でも今、基板を発注するのは難しい様な社会情勢な様な...
8μF-25~30Apk、現在のコイルでDC-DC付きに変更した場合で、13000rpm程度まで通電可能なSCR、51~55A2/s(8~10mS)クラスの余裕、現在と同じItsm80Aクラス以上、出来ればTO-220FP、Vak~1.5V@25A(~60mΩ相当)以下、感度Igt100~150μA、Vgt1~1.2V@10mA程度、現在のMB4213で同等に駆動可能な範囲...SCR捜索。
(”∫i2dt は、サージ オン状態電流の二乗を時間で積分した値”)
5P4M 400V5A, Itsm80A, 28A2/S, 1.4V@10A-max,Igt~10mA,Tj~125℃
5P4J ,~~,Igt~200μA
3P4MH 400V3A, Itsm70A, 20A2/s, 50A/μS,1.6V@10A-max,Igt~200μA,Tj~125℃
2P4M 400V2A Itsm20A, 2.2V@4A-max,Igt~200μA,Tj~125℃
2V5P4 400V4A, Itsm50A, 50A/μS,1.4V@4A-max,Igt~100μA,Tj~125℃
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800V (TVP06B601CA)
MCR8SNG 26.5A2/s,Igt~200μA,25μA-typ,Tj~110℃,1.8V@16A-max,100A/μS (~3.87~5.2μF@~13Krpm) *Igt~65μA@-40℃
MCR8DSN 34A2/s,Igt~200μA,25μA-typ,Tj~110℃,1.8V@16A-max,100A/μS (~4.9~6.6μF@~13Krpm)
MCR12SN 45A2/s (10.6~14Krpm@8μF,13Krpm@6.5~8.8μF)、Igt ~200μA,60μA-typ,Tj~110℃,TO-220AB
MCRF12SN 45A2/s TO-220F
MCRD12SN 45A2/s DPAK-2
MCRU12SN 45A2/s DPAK-3
MCR12DSN-1G 41A2/s (9.7~13Krpm@8μF,13Krpm@5.9~8μF)Igt~200μA,15μA-typ,1.5V@25A-typ,,Tj~110℃,100A/μS,DPAK-3 *Igt~40μA@-40℃
MCR12DSNT4G DPAK-2
MCR310-10G 40A2/s(9.4~12Krpm@8μF,13Krpm@5.7~7.7μF)) TO-220AB 1.7~2.2V@20A-typ
700V
TS1220-700B DPAK-2,60A2/s(14~19Krpm@8μF),Igt~200μA,50A/μS@125℃,Tj~125℃,約1.6V@24A *1gt~360μA@-40℃
600V (TVP06B551CA)
SJ6010DS2RP 41A2/s,100A/μS@150℃,Igt100μA-typ,Tj~150℃,1.6V@20A,DPAK-2 *Igt~165μA@-40℃
SJ6010VS2TP DPAK-3
S6010VS2TP 41A2/s,100A/μS,Tj~110℃,DPAK-3
MCR12SM 45A2/s Igt~200μA,60μA-typ,100A/μS,TO-220AB
MCRF12SM 45A2/s TO-220F
MCRD12SM 45A2/s DPAK
MCR12DSM-1G 41A2/s DPAK-3
MCR12DSMT4G 41A2/s DPAK-2
MCR72-8 40A2/s TO-220AB 約1.7V@16A,Tj~110℃
TS1220-600T TO-220AB 60A2/s(14~19Krpm@8μF),Igt~200μA,50A/μS@125℃,Tj~125℃,約1.6V@24A *1gt~360μA@-40℃
←周りのシリコンをホジッて再ハンダ盛り。SCRのアノードへは25Apk以上も流れるんで、0.5mmの銅線を沿わせて直接繋ぐ加工って事で。
点火用コンデンサの配線両端の半田盛りがおかしかった事になる...いずれも大電流が流れる接続点、以前のテストで20~25Apk、こら数年でまたダメになるかも。
あと、513VのTVSも、SCRの足が刺さるパターンに直接ハンダ付けで追加。
←SCRの放熱兼、温度を確認しやすくするのに銅箔テープ貼り。
点火用計3.2μ⇒3.69μF400V、追加コネクタ先~4.7μF、合計~8.39μF
昇圧用1.5μ、追加コネクタ先0.56μ合計2.06μF-400V
あと、イグニッションコイルへの線、直接コンデンサ端子から引き出し、元線とパラ接、計2sqに増加。これで復活して呉れると助かる。他にも不調を訴える電子機器だらけやしorz.
←以前の閃絡修理品、再投入(予定)
(2.2mH:63H @1KHz)
←事前テストしたら閃絡しちまったorz.
充填で修理した反対側の内部で閃絡...イキナリ\4千円が煙りに。仕方ない...別の用意するか...
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エアギャップが約21mm以下なら正常にスパークするけど、もうダメやね。一応成績。(12.7pF容量環付きプラグキャップ付き)
2.2 6.6 8.8 9.87μF
-80V 2 7.5 11 12mm
-200V 18.5 19.5 (21mm閃絡) --
6.8~8μF程度で駆動すれば、極低速時にヨサゲ。コイル駆動効率って感触だと8μF辺りか。電圧は150~180V程度以上確保出来ればヨサゲ。以前、新品時&充填修理直後の時には2.2μ@200Vで、21~27mm飛んでたんで、2~3割ぐらい劣化してる勘定、内部で絶縁破壊は一部再充填ぐらいじゃ直んなかったみたい。
市販車のCDIをバラした範囲、1.5~2.2μF@230~270Vが一般的な駆動容量らしいんで、このコイルでも劣化してたとしても2.2μF@230V辺りでエアギャップ21mm到達する筈、完全にハズレ品赤コイル? しかし完全に短絡とかはまだしてないんで、テスト用に箱にでも入れとくかorz.
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鉄帯の容量環を外せば閃絡しないで回復するかやってみたが、エアギャップ21mm限度は向上しなかった。1回絶縁破壊して閃絡してしまったら、電界を緩和するとかしても意味無いみたい。どの途、鉄板帯が無くても実車上でフレームやハーネスに接するんで、電界の緩和は期待できない、殆ど無い筈。230V以上で高駆動容量だと閃絡は避けられなかったハズレナ奴なのではと諦め。一番最初に買った奴は、高電圧(600~800V)を印加してしまい焼損(最後の頃は同様の容量環付きだった)、で、コレ閃絡、今搭載してんのが3個目(3年目、ステンレス箔シールドだけ付属、まだ故障はしてないが)。4個目買って閉磁路改造、入れ替えか。
←組み上げ235g(M5x20 2本組込)
100Hz@、2.47mH:74.1H (x173)
1KHz@、2.14mH:67.1H (x177)
限界を試してまた閃絡すると財布に痛いんで、-80V印加だけでテスト。
(12.7pF容量環付きプラグキャップ)
2.2 6.6 8.8 9.87μF
-80V 8 11 11.5 11mm
やはり駆動には6~8μF辺りが効率ヨサゲ。経済的には6.6μF(3.3x2)、通電時間延長優先なら8.8μFかな。9μ台に入ると過剰みたい、発熱の原因になるだけかも。
前に色々やった感触、バッテリーレス車始動相当の-80Vで、4~6mm飛火すれば始動は可能、ショボいが走れる(劣化した純正コイル時実測)。8mm@-80V飛火辺りから上が街乗りマトモ感な範囲、10~12mm@-80V程度以上が丘走り低回転酷使にフィット、って感触。たぶん、2000rpm前後で全開明けとか酷使するには、純正の3~4倍の点火時間、250V以上駆動で最低20mm程度以上は飛ぶのがトラ車には必要なんじゃないかと思う。
←0.2mmパーマロイシート+0.3mmブリキ板巻き。約240g
(層間は重ねただけ。特に絶縁は無し。端で上下層接続して接地。)
100Hz 2.485mH:74.8H (x173)
1KHz 2.339mH:71.7H (x171)
*別コイルテストで、積層は必要無し、パーマロイ0.2mm厚1層だけで十分、鉄板2枚目追加するとなぜか却って若干インダクタンスが低下。(大電流での飽和は未チェック)
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12.7pF容量環付きプラグキャップ
低雑音プラグコード120mm、106Ω
-80V印加
2.2μF 4.4 5.4 6.6 7.6 8.8 9.8μF
7mm 8.5 11 9.5 12 13 12.5mm
15mm飛火するのに必要な充電電圧
2.2μF 4.4 5.4 6.6 7.6 8.8 9.8μF
165V 125 125 115 110 115 110V
19mm
190V 150 140 135 120 135 125V
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無容量プラグキャップ
硬銅線プラグコード約100mm
-80V印加
2.2μF 4.4 6.6 8.8 9.8μF
2.8~8mm 10.5 12.2 12 12mm
(なぜか不安定)
15mm飛火するのに必要な充電電圧
2.2μF 4.4 5.4 6.6 7.6 8.8 9.8μF
130V 105 100 105 100 95 95V
19mm
185V 135 135 130 125 125 125V
今回も概ね、7~8μF辺りがヨサゲ。それ以上にしても伸びが悪い、熱損失に変わってるだけかも感。あと、6.6、8.8、9.8μFの組で挿入している、4.4μFのアダプター使用時の成績だけ悪い傾向、コンデンサの性能が悪いみたい。今、テストセットに使っている松下のインバータ用高耐量品も持って来て比較したものの、微妙な差。松下のインバータ用高耐量品は良い結果の傾向、家電用一般品よりは僅かに飛んでるみたいな感触。...この辺は高価な電流プローブ使っても定量できるかどうか...高いプローブ壊すかも。
参考 https://www.jstage.jst.go.jp/article/ieejfms1990/120/7/120_7_755/_pdf
結局、コイルに巻いた鉄板の静電容量で類推17~20%電圧低下してるみたい、2.2μF@80Vの場合だけ容量環付きプラグキャップの方が短いが安定とか良く解らない結果。前回の焼損した奴とはまた違う結果だし、なんだか矛盾した奴もあるが、大体、7~8μFで駆動するのがこのコイルではヨサゲ、8μ後半以上は過剰な感じ、調達可能な組み合わせだと、3.3x2=6.6μFか、3.3+4.7=8μFあたり。あと、8μF駆動でDC-CDI化で電源安定化出来るとしたら、200V(~260V)も印加すれば十分かも。
鉄板とパーマロイシートは、どの途、隣接接触しているメインハーネスの低圧電路への誘導やら閃絡被害防止にも必要、安心パイ「保険」て感じでこのままで。過去焼損時、フカせばトルクは出ない不安定だったものの何とか帰宅は出来たしな(~4Kmぐらいだけど)。被害考えたらスマホや一品物のDC-REG破壊の方がダメージがデカいし。それにリアクタンスは僅かに増加、サイリスタのサージ電流負荷が減らせ、僅かながら平方根分は時定数が延ばせる筈。また、低充電で発生電圧が高い程、バッテリーレス車での低回転高要求電圧の時の確実性柔軟性が期待出来るのと、今迄出来るだけ時定数延ばした方が燃費やトルクに効いてたと思う。
240gと更に若干重量増は致し方が無い。今搭載中の奴は、軽量化もあって電界シールドだけ用にステンレス箔片面付けだけとかにしてた。こればっかりは軽量な磁性体とかは無いんで仕方ないか。
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参考
資料だとポリプロピレン(PP)コンデンサが最適らしい。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ieejfms1990/120/7/120_7_755/_pdf
MICROCHIPS社のアプリケーションノート
PIC16F1619/5シリーズには位相角タイマー( Angular Timer(AT))がハードコートで搭載、仮想的に回転角を作るとかCDI用に大幅にプログラムが簡略化出来るらしい。
http://ww1.microchip.com/downloads/jp/AppNotes/00001980A_JP.pdf
https://www.microchip.co.jp/download/dl_download.php/ID=17399660df745a6b64cd99d30b56a30b809e6694/
http://ww1.microchip.com/downloads/jp/AppNotes/90003143A_JP.pdf
←ようやくテストセット復旧
久々風の無い晴天、気温は18℃程度。燃費が劇悪になってたんで時間空き、寒いが急いでコイルとCDI交換、復旧。
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で、アバウト昇圧度再測定。故障するとは思わなかったんで、相変らずショボイ測定機体制。
(放電8.39μF、似非野呂爺ネオン付きプラグキャップ14pF、低雑音シリコンプラグ(ニクロム芯)コード約78Ω)
昇圧1.5μF
850rpm 1000 2000 3000 4000 5000 6000rpm
300V 330V 320V 320V 220V 210V ---
昇圧2μF
340V 360V 340V 300V 200V 180 170V
昇圧3μF
310V 340V 290V 270V 170V 160 ---
1500rpm前後での通電時間は、負側電圧相(90°相当)1発目約50μS、正側(コイルからの逆充電)約100μS、2波目1/2相程度、合計~1.5サイクル、計約~250μS。約+/-18~20Apk
とりあえず昇圧1.5μFで暫く試用。過去例での低速最適は1.68μF辺りかな。以前のテストだと1.36μF辺りが高回転まで充電を伸ばせる結果、低回転重視なら1.68μF、ACGコイル負電圧側ピーク電圧250V程度以下に抑えるには2μF辺りだったけど、とりあえず中間の1.5μで。兎に角、電圧が要るのは始動時と2500rpm辺りまでの低速全開、って事で。
スロースクリューは、1/4回転開けに変更で丁度良い感じ。乗り出しトルクがやはりノーマルCDIとは雲泥の差。冷間始動で油が硬い状態でも740rpmでアイドリング可能に復活。
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2月、やはり始動性期待で元の昇圧2μFに戻す。始動性向上。
現状テストセット冬季の冷間始動...
2~3回、放電しない程度ゆっくり空キック、回路充電と燃料送り込み
1回本気でキック
失敗したら、2~3秒待つ
始動後950rpm超えエンストした場合、回路が始動モードに戻るまで9~10秒待つ。待たないと進角し過ぎでケッチン。
測定器がショボいんでアバウトだか再実装で電流、電圧再測定、結果からSCR電流は1波目50μS分だけ、約8.4μF充電で、10000rpmでも約20A2/S相当。2波目の負電圧も同程度流れると多目に仮定で40A2/S、26A2/Sだと上限約6500rpm。でも実際には1/2程度に充電電圧低下するんで電流も減る筈、現在の耐量26A2/S上限でも13000rpmギリギリ行けるんじゃね。仮にDC-CDI化して8μFフルに電力ブチ込むとして45A2/sなら11000rpm、13000rpm迄としても、52A2/s以上あれば良いんじゃね。レブリミッタで7000~8000rpmに抑えればSCR耐量は32A2/s。仮にKR250用とかの低インダクタンス高電圧タイプのコイルに切り替えで50Apk、~20μS程度になったとして、26A2/s@13000rpm、逆に現在のコイルの放電時間と26A2/sのまま、放電用4μFまで減らせばそのままで13000rpmDC-CDI化もイケそう。(Itsm80A~)
約1400rpm、充電350V程度。
←約20Apk-放電正負計約300μS程度
これは1次側電流なんで、2次側も実際に3波先まで放電してるかどうかはわからない。車上ではACG側と接地回路を分離出来ないんで、安全確実に2次側電流を計測する方法が無い。最初の1/2相の腹3っ、300μSぐらいは逝ってそう。
SCRに通電している時間は最長約700μS先までもになるかな。700μSは、4000rpmで回転角約16.8°、約21°@5000rpm。上死点を確実に超える6666rpm以上は、充電位相に影響してるかも。やっぱし2ch以上観測出来る屋外使用可能なスコープ投入しないと詳細解らないなぁ. 現品SCRにパラで付いている回生ダイオードはPG2010(Ifsm70A-max)が1個だけだった筈、3年目で壊れないか心配になった。
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8.39μFの威力なのか、3波目でもSCRには10Apk程度は流れてる...2波まで各25A程度で26A2/sでとか、AC-CDI上限13000rpmじゃないか皮算用だったが、改めて20Apkで3波に増やして通電300μS分、平均16.6Apk@300μS、単純に方形波とみなし近似として、SCRヒューズ電流を概算..
(”∫i2dt ”サージ オン状態電流の二乗を時間で積分した値)
(今使ってるSCR、MCR8SNGのヒューズ電流上限は26A2/s)
26A2/s上限、18795rpm
最大20Apk一杯で、300μSで仮定
26A2/s上限、12999rpm
一番初期の小型コイルあたり戻して40Apk出ると仮定、~150μS仮定で
26A2/s上限、6500rpm (⇒4μFに減らせば推定~13633rpm)
...まあまあ現状部品で余裕ありそう。出来れば40~50A2/s程度あればより安心かな。
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2021年5月、15MHz帯域の少しマシなスコープ購入して再測定
交流放電時:+20(~39)A/-39.2A,8.3KHz(60μSea)
疑似直流放電時:-70A@147μS(IGコイル側+70/-68Apk)
交流放電時:+20(~33?)A/-32.2A,8.3KHz(60μSea)、正弦波状2~3サイクル。
疑似直流放電時:-70Apk@147μS(IGコイル側+70pk/-68Apk)、三角波状。
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必要耐量概算(2.2mH@8.3μF)
交流放電SCR側、半波計250μS-35Apk、方形波近似として。
(@360V@3000rpm):15.3A2/S
(@360V@12000):61.3A2/S
(@300V@12000):42.5A2/S
(@280V@12000):37A2/S
(@260V@12000):32A2/S
(@200V@12000):19A2/S
(@180V@8000):10.2A2/S
疑似直流放電SCR側、70A-80μSとして均し概算
(@360V@3000rpm):19.6A2/S
(@360V@12000):78.4A2/S
(@330V@12000):66A2/S
(@300V@12000):54.5A2/S
(@260V@12000):41A2/S
(@280V@10000):41A2/S
疑似直流放電短絡電流IGダンパーDi側、70Apk-240μSとして均し概算
(* :MUR460RL@1本で通過した回転数@電圧。)
(@360V@2400rpm):47.2A2/S *
(@300V@3000):40.8A2/S *
(@300V@12000):235A2/S
(@260V@12000):123A2/S
(@250V@12000):118A2/S
(@280V@10000):124A2/S
(@200V@12000):75.6A2/S
(@200V@4000):49.4A2/S *
(@180V@5000):24.5A2/S *
(@180V@8000):41A2/S
--------------------------
必要耐量概算(2.2mH@4.7μF軽減化)
交流放電SCR側、半波計250μS-35Apk、方形波近似として。
(@360V@3000rpm):8.7A2/S
(@360V@12000):35A2/S
(@300V@12000):24.2A2/S
(@280V@12000):21A2/S
(@280V@8000):14A2/S
(@180V@8000):5.8A2/S
疑似直流放電SCR側、70Apk-80μSとして概算
(@360V@3000rpm):11.2A2/S
(@360V@12000):44.7A2/S
(@330V@12000):37.6A2/S
(@300V@12000):31.1A2/S
(@260V@12000):23.4A2/S
(@280V@10000):23.4A2/S
疑似直流放電短絡電流IGダンパーDi側、70Apk-240μSとして概算
(@360V@3000rpm):33.6A2/S
(@360V@12000rpm):134A2/S
(@300V@12000):76.4A2/S
(@260V@12000):40A2/S
(@250V@12000):38.4A2/S
(@200V@12000):24.6A2/S
(@280V@10000):40.3A2/S
(@180V@8000):13.4A2/S
シズキのパワエレ用PPコンデンサ、カタログ抜粋メモ。
MIC-NAシリーズ
パルス負荷耐量50A@1KHz台
フット、21.5mm,26.5mm 又は、36.5mm
http://www.shizuki.co.jp/common/pdf/catalog/condenser/shizuki_SJ126_all.pdf
400V
US40Y105J 21.5 20.5 18.0mm
US40Y155J 26.5x21.0x18.5
US40Y225J 26.5x23.5x21.0
US40Y335J 26.5x27.5x25.0
US40Y475J 36.5x26.5x24.0
630V
US63Y225J 26.5x33.0x30.5
US63Y335J 36.5x32.5x30.0
----(その他、部品メモ)
TVS (CAタイプ)
Comchip
TVP06B501CA 427.5/475V 525V 5W-max/600Wpk SMB(5.5mm)
TVP06B521CA 444.6/494V 546V
TVP06B551CA 470.3/522V 577.5V
TVP06B601CA 513/570V 630V (現用)
LittalFuse
P6SMB540CA 460/513V 567V
P6SMB550CA 468/522.5V 577.5V
P6SMB600CA 512/578V 630V
ATV50C351JB-G 391/432V 567V 6.5W-max/5KWpk SMC(8mm)
ATV50C401JB-G 447/494V 648V
ATV50C441JB-G 492/543V 713V
SCRから、25~30Apk、耐圧が現在と同程度取れるMOS-FET、IGBT検討(低Rds-on 60mΩ相当以下で)
(LCXタイプとかゲート1個追加して電圧増幅必要)
LV-CMOS、TTL、BCTから直接駆動可能、耐圧600V~、Icm:30A~、70mΩ以下(~1.4V@20A)
(Pw最低5V-30A-1mS、20A~@~Vgs3.5V)
IGBT
STGB30H60DLLFBAG 600V Vcesat:~2.15V@30A(~3V@60A,41mΩ相当)、110nC, Icm:120A,Vge-on:~2.5V、FRD内蔵、TO-263(D2-PAK)
MOSFET(GaN)
TPH3205WSB 600V,63mΩ,Vgs-on:~2.6V(66mΩ相当、~3.5V@30A)、42nC,TO-247-3
TPH3212PS 650V, 85mΩ,Vgs-on:~2.6V(150mΩ相当、~3V@10A/~3.5V@20A/~4V@35A)、14.6nC,TO-220
TPH3207WS 650V, 41mΩ,Vgs-on:~2.65V(~3.5V@20A/~4V@50A)、28nC,TO-247-3
TPH3205WSBQA 600V,63mΩ,Vgs-on:~2.6V(~3.5V@20A)、42nC,TO-247-3
TPH3208PS 650V, 130mΩ,Vgs-on:~2.6V(~3V@5A/~4V@25A)、54nC,TO-220
---
フォトカプラーで電圧増幅する場合
東芝
TLP250 500ns,Io+/-1.5A 但し電源電圧10V以上必要。
TLP250H 500ns,Io+/-2.5A 但し電源電圧10V以上必要。~9.5V-UVLO機能付き。
TLP2200 400nS,C-MOSコンパチ(ファンアウト4)、Vcc4.5~20V
TLP2630 75nS TTLコンパチOC出力、Vcc4.5~5.5V (2回路入り)
Vishay (-T、-T2 でピン配が逆)
VOH1016AB Vcc3~15V、C-MOSコンパチ Vf1.3V@10mA@25℃typ PDIP6
VOH1016AD SMD-6
(SMD)
TLP2105 250nS,C-MOSコンパチ、Vcc4.5~20V (2回路入り)
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